イスラエル、ガザ中部に陸海空から攻撃 通信寸断で医療に支障 https://t.co/GJuFgVbnZS
— ロイター (@ReutersJapan) December 27, 2023
イスラエル軍は27日、パレスチナ自治区ガザ中部を陸・海・空から攻撃した。ヨルダン川西岸のトゥルカレムも急襲し、パレスチナ当局によると数十人が死亡した。
医療関係者によると、イスラエル軍機がガザ中部ヌセイラットで3回の空爆を行い、7人が死亡、数人が負傷した。
イスラエル軍のハレビ参謀総長は26日、イスラム組織ハマスとの闘いは何カ月も続く可能性があるとし「1週間かかったとしても、数カ月かかったとしても、われわれはハマス指導者を追い求める」と述べていた。
イスラエルへの国際的な圧力が高まる中、フランスのマクロン大統領は、同国のネタニヤフ首相と電話会談し、地域や世界のパートナーの協力を得て持続可能な停戦に向け努力する必要性を強調した。
ガザ保健省の声明によると、イスラエルが27日、ガザ地区南部ハンユニスのアル・アマル病院付近を空爆し20人が死亡したという。イスラエル軍からのコメントは現時点で得られていない。
医療関係者によると、ガザ中部メガジでは1回の空爆で5人が死亡。北部ガザ市の病院は夜間に7人の死者を確認した。
中部ブレジの東と北などで激しい戦闘が行われているとの情報もある。
イスラエル軍は今週、ガザ地区を二分する水路のすぐ南にある中部への攻撃を強化している。市民に退避を指示したが、市民からは安全な場所は残っていないとの声が出ている。
イスラエル軍は27日、ガザ地区の戦闘で3人の兵士が死亡したと発表。ガザでの死者数は10月20日の地上侵攻開始以来、合計166人になったという。
一方、ガザ保健省は、イスラエル軍の攻撃により過去24時間で195人のパレスチナ人が死亡し、325人が負傷したと発表。10月7日以降のイスラエル軍の攻撃による死者数は合計2万1110人、負傷者は5万5243人に上るという。
ガザで暮らす230万人のほぼ全てが家を追われている。
戦闘はイスラエル北部のレバノンとの国境を含む周辺地域にも広がっている。治安筋によると、イランの支援下にあるレバノンの武装組織ヒズボラは27日、これまでで最多のロケット弾と無人機による攻撃を行った。
イスラエル軍は、戦闘機がレバノンのヒズボラ軍事拠点などを標的にしたと発表した。
また、パレスチナ保健省はイスラエル軍の攻撃によりヨルダン川西岸で6人が死亡したと発表した。
イスラエル軍は武装勢力から爆発物を投げつけられる攻撃を受けたと主張。空軍機で攻撃者に対応したとした。
衝突はトゥルカレムのヌール・シャムス難民キャンプで起こった。
目撃者によると、殺害された6人は早朝に一緒に座っていたが、イスラエル軍との衝突には関与していなかったという。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・イスラエル軍ハガリ報道官「軍の部隊が地上侵攻をガザ地区中部に新たに拡大した」)
イスラエル軍 作戦拡大を発表 ハンユニスに追加部隊を展開https://t.co/zAtpOkJ3jD #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 28, 2023
イスラエル軍のハガリ報道官は27日「ハンユニスにはハマスの主要拠点があり、新たな旅団を派遣した」と述べ、ガザ地区南部の主要都市ハンユニスに追加の部隊を展開し、軍事作戦を拡大したことを明らかにしました。
また、ハガリ報道官はガザ地区中部にあるブレイジ難民キャンプでの作戦について「攻撃の3日目に入り、多くのテロリストを殺害し、インフラを破壊している」と主張していて、ハマスへの攻勢を強めているとみられます。
一方、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの間で攻撃の応酬が続いているイスラエル北部については「戦闘の拡大に備え、態勢を整えている」として、ヒズボラを強くけん制しました。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・イスラエル軍ハガリ報道官「ハンユニスにはハマスの主要拠点があり、新たな旅団を派遣した」)
イスラエル軍 ガザ南部で軍事作戦拡大 犠牲者増歯止めかからずhttps://t.co/vXJuwYQDu8 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 28, 2023
イスラエル軍のハガリ報道官は27日、新たに地上作戦を始めたガザ地区中部のブレイジ難民キャンプでの作戦について「攻撃の3日目に入り、多くのテロリストを殺害しインフラを破壊している」と主張していて、ハマスへの攻勢を強めているとみられます。
