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フランシスコ教皇は25日、バチカンのサンピエトロ広場で、恒例のクリスマスのメッセージを読み上げました。

この中で教皇は、イスラエルイスラム組織ハマスとの間で軍事衝突が続いているガザ地区の情勢について、「人質の即時の解放と、無実の民間人の犠牲を増やし続けている軍事作戦の終結を訴える」と述べ、一刻も早い停戦を求めました。

そして、「人道支援に門戸を開き、絶望的な人道状況の解決を図らねばならない」と述べ、支援の拡大が必要だと訴えました。

また、フランシスコ教皇は「ウクライナの平和を懇願する。世界中で紛争に直面している人たちに改めて思いをはせ、寄り添おう」と述べ、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに対して、戦闘の停止を呼びかけるとともに世界各地で起きている紛争の平和的な解決を訴えました。

さらに、「戦争に『ノー』と言うことは、兵器に『ノー』と言うことだ。兵器の生産や販売が増加しているときに、どうして平和について語ることができるのか」とも述べ、世界中の軍事産業が紛争を激化させていると指摘し、規制が必要だという認識を示しました。

エジプトが24日、イスラエルイスラム組織ハマスとの戦闘の終結に向けて3段階の停戦案を提示したことがわかった。複数のメディアが伝えた。イスラエルハマスが停戦案をどのように受け止めるかは不明。

イスラエル当局者はCNNの取材に対し、戦時内閣が25日に会合を開き、他の議題とともに、人質の解放を保証するための現在の取り組みについて協議を行う予定だと明らかにした。

イスラエルの2人の情報筋によれば、エジプトによる提案は、パレスチナ自治区ガザ地区ハマスに拘束されている人質の解放を確実にするものだという。CNNは独自に停戦案を入手することはできなかった。

停戦案の第1段階では、イスラエルは軍事作戦を1~2週間休止し、ハマスは女性や高齢者を含む人質40人を解放する。

第2段階には、イスラエルが収容しているハマスの戦闘員の遺体と、ハマスが収容しているイスラエル人の人質の遺体との交換が含まれる。

第3段階には、「全部対全部」の取引が含まれる。これは、イスラエルが刑務所に拘束しているパレスチナ人の囚人6000人と、ハマスが拘束している残りのイスラエル人の人質を交換するもの。交換するイスラエル人の人質の中には兵士も含まれる。

ハマスは先週、イスラエルがガザでの軍事作戦を終了するまでは、パレスチナ側は囚人の交換に関するあらゆる協議に応じないと明らかにしていた。

第3段階の合意の中には、戦争の終結イスラエル軍のガザからの撤退、ハマスと関係を持たず、米国やエジプト、カタールの支援を受けた実務者を中心とした政権をガザで樹立することが含まれる。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・エジプト、「3段階の停戦案」提示・第3段階の合意の中には、戦争の終結イスラエル軍のガザからの撤退、ハマスと関係を持たず、米国やエジプト、カタールの支援を受けた実務者を中心とした政権をガザで樹立することが含まれる)

パレスチナ自治区ガザを実効支配するハマスと、ハマスと共闘する過激派イスラム聖戦は、ガザでの権力放棄を条件にイスラエルと全面的に休戦するというエジプトの提案を拒否した。エジプトの治安筋が25日、明らかにした。

ハマス政治部門のエザット・エルラシュク氏はイスラエルによる「侵攻の完全停止がない限り交渉はありえない」と強調。イスラム聖戦の幹部も同様の見解を示した。

ハマスイスラム聖戦は仲介役を務めるエジプトの当局者らと首都カイロで別々に協議してきたが、エジプト筋によると、どちらもガザで拘束する人質のさらなる解放以上の譲歩を拒否したという。

エジプトは人質の追加解放を条件とする停戦を実施後、ガザ統治の見直しを伴う全面的な休戦を提案。選挙を実施し、ハマスに対してはメンバーの追跡や訴追をしないと保証する考えを示したが、ハマスは人質解放以外の譲歩を拒否したという。ガザにはまだ100人以上の人質が拘束されているとみられる。

関係者によると、イスラム聖戦はイスラエルの軍事作戦停止がさらなる交渉の条件だと主張し、人質交換についてもガザで拘束されている人質全員の解放の見返りにイスラエルで収監されている全てのパレスチナ人を解放することを求めている。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・エジプト、「3段階の停戦案」提示・ハマス/イスラム聖戦「人質のさらなる解放以上の譲歩を拒否」)

