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100回の記念大会となった「箱根駅伝」の往路が行われ、青山学院大学が3区でトップに立ってそのままリードを広げて逃げきり、2年ぶり6回目の往路優勝を果たしました。

目次
《往路順位》 8位以下は16校が復路一斉スタートへ

1区 駒沢大の篠原倖太朗が2番手の創価大に23秒差でトップ

100回の記念大会となった箱根駅伝は、去年の大会で10位までに入ったシード校に予選会の上位13校の合わせて23校が出場し、往路は東京・大手町から神奈川県箱根町までの5区間、107.5キロのコースで争われました。

今シーズンの出雲全日本大学選抜駅伝と全日本大学駅伝を制し史上初の2シーズン連続大学駅伝三冠を目指す駒沢大は1区で篠原倖太朗選手がトップでたすきをつなぎました。

各チームのエースがそろう「花の2区」では2年ぶりの総合優勝を目指す青山学院大の黒田朝日選手が区間賞の走りで駒沢大との差を22秒に縮め、3区では太田蒼生選手がトップを走る駒沢大の佐藤圭汰選手に7キロすぎで追いつき、激しい競り合いを制して59分47秒の好タイムでトップに立ちました。

3区太田から4区佐藤へ笑顔でたすきリレー
雨の中のレースとなった4区でも佐藤一世選手が区間賞を獲得した青山学院大は5区の山登りでも若林宏樹選手がリードを広げてフィニッシュし、5時間18分13秒の往路新記録で2年ぶり6回目の往路優勝を果たしました。

2位は、2分38秒差で箱根駅伝連覇を狙う駒沢大、3位は、5区で山本唯翔選手が区間新記録をマークした城西大でした。

復路は3日に行われ、トップと10分以上タイム差がついた16チームが一斉スタートとなります。

《往路順位》 8位以下は16校が復路一斉スタートへ
1.青山学院大 5時間18分13秒 往路新記録
2.駒沢大   +2:38   往路新記録
3.城西大   +3:17
4.東洋大   +7:06
5.早稲田大  +7:52
6.国学院大  +8:54
7.創価大   +9:55
8.大東文化大 +10:41
9.法政大   +10:50
10.順天堂大  +12:04
↑↑(シード権圏内)↑↑
11.国士舘大 +12:07
12.帝京大  +12:10
13.中央大  +12:22
14.駿河台大 +12:38
15.山梨学院大+12:52
16.東海大  +13:20
17.立教大  +13:24
18.中央学院大+13:29
19.日大   +13:38
20.東京農業大+15:20
21.日体大  +17:22
22.神奈川大 +17:37
23.明治大  +19:08

※8位の大東文化大学以降は復路(6区)一斉スタート

1区 駒沢大の篠原倖太朗が2番手の創価大に23秒差でトップ
1区は、駒沢大の篠原倖太朗選手が2番手以下を大きく引き離してトップでたすきをつなぎました。2番手は創価大、3番手は城西大、4番手は日大と続き、レースは各チームのエースがそろう「花の2区」に入りました。
《出場選手》※当日エントリー変更選手
駒沢大 篠原 倖太朗(3年)※
区間賞◆1時間1分2秒=歴代2位=
「迷いはなく自分のペースでいこうと考えていた。ちょっと甘えてしまい歴代1位の記録は出せなかったが冷静に走ることができ後続はかなり離すことができたのでよかった」
中央大 溜池 一太(2年)
青山学院大 荒巻 朋熙(2年)
国学院大 伊地知 賢造(4年)※
順天堂大 三浦 龍司(4年)
早稲田大 間瀬田 純平(2年)
法政大 宮岡 幸大(3年)※
創価大 桑田 大輔(4年)
城西大 野村 颯斗(4年)
東洋大 九嶋 恵舜(4年)
大東文化大 西川 千青(3年)※
明治大 大湊 柊翔(1年)
帝京大 西脇 翔太(4年)※
日体大 平島 龍斗(2年)
日大 西村 翔太(4年)
立教大 林 虎大朗(3年)
神奈川大 巻田 理空(4年)
国士舘大 山本 龍神(4年)※
中央学院大 稲見 峻(1年)
東海大 兵藤 ジュダ(2年)
東京農業大 高槻 芳照(4年)※
駿河台大 レマイヤン(1年)※
山梨学院大 北村 惇生(4年)
区間記録 吉居 大和(中央大)
 1時間0分40秒(2022年)