また、南部の主要都市ハンユニスについて「ハマスの主要拠点があり、新たな旅団を派遣した」と述べ、追加の部隊を展開し、軍事作戦を拡大したことを明らかにしました。
一方、ハンユニスでは27日、一般の住宅が空爆され、ガザ地区の保健当局は20人の死亡が確認されたと発表しました。
パレスチナ赤新月社は、空爆を受けた住宅は病院の近くにあったとしたうえで、現地で撮影されたとする映像をSNSに投稿しました。
映像では、負傷したとみられる子どもや男性などが救急車に運び込まれる様子や、多くの人たちで混み合う病院内でけがをした人が手当てを受けている様子が確認できます。
ガザ地区の保健当局は27日、過去24時間に195人が死亡し、これまでの死者は2万1110人に上っているとしていて、イスラエル軍が軍事作戦を拡大させる中、犠牲者の増加に歯止めがかからない状態が続いています。
“軍事的圧力を強め人質解放目指す” イスラエル経済産業相https://t.co/N2cm9JIyfT #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 27, 2023
イスラエルの与党リクードに所属する有力議員で軍事作戦の開始以降、ハマスに対する強硬な発言で知られるニル・バルカト経済産業相が27日、NHKの単独インタビューに応じました。
このなかでバルカト経済産業相は「ハマスの壊滅に力を注げば人質解放に向けた交渉も容易になり、よりよい結果が得られるだろう」と述べ、ハマスへの軍事的圧力を強めることで人質の解放を目指すというネタニヤフ政権の姿勢を強調しました。
一方で、これまでの軍事作戦でガザ地区の保健当局の発表では死者が2万人を超えたことについて「民間人に紛れているハマスに責任がある。イスラエルは民間人の命を気にかけている」と述べ、民間人に紛れてイスラエル軍に攻撃を行っているとして、ハマスを非難しました。
一方でアメリカからより小規模な作戦への移行などを求められていることについては「アメリカの支援には感謝したい。一部の問題については意見の違いがあるかもしれないが、アメリカとは戦略的に連携している。イスラエルは自分たちがどう戦うべきか理解している」と述べるにとどまりました。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・ニル・バルカト経済産業相「ハマスの壊滅に力を注げば人質解放に向けた交渉も容易になり、よりよい結果が得られるだろう」「民間人に紛れているハマスに責任がある。イスラエルは民間人の命を気にかけている」「アメリカの支援には感謝したい。一部の問題については意見の違いがあるかもしれないが、アメリカとは戦略的に連携している。イスラエルは自分たちがどう戦うべきか理解している」・NHKインタビュー)
トルコ大統領がイスラエル首相を非難“ヒトラーと変わらない”https://t.co/gZDhH5DIND #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 27, 2023
トルコのエルドアン大統領はガザ地区への軍事作戦を続けるイスラエルのネタニヤフ首相について「ヒトラーと何ら変わらない」などと述べて激しく非難しました。
これに対してネタニヤフ首相は強く反発していて、両国の関係は悪化の一途をたどっています。
トルコのエルドアン大統領は27日、首都アンカラで開かれた式典で演説し、イスラエルによるガザ地区への軍事作戦について「イスラム教徒としてわれわれはこの弾圧を止められないことを恥じている」と述べました。
その上で「ネタニヤフのしていることはヒトラーがしたことと何か違うのか。いや、何ら変わらない」と主張し、かつてユダヤ人を虐殺したナチス・ドイツのヒトラーを引き合いに出して、ネタニヤフ首相を激しく非難しました。
これに対してネタニヤフ首相は「クルド人を虐殺し、政権に批判的な記者を投獄するエルドアンがわれわれに道徳を説けるはずがない」と強く反発したうえで「イスラエル軍はエルドアンが称賛する残忍なテロ組織、ハマスと戦っている」と主張しました。
エルドアン大統領はハマスを擁護する姿勢を強調する一方、イスラエルに対しては「テロ国家だ」などと重ねて非難していて、双方が相手国に駐在する外交官を呼び戻すなど、両国の関係は悪化の一途をたどっています。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・エルドアン大統領「イスラム教徒としてわれわれはこの弾圧を止められないことを恥じている」ネタニヤフのしていることはヒトラーがしたことと何か違うのか。いや、何ら変わらない」・ネタニヤフ首相「クルド人を虐殺し、政権に批判的な記者を投獄するエルドアンがわれわれに道徳を説けるはずがない」「イスラエル軍はエルドアンが称賛する残忍なテロ組織、ハマスと戦っている」)