イスラエルのネタニヤフ首相は25日、イスラム組織ハマスとの戦闘を続けると改めて表明した。一方、パレスチナ自治区ガザの保健当局はイスラエル軍空爆で一晩で100人以上が死亡したと発表した。

ネタニヤフ氏はこの日、視察したガザ北部で「われわれは止めない。戦争はわれわれが終わりにするまで続く」と強調した。

与党議員らに対し、戦争はまだ終わっていないと述べ、イスラエルが戦闘を停止するのではないかとのメディアの憶測を否定した。

同盟国の米国は、民間人の犠牲を減らすために戦闘を別の段階に移すようイスラエルに求めている。

一方、ネタニヤフ氏は議会演説で「軍事的圧力がなければ100人以上の人質を解放することはできなかった」と主張。今後も「軍事的圧力をかけなければ全ての人質の解放には成功しないだろう」と述べた。

議場で傍聴していた人質の家族からは人質の即時解放を求める抗議の声が上がった。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・ネタニヤフ首相「われわれは止めない。戦争はわれわれが終わりにするまで続く」「戦争はまだ終わっていない」「軍事的圧力がなければ100人以上の人質を解放することはできなかった」「軍事的圧力をかけなければ全ての人質の解放には成功しないだろう」)

イスラエルのネタニヤフ首相は25日、ガザ地区北部に展開する部隊を視察しました。

ネタニヤフ首相は兵士たちを前に「誰が停止について話そうとわれわれは止まらない。戦争は最後まで続くだろう」と述べ、ハマスを壊滅させるまで軍事作戦を継続する考えを改めて強調しました。

ガザ地区では激しい戦闘が続いていて、ガザ地区の保健当局は25日、過去24時間に250人が死亡したと発表しました。

こうした中、WHOのテドロス事務局長は、70人が死亡したとされるガザ地区中部の難民キャンプへの24日の空爆で、多数の負傷者が運び込まれた病院をWHOの担当者が訪問した動画をSNSに投稿しました。

担当者は「9歳の男の子の救命措置に立ち会ったが、死の苦痛を和らげる鎮静措置しかできない状況だった。空爆や戦闘、そして不十分な医療体制によってこうした子どもたちの死を毎日、目撃している。全く受け入れがたい状況だ」と訴えています。

またテドロス事務局長は、「激化する戦闘によってガザ地区で開いている数少ない病院に耐え難いほどの負担がかかっていることを非常に懸念している」とコメントし、即時の停戦を呼びかけています。

イスラエル軍ガザ地区北部をほぼ制圧したとして、イスラム組織ハマス指導部の潜伏先とみるガザ地区南部への攻勢を強めています。

ガザ地区の保健当局は25日、過去24時間に250人が死亡し、これまでの死者は2万674人にのぼったと発表しました。

こうした中、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは25日、ハマスガザ地区トップを務めるヤヒヤ・シンワル指導者がハマスの政治部門に対し、イスラエル軍側の損害について具体的な数字を挙げて報告していたと報じ、シンワル指導者が依然として健在であることを示唆しました。

一方、イスラエルの議会では25日、人質問題の特別審議が行われ、傍聴席には人質の顔写真やプラカードなどを掲げた家族らが詰めかけました。

出席したネタニヤフ首相はこの日も「軍事的な圧力なしに人質の奪還は実現できない。私たちは勝利まで戦いをやめない」と強調しましたが、人質の家族たちからは演説中の首相に対し「いますぐ、いますぐに」と救出が難航していることへの抗議の声が上がっていました。

ガザ地区では今もおよそ130人が人質に捕らわれていて、イスラエルパレスチナの報道によりますと、解放をめぐってはエジプトの仲介で新たな交渉が模索されているということですが、ハマスの壊滅を掲げるイスラエルと完全な停戦を求めるハマスの間の溝は大きく、協議は難航しているもようです。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・人質の家族たち(演説中の首相に対し)「いますぐ、いますぐに」・NHKハマスの壊滅を掲げるイスラエルと完全な停戦を求めるハマスの間の溝は大きく、協議は難航している」)

