https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

千葉県柏市の市議会が、議員による市職員へのハラスメント行為について調査した結果、150人を上回る職員がパワハラやセクハラを受けたと訴えていることがわかりました。

柏市議会は、議員によるハラスメント行為防止のために去年、検討会を設置し、先月、市職員に対して議員からハラスメント行為を受けたことがあるか、いずれも複数回答でアンケート調査を行いました。

その結果、回答した1827人のうち、157人が「受けたことがある」、316人が、「見たことがある」と答えました。

最も多かったのが、ささいなミスを長時間叱責されたり、意に沿わない対応をどう喝されたりするといったパワハラ行為が169人、次いで、彼氏や彼女がいるのかと聞かれたり、早く結婚しろと言われたりするなどして苦痛を感じるセクハラ行為が154人でした。

ハラスメントを受けた際の対応について「何もしなかった」が252人で最も多く、その理由については
▽「相談しても解決しないと思った」が177人
▽「業務に支障がでると思った」が127人
▽「我慢した方がいいと思った」が79人
▽「職場での立場が悪くなりそう」が48人でした。

市議会は、調査結果などをもとにハラスメント防止のための条例案を策定し、来月の定例会に提出する予定です。

千葉県知事「議会側から呼びかけや意識共有が必要」

柏市議会の調査結果について、千葉県の熊谷知事は、25日の定例会見で「当然許されることではないが、議員は有権者に託された役割や責務、それに公約などを実現しようという思いのあまりに、さまざまなハラスメントに至る背景があると思う。職員側は『やりすごしたほうがいいのでは』と思ってしまいやすい関係だと思うので、議会側からしっかりとハラスメントが起きないような取り組みの呼びかけや意識の共有が必要だ」と話しています。

埼玉県の不動産会社が、取引先に融資する際に会社の所有する土地を本来の価値を大きく上回る高値で買わせることで実質的に高金利で金を貸し付けたとして、社長ら3人が出資法違反の疑いで逮捕されました。
社長は容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、埼玉県草加市の不動産会社「リベレステ」の社長、河合純二容疑者(74)ら3人です。

警視庁によりますと平成30年9月から翌年の6月にかけて、東京都内の建設会社におよそ7億円を融資する際に、岐阜市広島県呉市の傾斜地など会社の所有する土地を本来の価値を大きく上回る高値で買わせることで実質的に高金利で金を貸し付けたとして、出資法違反の疑いが持たれています。

社長らは不動産の購入を融資の条件とする「抱き合わせ融資」を行っていたとみられ、中には10万円程度で手に入れた土地を数百万円以上の高値で買わせていたケースもあるということです。

警視庁は、土地の販売代金が実質的な利息にあたると判断したということで、不動産の抱き合わせ融資を出資法違反の容疑で摘発するのは全国で初めてです。

調べに対し、社長は容疑を否認し、ほかの2人は容疑を認めているということです。

警視庁は、社長らが、平成24年から8年間に、30の取引先に対し、山林などの不動産の購入を条件にあわせて62億円余りを貸し付け、違法な利息を取っていたとみて調べています。

会社は「捜査に全面的に協力し、適正に対処していく」とコメントしています。

リベレステ社長ら「正当な不動産取り引き」と説明

「リベレステ」は、埼玉県草加市に本社を置く不動産会社で、マンションの建築や分譲などを手がけ、東京証券取引所のスタンダード市場に上場しています。

会社の有価証券報告書によりますと、去年5月の決算では、60億円余りの売り上げを計上しています。

河合純二社長は、前身の会社の時代から社長を務めていて、創業者として長く経営に携わってきたということです。

会社は、コンプライアンス体制の強化などを理由に社長がことし6月で退き、相談役となることを発表していました。

ことし3月に本社や社長の自宅などが警視庁の捜索を受けたことから、会社が社長らに聞き取り調査をしていたということで、社長らは「正当な不動産取り引きで出資法違反にはあたらない」と説明していたということです。

#法律(出資法・不動産会社「リベレステ」・「抱き合わせ融資」)

ことし2月、和歌山市で留守宅に忍び込み、現金や貴金属など合わせておよそ7100万円相当を盗んだとして、元プロ野球選手や暴力団員、少年など合わせて6人が警察に逮捕されました。

逮捕されたのは、和歌山市に住むプロ野球・巨人の元選手、宮本武文容疑者(32)や、和歌山市暴力団員、加藤連容疑者(28)、それに、16歳と17歳の少年など合わせて6人です。

警察によりますと、6人は、ことし2月25日の夜から翌日の未明にかけて、和歌山市新留丁の会社役員の留守宅に忍び込み、現金およそ3300万円や貴金属が入った金庫など、合わせておよそ7100万円相当を盗んだとして、窃盗と住居侵入の疑いが持たれています。

会社役員が帰宅した際、家の中が荒らされていることに気付いたということで、警察が現場付近の防犯カメラの映像を詳しく分析するなど捜査を進めた結果、6人が事件に関わった疑いがあることが分かったということです。

警察は、6人が容疑を認めているかどうかを明らかにしていません。

#法律(窃盗罪・元巨人二軍投手・ドラフト2位)

ソニーグループはスマートフォンのカメラなどに使う半導体で世界シェアの5割を占める最大手で、熊本県菊陽町にある工場の近隣で2か所目となる新工場の建設を検討してきました。

発表によりますと会社は、熊本県合志市でおよそ27ヘクタールの用地を新たに取得するということです。

投資額は数千億円にのぼる見通しで、2025年度以降の稼働開始を目指しています。

ソニーセミコンダクタソリューションズの清水照士社長は、オンラインの説明会で「イメージセンサーの事業は、中長期で成長が期待される。成長機会を確実に捉えることで、60%のシェアを達成したい」と述べました。

そのうえで、市場の環境による増減はあるとしながらも、来年度から2026年度までの3年間で9000億円規模の設備投資を行うとしています。

また、ソニーは、これとは別に菊陽町で、台湾の半導体大手TSMCデンソーと共同で新たな半導体工場の建設を進めています。

アメリカと中国の対立を背景に、経済安全保障の一環として日本としても半導体の生産体制の強化が急がれるなか、投資の拡大の動きが一段と広がっています。

メーカー各社 九州で半導体産業へ設備投資の動き

九州では、半導体産業への設備投資の動きが広がっています。

三菱電機は、熊本県菊池市にパワー半導体の新工場を建設し、2026年4月の生産開始を予定しています。

また、熊本県合志市にある工場でも生産設備を増強し、合わせた投資額はおよそ1000億円にのぼるとしています。

半導体大手のロームは、去年、福岡県筑後市の工場を増強し、さらに最大で1700億円規模の追加投資を行う方針を明らかにしています。

半導体材料メーカーのSUMCOは、佐賀県伊万里市の工場でシリコンウエハーの生産能力を増強し、ことし後半からの稼働を目指していて、投資額は2015億円にのぼります。

▽京セラは、およそ620億円を投資して、長崎県諌早市に半導体の関連部品を生産する工場を新たに建設し、2025年度の完成を予定しています。

半導体装置メーカー大手の東京エレクトロンは、熊本県合志市の工場でおよそ300億円をかけて開発のための建屋を建設し、来年秋に完成する予定です。

九州は、半導体の生産に欠かせない水資源が豊富なことや、太陽光発電の普及などで電力の安定供給も見込まれることから、メーカー各社の間で設備投資を拡大して半導体産業を集積させる動きが活発になっています。

#アウトドア#交通