パレスチナ人の立ち退き「拒絶」 エジプト大統領とヨルダン国王が会談 https://t.co/LhYg1SQw5o
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) December 27, 2023
エジプトのシシ大統領とヨルダンのアブドラ国王は27日、エジプトの首都カイロで会談し、パレスチナ自治区のガザ地区とヨルダン川西岸地区に住むパレスチナ人を立ち退かせる動きに反対すると表明した。
エジプト大統領府が出した声明には、「シシ大統領とアブドラ国王はパレスチナ人の運動を終わらせる、またはパレスチナ人をその領域の外や内部で立ち退かせるいかなる試みも断固拒絶することを確認した」とある。
さらに、国際社会が実現に向けて進めるべき唯一の解決策は、戦闘を続けているイスラエル軍とイスラム組織ハマスの即時停戦と支援の発効だと強調している。
シシ大統領とアブドラ国王はまた、紛争の「公正かつ包括的な解決策」を求めた。第3次中東戦争前の1967年の国境に基づく、東エルサレムを首都とするパレスチナ独立国家の設立を解決策に含めるべきとしている。
ロイター通信は25日、エジプトの情報筋の話として、エジプトが提案した停戦案をハマスと武装組織イスラム聖戦が拒否したと報じた。
エジプトとカタールは11月に実現した、イスラエルとハマスの一時停戦の交渉で極めて重要な役割を果たした。この停戦はハマスとイスラム聖戦がガザに拘束していた人質の解放につながった<<。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・エジプト、シシ大統領・ヨルダン、アブドラ国王・会談・エジプト大統領府声明「シシ大統領とアブドラ国王はパレスチナ人の運動を終わらせる、またはパレスチナ人をその領域の外や内部で立ち退かせるいかなる試みも断固拒絶することを確認した」「国際社会が実現に向けて進めるべき唯一の解決策は、戦闘を続けているイスラエル軍とイスラム組織ハマスの即時停戦と支援の発効だ」「公正かつ包括的な解決策」「第3次中東戦争前の1967年の国境に基づく、東エルサレムを首都とするパレスチナ独立国家の設立を解決策に含めるべき」)
イスラエル北部国境状況、変わらなければ「軍が行動」=ガンツ前国防相 https://t.co/LgchdTMD3F
— ロイター (@ReutersJapan) December 27, 2023イスラエルの戦時内閣に参加しているガンツ前国防相は27日、イスラエル北部の国境を巡る状況は変わらなければならず、外交に残された時間は少ないと述べた。
ガンツ氏は記者会見で「イスラエルの北部国境の状況は変わらなくてはならない」とし、「(イスラエルの北隣の)レバノンに拠点を置く親イラン組織ヒズボラを国境から遠ざけ、イスラエル北部の住民に対する攻撃を防ぐために世界各国とレバノン政府が行動を起こさなければ、イスラエル国防軍(IDF)が行動を起こす」と述べた。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・戦時内閣ガンツ前国防相「イスラエルの北部国境の状況は変わらなくてはならない」「(イスラエルの北隣の)レバノンに拠点を置く親イラン組織ヒズボラを国境から遠ざけ、イスラエル北部の住民に対する攻撃を防ぐために世界各国とレバノン政府が行動を起こさなければ、イスラエル国防軍が行動を起こす」)
米のイラク空爆、イランや民兵組織の攻撃抑止が目的=バイデン氏 https://t.co/Xg5L0mNeX3
— ロイター (@ReutersJapan) December 28, 2023バイデン米大統領は27日、米軍が25日に実施したイラクでの空爆はイランやイランの支援を受けている民兵組織が米軍の人員や施設に対して攻撃を実施したり支援したりすることの抑止が目的と述べた。
米議会指導部に宛てた書簡で「今回の攻撃は、現在進行中の米国とパートナーに対する一連の攻撃を弱体化させ妨害すること、またイランとイランの支援を受けた民兵組織が米国の人員や施設に対してさらなる攻撃を行ったり支援したりすることを抑止することを意図したもの」と指摘。「米国は、さらなる脅威や攻撃に対処するため、必要かつ適切な行動をとる用意がある」とした。