イスラエル財務省は25日、パレスチナ自治区ガザにおけるイスラム組織ハマスとの戦闘を巡り、来年は少なくとも500億シェケル(140億ドル)の追加支出が発生し、財政赤字は従来の想定の3倍近くに膨らむとの見通しを示した。

財務省高官のイタイ・テムキン氏は国会の財務委員会に、戦闘は最短でも来年2月まで継続することを前提として、治安関連として300億シェケル、民間活動その他で200億シェケルの支出が見込まれると報告した。

これに伴って来年の財政赤字の対国内総生産(GDP)比は2,25%から5.9%に上昇し、赤字額は750億シェケル上振れて1140億シェケルになる。

テムキン氏は、赤字穴埋めには他の項目での支出削減ないし、何らかの歳入増加措置が必要になると指摘。現段階では来年3月以降も戦闘が続くとは想定していないが、今後の情勢次第で見通しを修正しなければならないとも付け加えた。

財務委員会のモシェ・ガフニ委員長は、所得税率引き上げに反対を表明した一方、銀行の余剰利益への課税や経済成長てこ入れ策は支持している。

スモトリッチ財務相は、戦争中に国民の負担を増やすことは避けるよう取り組んでいくと語った。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・イスラエル財務省高官イタイ・テムキン「財政赤字3倍近くに拡大へ」)

イスラエルがシリア首都ダマスカス郊外で25日に行った空爆により、イラン革命防衛隊のサイード・ラジ・ムサビ上級軍事顧問が死亡した。3人の安全保障関係者とイランの国営メディアが伝えた。

関係者がロイターに語ったところでは、ムサビ氏はシリアとイランの軍事協力の調整役を務めていた。

イスラエル国防省の報道官は「中東におけるこれらの外国発の報道についてはコメントしない。イスラエル軍が国家安全保障上の利益を守るための任務を担っているのは間違いない」と述べた。

イランの国営テレビは通常のニュース放送を中断し、ムサビ氏の死亡を伝えた。

ダマスカス駐在のイラン大使は国営テレビで、ムサビ氏がイスラエルのミサイルで殺害されたと明かした。

イラン革命防衛隊は「強奪者で残忍なシオニスト体制はこの犯罪の代償を払うことになる」イスラエルへの報復を示唆した。

イランの国営通信によりますと、革命防衛隊は25日、声明を出しシリアに軍事顧問として派遣していた幹部が、首都ダマスカス郊外でイスラエルのミサイル攻撃により殺害されたと発表しました。

この幹部は革命防衛隊の中でも主に国外での特殊任務を担う「コッズ部隊」に所属し、イスラエルアメリカとの対決を掲げた武装組織を支援する活動にあたっていたということです。

また、かつてコッズ部隊を率いてイラン国内で英雄視され、2020年に当時のトランプ大統領の指示を受けたアメリカ軍に殺害されたソレイマニ司令官の側近でもあったということです。

イランのライシ大統領は声明を発表し、イスラエルはこの犯罪行為の代償を必ず払うことになる」と報復を示唆しています。

革命防衛隊は今月2日にも、同じシリアでイスラエル空爆により隊員2人を殺害されたと発表していました。

イスラム組織ハマスを支援するイランは、ガザ地区で軍事作戦を続けるイスラエルとの対立を深めていて、今回の攻撃をきっかけに報復の応酬がエスカレートした場合、中東情勢がいっそう不安定化することも懸念されます。

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米軍は25日、イラク親イラン武装組織「神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ)」などの施設空爆した。同組織がイラク北部アルビルの駐留米軍基地にこの日行ったドローン攻撃で兵士3人が負傷したことに対する報復措置。当局者が明らかにした。

米軍によると、空爆は0145GMT(日本時間午前10時45分)に実施し、カタイブ・ヒズボラの複数の戦闘員を殺害し、複数の施設を破壊したもよう。

米中央軍のマイケル・クリラ司令官は空爆について声明でイラクとシリアにおける連合軍への攻撃に直接関与している勢力の責任を追及し、攻撃継続の能力を低下させる目的がある。われわれは米軍部隊を常に守る」と表明した。

国家安全保障会議(NSC)のエイドリアン・ワトソン報道官は、バイデン大統領が危険な場所に駐留する米軍兵士の保護を最優先していると述べ、駐留米軍への攻撃が続けば「米国は自ら選んだ時間と方法で行動する」と警告した。

