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重さ4トンのだんじりが豪快に街を駆けめぐる大阪の「岸和田だんじり祭」が16日から始まりました。

岸和田だんじり祭」は五穀豊穣を願って江戸時代から300年以上続く大阪 岸和田市の伝統の祭りで、市内の各地区から34台のだんじりが参加しました。

だんじりは高さがおよそ4メートル、重さがおよそ4トンあり、ねじり鉢巻きにそろいのはっぴ姿の若者たちが、太鼓や笛などの鳴り物とともに「そーりゃ」と力強い掛け声をあげながら豪快に引き回します。

最大の見せ場は、交差点を勢いよく曲がる「やりまわし」です。

だんじりの屋根の上でうちわを持って舞う「大工方」の合図でだんじりが勢いよく曲がると、見物客からは大きな歓声が上がっていました。

大工方を務めた30代の男性は「やりまわしが決まるとみんなの笑顔が見られて、だんじりは最高です」と話していました。

また、市内から訪れた30代の女性は「暑い中みんな頑張っていて、世代を超えて一致団結しているのがこのお祭りの魅力です」と話していました。

岸和田だんじり祭」は17日も行われます。

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