米軍は25日、イラクで親イラン武装組織「神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ)」などの施設を空爆。同組織がイラク北部アルビルの駐留米軍基地にこの日行ったドローン攻撃で兵士3人が負傷したことに対する報復措置とした。<<
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・バイデン大統領書簡「今回の攻撃は、現在進行中の米国とパートナーに対する一連の攻撃を弱体化させ妨害すること、またイランとイランの支援を受けた民兵組織が米国の人員や施設に対してさらなる攻撃を行ったり支援したりすることを抑止することを意図したもの」「米国は、さらなる脅威や攻撃に対処するため、必要かつ適切な行動をとる用意がある」)
インド洋で攻撃受けた日本船舶 自力でインドの港到着 写真公開https://t.co/DUi6uFzKYr #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 27, 2023インド洋で航海中に無人機による攻撃を受けた、日本の会社が所有するタンカーについて、インド国防省は、このタンカーがインドの港に自力で到着したことを明らかにするとともに、攻撃で損傷した船体の写真を公開しました。
12月23日に化学製品を運んでインド洋を航海中のタンカーが、無人機による攻撃を受け、けが人はいなかったものの、一時、火災が発生する被害を受けました。
インド国防省によりますと、このタンカーは攻撃を受けたあと、インドの警備艇に護衛されながら自力で航行し、25日にインド西部のムンバイ港に到着したということで、インド海軍などが被害状況や無人機の残骸などを詳しく調べています。
インド海軍が公開した写真では、タンカーの船体に無人機の衝突による損傷があり、内部での爆発とみられる衝撃で、鉄板が外側にめくれている様子も確認できます。
タンカーについて、日本政府は、日本の会社が実質的に所有するものの、オランダの会社にリースし運航されていたとしています。
アメリカ国防総省は、攻撃はイランによるものだと指摘していますが、イランは関与を否定しています。
インド海軍は、紅海やインド洋で船舶を対象にした無人機による攻撃が相次いでいることを受けて、インド洋での抑止力強化のため、ミサイル駆逐艦3隻を現場海域の周辺に派遣し、警戒を続けるとしています。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・インド洋・ケミカルタンカー「ケム・プルート」・ムンバイ港到着・日本政府「日本の会社が実質的に所有するものの、オランダの会社にリースし運航されていた」)
攻撃されたタンカー「ケム・プルート」は25日にインドのムンバイに入港。
ハパックロイド、紅海航路「なお危険」 29日に再度評価 https://t.co/UTXcCfacak
— ロイター (@ReutersJapan) December 27, 2023ドイツの海運会社ハパックロイド(HLAG.DE)は27日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海で商船への攻撃を繰り返している情勢に関連し、スエズ運河を通るのはなお危険で、引き続きアフリカの喜望峰を回る航路を取る方針を示した。
同社の広報担当者は「引き続き状況を検討し29日に再び評価する予定だ」と述べた。
前日には27日に再開するかどうか決める方針を明らかにしていた。
海運大手マースク、スエズ運河経由の船舶数十隻を運航へ https://t.co/1OgoMjeSwg
— ロイター (@ReutersJapan) December 27, 2023デンマークの海運大手APモラー・マースク(MAERSKb.CO)は27日、今後数日から数週間の間に、スエズ運河と紅海を経由してコンテナ船を数十隻運航することを計画していると明らかにした。
イエメンの親イラン武装組織フーシ派による商船攻撃を背景にマースクやドイツのハパックロイド(HLAG.DE)など世界海運大手は今月、紅海経由の航路の利用を停止していた。この航路での運航再開の動きが一段と広がった。
南アフリカの喜望峰を経由する航路に比べて運航距離が短いスエズ運河経由に戻った場合、貨物運搬の運賃が下がる可能性がある。マースクの株価は27日の1330GMTまでに一時5%下落し、他の海運株も下げた。
マースクは24日、米国主導の多国籍部隊による商船保護を踏まえ、紅海経由の運航再開に向けて準備していると発表していた。ただ、詳細はほとんど明らかにしていなかった。
マースクは27日、数日のうちに具体的な危機管理計画を策定する可能性があり、計画を変更する可能性もあると表明した。