オースティン国防長官は25日に声明を発表し、親イランの民兵組織「カタイブ・ヒズボラ」と、その関連組織が使用しているイラクの3つの施設に対し、アメリカ軍が空爆を行ったと明らかにしました。

オースティン長官は声明の中で、カタイブ・ヒズボラと関連組織は25日にアメリカ軍の部隊が駐留するイラクの基地に攻撃を行い、アメリカ軍の関係者3人がけがをし、このうち1人は重体だとしたうえで、「今回の空爆は、一連の攻撃に対する報復だ。今後もアメリカとその部隊や利益を守るためには必要な措置を取る」としています。

また、ホワイトハウスNSC国家安全保障会議のワトソン報道官は声明で、民兵組織による基地への攻撃は無人機で行われたと明らかにしました。

イスラエルイスラム組織ハマスによる一連の衝突が始まって以降、イランが支援する民兵組織は、イスラエルを支援するアメリカのイラクにある基地に攻撃を繰り返しています。

民兵組織“アメリカの占領軍に抵抗 今後も攻撃続ける”
イランの支援を受けるイラク民兵組織は25日にSNSで声明を出し、イラクなどに駐留するアメリカの占領軍に抵抗するとともに、イスラエルによるガザ地区での虐殺に報復するため、戦士たちは無人機で攻撃を行った」として、イラク北部のクルド人自治区の中心都市アルビル近郊にある基地を攻撃したと主張していました。

そのうえで声明では、今後もこうした攻撃を続けると警告しています。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・オースティン国防長官声明「親イラン民兵組織『カタイブ・ヒズボラ』と、その関連組織が使用しているイラクの3つの施設に対し、アメリカ軍が空爆を行った」「今回の空爆は、一連の攻撃に対する報復だ。今後もアメリカとその部隊や利益を守るためには必要な措置を取る」)

インド海軍は25日、週末にインド洋でケミカルタンカーがドローン(無人機)の攻撃を受けたことに対応し、「抑止力維持」のためにアラビア海に誘導ミサイル駆逐艦を数隻配備すると発表した。

攻撃されたタンカー「ケム・プルート」は25日にインドのムンバイに入港。同軍は攻撃について調査しており、爆薬の種類や量など詳細についてさらなる分析が必要とした。

国防総省は23日、同タンカーがイランから発射されたドローンの攻撃を受けたと発表。イラン外務省の報道官は25日、米国の主張を「根拠がない」として否定した。

タンカーの乗組員にはインド人21人とベトナム国籍の1人が含まれていた。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・インド海軍「週末にインド洋でケミカルタンカー『ケム・プルート』がドローンの攻撃を受けたことに対応し、抑止力維持のためにアラビア海に誘導ミサイル駆逐艦を数隻配備する」)

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#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・ペンタゴン報道担当者「インド洋で日本の会社が所有する化学製品を運ぶタンカーがイランからの無人機の攻撃を受けた」・イラン外務省キャンアニ報道官「この疑いは無意味で、われわれは完全に否定する」)

イスラエル軍は26日、ガザ地区全体で前日からの一日でハマスの部隊や拠点、それに地下トンネルの出入り口など100以上の標的に対し空爆を行ったと発表しました。

このうち、ハマスの指導部が潜伏しているとみて攻勢を強める南部のハンユニスでは、
▽地上部隊を援護するため10人以上のハマスの戦闘員を空爆で殺害したほか、
▽武器を保管する軍事拠点に向かう戦闘員を拠点ごと攻撃したなどとして空爆の様子の映像を公開しました。

これに対しハマス側は、イスラエル軍が制圧を進める北部のジャバリアで戦闘員が市街地の建物の陰に隠れながら軍の戦車に近づき、爆発物を仕掛けようとするなど、ゲリラ戦による徹底抗戦の構えを見せています。

ガザ地区の保健当局は25日、過去24時間に250人が死亡し、これまでの死者は2万674人に上ったと明らかにしていて、戦闘休止の見通しが立たない中、犠牲者が増え続けています。

一方、ネタニヤフ首相は25日、アメリカの有力紙ウォール・ストリート・ジャーナル寄稿し、和平を実現するための条件として
ハマスの壊滅
ガザ地区の非武装化
それに
ガザ地区の脱過激化の3つを挙げました。

