ミャンマー国軍と武装勢力が一時停戦で合意、中国が仲介 https://t.co/k3nozPm8IA
— ロイター (@ReutersJapan) December 14, 2023
中国外務省は１４日、ミャンマー国軍と少数民族の武装勢力が中国の仲介で一時停戦に合意したと発表した。
国軍と少数民族側の戦闘は主にシャン州北部で行われ、隣り合う中国はかねてより懸念していた。
中国外務省の声明は、詳細には踏み込まなかった。協議は数日前から中国で行われていたとし、双方が合意やコンセンサスを履行し、最大限の自制を払い、緊張緩和へイニシアチブを取ることを望むと表明した。
外務省の毛寧報道官は「中国は、ミャンマーの当事者に戦闘をやめさせ、協議の促進に向けたゆまぬ努力を続け、情勢の鎮静化を推し進めてきた」と述べた。
ミャンマー北部での衝突や銃撃戦の回数は著しく減少しているとし「これはミャンマーの当事者の利益に資するだけでなく、中国・ミャンマー国境の安定維持にも寄与している」と述べた。
中国 “ミャンマー軍と少数民族側 一時停戦で合意”と発表https://t.co/nCx1WbZewu #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 14, 2023
ミャンマーでは、ことし10月下旬に3つの少数民族の武装勢力が東部シャン州で一斉に攻撃を開始し、民主派勢力とも連携してミャンマー軍に対する攻勢を強めてきましたが、軍は今月に入って中国の仲介で少数民族側と会談したことを明らかにしています。
こうした中、中国外務省は14日「中国の仲介によりミャンマー軍と3つの少数民族の武装勢力が中国国内で和平協議を行い、一時的な停戦と対話を維持していくことなどで合意した」と発表しました。
ただ少数民族側は13日、SNS上で軍を打倒するまで戦闘を継続する考えを強調したばかりで、これまでのところミャンマー軍と少数民族の武装勢力、いずれからも正式な発表はありません。
中国は停戦の期間など合意の詳細については明らかにしておらず、どこまで合意に実効性があるか不透明な状況です。
#ミャンマー（中国外務省「中国の仲介によりミャンマー軍と3つの少数民族の武装勢力が中国国内で和平協議を行い、一時的な停戦と対話を維持していくことなどで合意した」）
#ミャンマー（少数民族武装勢力「3兄弟同盟」「重要な進展はあったが、完全な目標を達成するにはさらに多くの時間と継続的な努力が必要だ」「われわれの献身はミャンマー国民全体とともに強いままだ」）
#東南アジア
