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「前向きな一歩」
ブリンケン米国務長官は中国の習近平国家主席との会談後に北京で記者会見し、2日間の訪中により米中関係に「前向きな一歩」があったと述べた。同長官は「両国の今後のより良いコミュニケーションと関与が可能になることが私の望みであり期待だ」と発言。「これは米国と中国の国益であり、その意味で世界の利益だ」とした。さらに「ここ数日にその方向へ前向きな一歩を踏み出したと思う」と付け加えた。一方で「この関係の難しさについて幻想を抱いてはいない」とも語った。

相違が表面化
欧州中央銀行(ECB)当局者の利上げ見通しを巡る明らかな相違が表面化した。チーフエコノミストのレーン理事とスロバキアリトアニアの中銀総裁は、7月27日の次回政策判断での利上げを確実視する一方で、さらに次の9月14日にどのような行動をとるべきかについて急いで約束する必要はないとの考えを表明。これに対し、シュナーベル理事はインフレ見通しを懸念し、「引き締め不足よりは引き締め過ぎる方向に間違うべきだ」と主張した。

底入れの兆し
全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが発表した6月の住宅市場指数は55と、11カ月ぶりの高水準となった。中古住宅の在庫不足により、新築物件に対する買い意欲が引き続き高まっている。指数の上昇は6カ月連続。NAHBのチーフエコノミスト、ロバート・ディエツ氏は発表文で「建設業者の景況感が年初から引き続き緩やかに改善しており、一戸建て住宅の建設は底入れしつつある」と指摘した。

最終合意後押しか
ルノーの幹部は、日産自動車のアシュワニ・グプタ最高執行責任者(COO)が近く退社することで、資本関係見直しを巡る協議が進展すると楽観している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。日産は先週、同社ナンバー2でCOOを務めるグプタ氏が6月27日付で退社すると明らかにした。ルノーは年内の最終合意を目指しているが、関係者の1人は数週間以内に協議が急ピッチで進展し、夏の終わりまでに最終合意に至る可能性もあると語った。

厳しい結果に備えよ
欧州の銀行監督当局は、今年のストレステスト(健全性審査)の初期段階を無事に乗り切った銀行に、最終結果はより厳しくなる可能性があると警告した。ECBは金利上昇の恩恵を受けている銀行に、より信頼性のある結果を出すための調整の準備をするよう示唆したと、事情に詳しい関係者が匿名を条件に明らかにした。多くのバンカーは当局に同意せず、当局が業界に圧力をかけるためにストレステスト結果を悪くしようとしていると反論しているという。

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