https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

d1021.hatenadiary.jp

#天皇家

アメリカの通信当局、FCC連邦通信委員会は今月2日、運用が終わった人工衛星を軌道から適切に移動させて廃棄しなかったとしてアメリカの民間企業「ディッシュ」に対し、15万ドル、日本円で2200万円余りの制裁金を科しました。

FCCによりますと、ロケットの部品や運用が終わった人工衛星などのスペースデブリ、いわゆる「宇宙ゴミ」の処理を怠ったことで企業に制裁金が科されるのは今回が初めてだということです。

企業側は「対象の人工衛星は古く、FCCのルールから明確に除外されてきたものだ。さらに当局は安全上、特定の懸念があるとは指摘していない」としています。

宇宙ゴミは年々、増加していて、NASAアメリカ航空宇宙局によりますと、10センチを超えるものが2万5000個以上存在し、運用中の人工衛星に衝突するなどの懸念があります。

今回のFCCの対応は近年、宇宙ビジネスが活発になり人工衛星の数が増加する中、深刻化する宇宙ゴミの問題に歯止めをかけようというねらいがあるとみられます。

#宇宙開発(宇宙ゴミFCC連邦通信委員会「運用が終わった人工衛星を軌道から適切に移動させて廃棄しなかった」・米民間企業「ディッシュ」・15万ドルの制裁金)

アメリカ南部フロリダ州の発射施設では6日、アマゾンの試験衛星2基を搭載したロケットの打ち上げが行われました。

アマゾンは人工衛星を使ってインターネット接続がなかった地域の解消や接続環境の改善を目指す「プロジェクト・カイパー」を掲げていて、今回の打ち上げで機器の接続などを確認します。

計画では、2029年までにおよそ3200基の人工衛星を地球の上空600キロ前後の軌道に配置する予定で、来年の年末には一部のサービスを開始したいとしています。

人工衛星を使った通信サービスの分野では、イーロン・マスク氏が率いる「スペースX」が運営する衛星通信網「スターリンク」がすでに5000基を超える人工衛星を打ち上げてアメリカやヨーロッパ、日本などでサービスを開始しているほか、フランスの企業「ユーテルサット・グループ」も600基以上を打ち上げていて、アマゾンの参入で今後、この分野での競争が激しくなりそうです。

#アマゾン(「プロジェクト・カイパー」・試験衛星2基打ち上げ・ネットサービス提供へ)