フランスの海運会社「CMA CGM」は26日、スエズ運河を経由する船舶の運航を増やすと発表していた。
スペイン首相、紅海の商船保護にEUの新たな枠組み提案 https://t.co/diLVP2OkEq
— ロイター (@ReutersJapan) December 27, 2023スペインのサンチェス首相は27日、海運の要衝である紅海を航行する商船をイエメンの親イラン武装組織フーシ派による攻撃から守るために、海賊に対処する欧州連合(EU)の海軍部隊を投入することには反対するとし、この問題に対応するために別の枠組みの創設を検討する用意があると述べた。
サンチェス首相は「紅海の商戦を守る対策の検討にはオープンだが、海賊対処活動に従事する欧州連合海軍部隊(ソマリア・アタランタ作戦)の枠組みの中ではない」と言及。北大西洋条約機構(NATO)とEUに対し、ソマリア・アタランタ作戦は「紅海に必要な特徴も性質もない」と伝えたと述べた。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・スペイン・サンチェス首相「紅海の商戦を守る対策の検討にはオープンだが、海賊対処活動に従事する欧州連合海軍部隊(ソマリア・アタランタ作戦)の枠組みの中ではない」「ソマリア・アタランタ作戦は紅海に必要な特徴も性質もない」)
紅海迂回で海運コスト増や遅延、サプライヤーや小売業者の重荷に https://t.co/nD9y88MYpk
— ロイター (@ReutersJapan) December 28, 2023紅海での商船攻撃を受け、サプライヤーや小売業者は世界的な海上輸送でスエズ運河を迂回する航路の確保を急いでいる。
新型コロナウイルス流行に伴う国際供給網の混乱以降、最大の試練に見舞われており、IKEA、ホームデポ(HD.N)、アマゾン (AMZN.O)など世界的な小売大手への納入が影響を受けていると物流関係者は指摘する。
スエズ運河ルートは、世界のコンテナ船貨物のおよそ3分の1が利用しているが、このルートを変更し、アフリカ南端を経由する航路に切り替えた場合、アジアと欧州北部を往復するごとに最大100万ドルの燃料費が追加でかかる見通しだ。
ウォルマート(WMT.N)などに納品している米玩具メーカーのベーシックファンは、通常は中国工場で生産した欧州向けの玩具を全てを最短ルートのスエズ運河経由で輸送しているが、長い航路で中国から英国やロッテルダムの港に玩具を輸出する方針だ。
米東海岸の港に輸出する商品についても、一部はスエズ運河ではなくパナマ運河を経由して輸出し、残りは太平洋を横断する航路で米西海岸に輸出する計画という。
ジェイ・フォーマン最高経営責任者(CEO)は「時間がかかり、コストが増える」と指摘。10月にイスラエルとハマスの紛争が始まって以降、中国─英国間の運賃はコンテナ1個当たり2倍以上の約4400ドルに値上がりしたという。
紅海では、パレスチナ自治区ガザでイスラエルと戦闘を繰り広げるイスラム組織ハマスを支援するイエメンの親イラン武装組織フーシ派が、ドローン(無人機)やミサイルによる攻撃を行っている。
スエズ運河を巡る情勢は急速に変化しており、海運大手のマースク(MAERSKb.CO)とCMA CGMは紅海での運航再開に向けた準備を進めていると明らかにしている。
ただ、スイスの物流大手キューネ・アンド・ナーゲル(KNIN.S)の海上物流担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、マイケル・アルドウェル氏は、最も影響が大きくなるのは今後6週間だろうと指摘。国際海上輸送を速やかに再編するのは容易ではなく、今回の迂回により船舶のスペースが不足するとの見方を示した。輸送に必要な空のコンテナが別の場所に滞留し、短期的に運賃価格指数が急上昇する見通しという。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・紅海迂回で海運コスト増や遅延、サプライヤーや小売業者の重荷に)
歴史学はあらゆるプロパガンダを見抜く学問なので、私はいかなるプロパガンダにも賛同しません。
— Tomoko Shimoyama (@TomokoShimoyama) December 27, 2023
morpheus氏サブアカの半蔵門インテリジェンス氏は、エルドアンから🇮🇷革命防衛隊に乗り換えですか?😅でも右手左手の行動が違うとCIA 傭兵の素性がバレますよ←エルドアン流😂https://t.co/pEoG00h2qh pic.twitter.com/iNBwNxOuBn#下山伴子「歴史学はあらゆるプロパガンダを見抜く学問」「morpheusのサブアカの『半蔵門インテリジェンス』」
