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総額約2兆円で買収
日本製鉄は米鉄鋼大手USスチールを1株55ドルで買収すると発表した。買収総額は約2兆円で、2024年第2四半期または第3四半期の実行を予定する。日本製鉄はUSスチールを完全子会社化する予定。買収額には新株予約権など、その他証券取得に関する支払いも含まれる。USスチール株式の15日の終値(39.33ドル)に対して40%のプレミアムを加えた価格となる。発表を受けてUSスチールの株価は急騰した。一方、全米鉄鋼労働組合(USW)は、日本製鉄によるUSスチール買収に反対を表明した。

市場の反応に困惑
シカゴ連銀のグールズビー総裁は、先週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合後に公表した四半期の経済・金利予測に対し、市場が示した反応に困惑していると述べた。CNBCとのインタビューで、米金融当局は市場がどう反応するかを考えて行動すべきではないとも語った。クリーブランド連銀のメスター総裁は、来年早期の利下げを織り込んでいる金融市場について、政策の正常化について「少し先走っている」とけん制した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューでの発言。

目標を9%上方修正
ゴールドマン・サックス・グループのストラテジスト陣は、S&P500種株価指数の2024年ターゲットを設定してからわずか1カ月で上方修正した。11月半ば時点の予想4700からさらに約9%引き上げ、5100に達すると見込む。先週の米金融当局によるハト派転換やインフレ鈍化に伴い、実質利回りは低下し、株価のバリュエーションを下支えするだろうと、デービッド・コスティン氏率いるチームがリポートで指摘。「株式はすでに前向きな経済活動を織り込んでいたが、足元ではさらに強固な見通しを反映している」と述べた。

紅海通航を一時停止
英石油大手BPは、紅海を経由する全ての輸送を一時停止する。イエメンの親イラン武装組織フーシ派による商船への攻撃が増えていることを受けた措置。こうした攻撃がエスカレートして以降、エネルギー輸送に混乱を及ぼす最も具体的な兆候だ。先週末には海運大手各社が紅海の通航を見合わせると発表していた。BPの措置は同社が所有およびチャーターする全ての船舶に適用される。これを受けて、18日の原油先物相場は上昇した。

米国で販売停止へ
アップルは特許紛争を理由にスマートウオッチ最新モデルの米国での販売を停止する。対象機種はホリデー商戦の最中で売り場から姿を消すことになる。Apple Watchの「シリーズ9」と「ウルトラ2」はオンラインストアでは12月21日から、実店舗ではクリスマスイブの24日から販売が停止される。これは血中酸素センサー搭載モデルの輸入禁止が予想されるのに先駆けた措置。同センサー搭載機を巡っては、医療機器メーカーのマシモとの間で法廷闘争となっている。

石油元売り最大手のENEOSホールディングスは、齊藤猛社長が懇親会の場で同席していた女性に酒に酔って抱きつくという不適切な行為があったとして解任したと発表しました。

ENEOSをめぐっては、去年も当時の会長が飲食店で女性に対して、性的に不適切な行為を行ったとして辞任しています。

ENEOSの発表によりますと先月末、内部通報の窓口に、齊藤社長が懇親会の席で、酒に酔った状態で女性に抱きつくという不適切な行為があったと連絡があり、調査を行った結果、事実だと認められたということです。

これを受けて、会社では、19日の取締役会で
▽齊藤社長を解任したほか
▽同席していたコンプライアンスを担当する谷田部靖副社長に対し辞任を勧告
▽同じく同席していて、女性に対し不適切な発言をした須永耕太郎常務については月額報酬の30%を3か月間、減額にすることを決めました。

谷田部氏は勧告を受け入れ、副社長を辞任したということです。

会社の社長職については、宮田知秀副社長が新体制の決定までは代行を務めるとしています。

ENEOSをめぐっては、去年8月にも当時の杉森務会長が飲食店で接客をしていた女性に対して、性的に不適切な行為を行ったとして辞任しています。

当時、齊藤社長は、決算発表の会見の場で陳謝し「万一、不祥事が起きた時には、速やかに役員の責任を明確にし、解任や報酬の不支給などの厳正な対応を図る制度を構築していく」などと述べていました。

齊藤社長の解任の理由についてENEOSは「人権尊重やコンプライアンス徹底などの取り組みの陣頭指揮を執るべき立場にあり、齊藤氏の不適切な行為は到底容認しがたく、社長としてふさわしくないと判断した」としています。

齊藤社長 社内調査に対し「度を超えた飲酒」と説明
ENEOSホールディングスの西岡社外取締役は、記者会見の中で、齊藤社長が社内の調査に対して「記憶がない」としたうえで「度を超えた飲酒をしたこと自体が問題であり、自制ができておらず、大変恥ずかしく申し訳ない」と説明していることを明らかにしました。

また「会社の組織風土に問題があったという認識か」と問われたのに対し「どちらかと言うと、会社の幹部の意識が不十分だったというところが一番の問題点だ。社員の中にそういう風土があるという問題ではないと感じている」と述べました。

社外取締役 西岡清一郎氏「2年連続で痛恨の極み」
記者会見した、ENEOSホールディングスの社外取締役を務める西岡清一郎氏は、冒頭「昨年度の元会長の不祥事に続き、2年連続で経営トップによる不適切行為がなされたことは痛恨の極みで、すべてのステークホルダーの皆さんにご迷惑をおかけすることを深くおわび申し上げる」と陳謝しました。

藤猛社長とは
ENEOSホールディングスの齊藤猛社長は61歳。

1986年に当時の日本石油に入社したあと、主に販売分野を担当し、常務や副社長などを歴任したあと、去年4月から社長をつとめていました。

経団連の環境委員長も務め、今月9日には、UAEアラブ首長国連邦のドバイで開かれた国連の気候変動対策の会議、COP28で、経団連などが主催するイベントにも出席し、日本の産業界の脱炭素に向けた取り組みをPRしていました。

#ENEOS(齊藤猛社長・解任・不適切行為)

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