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「対局が行われたホテルに、自身の知名度を上げて日本人観光客を呼び込む狙いがあったんです」

 とは全国紙経済部記者だ。

「対局場となった『ダナン三日月』は昨年6月に開業したばかり。有名なホテル三日月グループにとって初の海外での開業で、総事業費は約120億円にのぼります。黄金風呂を設けたり、千原ジュニアを宣伝部長に起用したりと話題作りに長けた社風だけに、今回もうまいPRだと思います」

 実際に「ダナン三日月」の担当者は、メディアの取材にこう答えている。

〈ダナンでの対局については実は日本将棋連盟様に2019年にはお願いをしておりました〉

 コロナ禍でダナンでの対局はお預けとなったが、千葉県木更津市「龍宮城スパホテル三日月」が一昨年、昨年と続けて棋聖戦の会場となり、今年3月には「とちぎ将棋まつり」でもグループのホテルが使われた。

 さる観戦記者が言う。

「ダナンでの対局実現の代わりに、国内の会場提供に関して融通を利かせる条件を三日月側がのんだようです。ただその釣果は大きく、棋聖戦は2年続けて藤井の防衛戦が行われ、今回のダナンでの対局も結果的に名人奪取直後のタイトル戦となり、話題性は抜群。三日月側からすれば願ったりかなったりですよね」

 三日月側は料理長を日本から呼ぶなどこれ以上なく手厚くもてなした。

「藤井もこれに応え、ダナンが1年で最も暑い6月、日中は30度を超える中、空港に着いて感想を聞かれると“蒸し暑いですね”と漏らしながら、対局前々日の記念撮影でもスーツをきっちり着たまま。さらには現地の名所まで巡りました。対局翌日も現地観光が予定に組み込まれ、棋聖戦を中継したABEMAの密着取材も続くなど息つく暇なし。国内での対局以上に過酷な日程をこなしました」(同)

 ダナンでの対局を制し、かつ盤外のミッションまで見事に乗り切ったようだ。

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