池内-飯山-morpheus-原口諸氏etc..色々な方のサブアカがお忍びでこまめに情報収集や書き込みに来ているので、この際言っておきます。こうした諸氏はサイバー傭兵として情報収集していますが、日本の今後を憂う市民は全てを観察し考えています。啓蒙の流れは止められません‼️https://t.co/yJIGFm5ngc pic.twitter.com/DOx6fynXpi
— Tomoko Shimoyama (@TomokoShimoyama) December 27, 2023トランプ政権の本質は、NSA(アメリカ国家安全保障局)の軍事インテリジェンスの諜報軍人たちの「チームQ」が主導する
— 半蔵門インテリジェンス総研 (@EA_souken) December 23, 2018
アメリカの浄化と再生というミッション・インポシブル
を成し遂げるための政権です。
トランプをバカにし悪口を言うのは、敵勢力側と
無知でそれに乗せられている人々です。 pic.twitter.com/4ZAtV55HrL#半蔵門インテリジェンス「トランプ政権の本質は、NSAの軍事インテリジェンスの諜報軍人たちの「チームQ」が主導するアメリカの浄化と再生というミッション・インポシブルを成し遂げるための政権です」
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— Tomoko Shimoyama (@TomokoShimoyama) December 28, 2023
🇮🇱ネタニヤフはガザ大虐殺を始める2週間前に、イランに核攻撃を脅迫‼️
シオニスト帝国主義🇬🇧🇺🇸がナチスと共に建国した🇮🇱は、ケネディ暗殺後に核兵器製造を本格化し、矛先は🇮🇷
ネタニヤフはガザ発の🇮🇱代理戦争の目的を「中東再編」と宣言
🇮🇱と軍事協定を結んだ日本も核戦争に巻き込まれる危険‼️⚠️ pic.twitter.com/bH4XPHLrkU日本の中東イスラム研究は戦中戦後の御用学として問題を抱えつつも、真実を伝えたいと葛藤する研究者も少なくありませんでしたが、今はほぼ骨抜きにされ、シオニスト帝国主義のプロパガンダ拡散に利用されるか、限定的な専門で中東情勢にタッチしないかで、危機的状況です。人文学全体が同じ危機です。
— Tomoko Shimoyama (@TomokoShimoyama) December 27, 2023#下山伴子「日本の中東イスラム研究はほぼ骨抜きにされている」「人文学全体が同じ危機」
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・82日目②)
【随時更新】イスラエル軍 ガザ中部に地上作戦拡大 犠牲者増https://t.co/dbNO0vSIvf #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 27, 2023イスラエルの攻撃で殺害か イラン精鋭部隊幹部の国葬 報復誓うhttps://t.co/Oxc4qXWdMR #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 28, 2023イスラエルの攻撃で殺害されたとされるイランの精鋭部隊の幹部を追悼する国葬が首都テヘランで行われ、部隊のトップが報復を誓いました。中東情勢の一層の緊迫化が懸念される中、慎重な対応を求める声も出ていて、イラン政府の対応が焦点となっています。
殺害されたのはイランの革命防衛隊のムサビ准将で、長年、国外での特殊任務を担う「コッズ部隊」の軍事顧問としてシリアやレバノンで活動し、イスラエルやアメリカとの対決を掲げた武装組織の支援にあたっていたとされています。
イラン側は、今月25日にムサビ准将がイスラエルによるシリア国内へのミサイル攻撃で殺害されたとしていますが、イスラエル側は認めていません。
28日、テヘラン中心部の広場では国葬が行われ、集まった大勢の人たちがひつぎを囲んで「イスラエルに死を、アメリカに死を」と怒りの声をあげました。
演説した革命防衛隊トップのサラミ司令官は「われわれは黙っていない。ムサビ准将の殉教にふさわしい報復は、イスラエルを消し去ること以外にない」と述べ、報復を誓いました。
一方で、集まった人の中には「報復は計算された方法で行われるべきで、感情的になってはいけない」と慎重な対応を求める人もいました。
報復の応酬によって中東情勢の一層の緊迫化が懸念される中、イラン政府の対応が焦点となっています。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・イラン革命防衛隊コッズ部隊軍事顧問ムサビ准将・国葬)
