袴田巌さんの再審に向け 裁判長らが面会 出廷免除など判断 #nhk_news https://t.co/XBhFQHKZxE
— NHKニュース (@nhk_news) October 6, 2023
1966年に今の静岡市清水区で一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さん(87)の再審は10月27日に静岡地方裁判所で始まります。
弁護団は袴田さんが長期間収容されていた影響で今も十分に会話ができないことから、医師の診断書を提出して出廷を免除するよう求めていて、一方、検察は「中立的な医師の診断が必要だ」などと主張しています。
これについて、審理を担当する静岡地裁の裁判長と裁判官2人の合わせて3人が出廷を免除するかどうか判断するため、9月29日に地裁浜松支部で袴田さんと面会したことが関係者への取材でわかりました。
面会は検察や弁護団、それに袴田さんの姉のひで子さん(90)も同席して行われ、袴田さんはみずからの年齢を「23歳」と述べたということです。
また、裁判長が現状について理解しているか尋ねると、袴田さんは「事件は存在しない」という趣旨の発言をしたということです。
裁判所は袴田さんの状況についての資料を10月12日までに提出するよう弁護団に求めていて、初公判の前に判断を示す見通しです。
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