ネタニヤフ首相としては、アメリカなど関係国が戦闘休止に向けた働きかけを続けるなか、軍事作戦を継続する正当性を強調するねらいがあるとみられます。

専門家「イスラエルは追い詰められた状態」
ガザ地区の戦況について、イスラエルパレスチナ情勢に詳しい東京大学中東地域研究センターの鈴木啓之特任准教授は、イスラエル軍は戦闘休止後の南部への地上部隊の展開を経て、ガザ地区をほぼ制圧したと分析しています。そのうえで、人質の奪還やハマス幹部の捜索のため南北それぞれで軍事作戦を続けているという見方を示しました。

鈴木特任准教授はイスラエルとしては人質を解放できず、ハマス幹部を殺害するなどの成果をあげることもできず、落としどころを探しあぐねている。このため軍事行動を強化する姿勢を示さなければならないという、いわば追い詰められた状態だ」と指摘しました。

また、先月下旬に続く新たな戦闘の休止に向けてはハマス側は、イスラエル空爆により人質が行方不明になったと主張していて、戦闘休止と引き換えに解放できる人質の数が限られている。イスラエル側は前回よりも譲歩した形で戦闘休止に応じれば、政権内に動揺を招きかねない」と述べ、交渉は容易ではないとの見方を示しました。

今後のイスラエルの出方について鈴木特任准教授は「戦闘の強化を宣言しても実際に可能かどうかは別問題だ。イスラエル側が人質の全員解放が困難だと判断した場合、ハマスの拠点の破壊などを成果として勝利を示し、戦闘の縮小を図ることが考えられる。ただ、封鎖状態が続けば、ガザ地区の住民が抱えている困難は解消されない」と懸念を示しました。

ガザ地区の戦況地図は
ことし10月7日のイスラム組織ハマスの襲撃を受けて、ガザ地区への軍事作戦に乗り出したイスラエル軍は、10月下旬に地上部隊による侵攻を開始しました。

まずは北部にある最大都市ガザ市を包囲するように部隊を展開し、ハマスの地下トンネルだとする映像を公開するなどして作戦を進めました。

人質の解放などを条件に先月24日から7日間にわたって戦闘は休止されましたが、今月1日に再開され、イスラエル軍は南部の中心都市ハンユニス周辺にも部隊を展開していきます。

アメリカのシンクタンク「戦争研究所」と「アメリカン・エンタープライズ研究所」が公開した今月24日時点の地図によりますと、イスラエル軍の地上部隊はワディ・ガザと呼ばれる川の北側の北部の広い範囲で掃討作戦を進めています。

このうち、ジャバリア難民キャンプ付近では抵抗するハマス側との戦闘が続いているとしています。

一方、南部では、ハマスの幹部が潜伏しているとしてイスラエル軍が攻勢を強めていて、地上部隊による掃討作戦の範囲は北部と比べて狭いものの、住宅などが建ち並ぶ市街地も含まれ、ハンユニス中心部にも達しています。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・イスラエル軍ハマスの100以上標的に空爆” ・ハマスはゲリラ戦による徹底抗戦の構え)
#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・ネタニヤフ首相

【随時更新】イスラエル 攻勢強めるも人質救出難航 家族が抗議https://t.co/W2OJu2KVkw #nhk_news

NHKニュース (@nhk_news) December 25, 2023

イスラム組織ハマスなどによる一般市民をねらった攻撃や誘拐について、政府は、テロ攻撃だとして強く非難し、断固認めないと強調していて、これまでにハマスの幹部ら9人の資産を凍結するなどの制裁を科しています。

26日の閣議では、日本の立場を改めて明確にし、ハマスの収入源を絶つ取り組みを強めるため、テロ活動の資金を利用できる立場にあったとみられる幹部3人を新たに資産凍結の対象に加えるなど追加制裁を科すことを了解しました。

官房長官は、閣議のあとの記者会見で「テロ資金の流れの抜け穴を作らない観点から資産凍結を実施する。今後もハマスの関係者などに対する追加指定の必要性を適切に検討していく」と述べました。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・イスラエル報復作戦「鉄の剣」・地上作戦拡大・シファ病院突入・人質解放合意・2日延長合意・6日目(午前7時まで)・さらに1日延長合意・作戦再開・南部地上侵攻開始・日本政府・追加制裁決定・ハマスの幹部3人を新たに資産凍結の対象に )

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・81日目①)