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・シリア空爆・イラン革命防衛隊コッズ部隊サイード・ラジ・ムサビ上級軍事顧問・殺害・ライシ大統領声明「イスラエルはこの犯罪行為の代償を必ず払うことになる」)
イスラエル ガザ中部南部で軍事作戦 レバノン国境で緊張高まるhttps://t.co/Yq8GOKaMpX #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 28, 2023イスラエル軍は28日、制圧を進めているガザ地区北部で、この2日間にイスラム組織ハマスの掃討作戦を行い、ゲリラ戦で抵抗を続けるハマスの戦闘員を空爆したと、発表しました。
また、南部のハンユニスにはハマスの主要な拠点があるとして追加の部隊を展開させるなど、中部や南部で軍事作戦を拡大させています。
ガザ地区の保健当局は、これまでの死者が2万1110人に上っているとしていて、犠牲者の増加に歯止めがかからなくなっています。
一方、イスラエル北部のレバノンとの国境地帯では、シーア派組織ヒズボラとの間で緊張が高まっていて、イスラエル軍によりますと、26日にはレバノンにあるヒズボラの拠点を空爆したのに対し、27日には国境付近のイスラエルの2つの町にヒズボラが発射したとみられる数十発のロケット弾が着弾したということです。
北部の国境地帯についてイスラエル軍のトップ、ハレビ参謀総長は27日、「必要であれば攻撃できるよう準備する必要がある。軍と北部司令部は、高度な準備態勢にある」と述べて戦闘への備えを強調しました。
こうした中、アメリカの一部メディアは、ブリンケン国務長官が年明けからイスラエルやカタールなど中東の複数の国を訪問すると報じていて、ガザ地区でのより小規模な作戦への移行や、人質の解放などに向け各国と協議を重ねるとみられます。
イスラエル軍、ガザで大型爆弾を多用 ベトナム戦争以来の規模とも https://t.co/22N9FBrPwo
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) December 28, 2023パレスチナ自治区ガザ地区で軍事衝突が始まった今年10月7日以降の最初の1カ月間でイスラエル軍が数百発の大型爆弾を使い、多くは1000フィート(約305メートル)以上離れた住民らも死傷させる破壊力を持っていたことが28日までにわかった。
CNNとAI(人工知能)企業「シンセティック」による衛星画像などの分析で判明した。これら爆撃によって地面に刻まれた穴の直径は12メートル超で、500カ所以上にできていた。
この直径は、2000ポンド(約907キロ)爆弾が着弾した際に生じる規模と一致している。同爆弾は、米軍がイラク・モスルで以前に実行した過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦で用いたものより4倍の重さともなっている。
ISIS壊滅の作戦で米軍が2000ポンド爆弾を使ったのは1度だけともされている。同組織が「国家」樹立を宣言し、「首都」としたシリア北部ラッカに投下していた。
兵器などの専門家は、ガザでの死者数の急増は2000ポンド爆弾のような大型爆弾の広範な利用が原因と非難。ガザは地球上で人口密度が最も高い地域の一つとなっており、大型爆弾の使用は重大な人的損失などを招くと説明した。
米首都ワシントンに拠点を置く非営利団体「CIVIC」のメンバーは、ガザのような人口密集地域へ2000ポンド爆弾を落とせば、その後の地域社会の再建に数十年間要することを意味するとも主張した。同団体は、紛争が民間人に及ぼす被害を最小限にする対策などに取り組んでいる。
米国防総省の元諜報(ちょうほう)アナリストは、イスラエル軍が軍事衝突の最初の1カ月間にガザで実行した爆撃の頻度は「ベトナム戦争以来の規模だった」と分析。イラクにおける戦争と過激派掃討作戦でも今回ほどの密度に達していなかったと述べた。
軍事衝突がもたらしたガザの街並みなどが荒廃する大規模被害を受け、イスラエルはその責任を問われる国際的な圧力にさらされてもいる。強固な同盟国である米国のバイデン大統領さえ、ガザに対する「無差別爆撃」でイスラエルに非難を浴びせた。
一方で、イスラエル政府当局者は、大型爆弾の投入はガザを実効支配するイスラム組織「ハマス」を壊滅させるために必要と主張した。イスラエルは民間人の死傷者を最小限にするためあらゆる可能な措置を講じているとも反論した。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・CNN「イスラエル軍、ガザで大型爆弾を多用」)