2区 駒沢大がトップで3区へ 22秒差で青学大
各チームのエースがそろう「花の2区」は、駒沢大のキャプテン鈴木芽吹選手が安定した走りでトップを守り、3区にたすきをつなぎました。2番手には黒田朝日選手が7つ順位をあげた青山学院大が22秒差でつけていて、3番手は創価大、4番手は早稲田大が続いています。
《出場選手》※当日エントリー変更選手
駒沢大 鈴木 芽吹(4年)
中央大 吉居 大和(4年)
青山学院大 黒田 朝日(2年)※
区間賞◆1時間6分7秒
「たすきを受け取った時点では順位は分からなかったが少しでも前の選手を抜いてつなぎたいと思っていた。記録は狙っていたわけではなかったのでタイムを見て驚いた。ことしは絶対に勝てるチームだと思うのでこの流れを大切に走って欲しい」
国学院大 平林 清澄(3年)
順天堂大 浅井 皓貴(3年)
早稲田大 山口 智規(2年)
法政大 松永 伶(4年)
創価大 ムチーニ(1年)
城西大 斎藤 将也(2年)※
東洋大 梅崎 蓮(3年)
大東文化大 久保田 徹(4年)
明治大 児玉 真輝(4年)
帝京大 山中 博生(3年)
日体大 山口 廉(3年)
日大 キップケメイ(1年)
立教大 國安 広人(2年)
神奈川大 小林 篤貴(4年)※
国士舘大 カマウ(3年)
中央学院大 吉田 礼志(3年)
東海大 花岡 寿哉(2年)
東京農業大 並木 寧音(4年)
駿河台大 新山 舜心(4年)※
山梨学院大 キピエゴ(1年)
区間記録 ヴィンセント(東京国際大)
1時間5分49秒(2021年)

3区 青学大が駒沢大をかわし4秒差で4区へ
3区では、7キロ過ぎで首位に追いついた青山学院大の太田蒼生選手と駒沢大の佐藤圭汰選手が激しい競り合いを見せましたが、18キロすぎにスパートをかけた太田選手が抜け出しトップでたすきをつなぎました。駒沢大は4秒差の2番手で4区に入っています。
《出場選手》※当日エントリー変更選手
駒沢大 佐藤 圭汰(2年)
中央大 中野 翔太(4年) 
青山学院大 太田 蒼生(3年)※
区間賞◆59分47秒=区間日本選手最速記録=
「競り合いになる展開で12キロ以降はかなり苦しかったが、1時間を切ることをひとつの目標にしていたので達成できてよかった。このまま逆転優勝できるようにつないで欲しい」
国学院大 青木 瑠郁(2年)※
順天堂大 海老澤 憲伸(3年)
早稲田大 辻 文哉(4年)※
法政大 野田 晶斗(1年)
創価大 山森 龍暁(4年)
城西大 キムタイ(2年)※
東洋大 小林 亮太(3年)※
大東文化大 入濱 輝大(2年)
明治大 杉 彩文海(4年)
帝京大 柴戸 遼太(2年)
日体大 漆畑 徳輝(4年)※
日大 安藤 風羽(3年)※
立教大 馬場 賢人(2年)
神奈川大 馬場 賢人(2年)
国士舘大 生駒 直幸(2年)※
中央学院大 伊藤 秀虎(4年)※
東海大 鈴木 天智(2年)※
東京農業大 長谷部 慎(4年)
駿河台大 古橋 希翁(1年)
山梨学院大 高木 翔瑛(4年)
区間記録 ヴィンセント(東京国際大)
59分25秒(2020)

4区 首位青学大は3区間連続の区間賞 駒沢との差拡大
雨が強まる中でのレースとなった4区では、首位を走る青山学院大の佐藤一世選手が駒沢大の山川拓馬選手を序盤から大きく引き離し、たすきをもらった時点で4秒だった差を1分27秒に広げました。トップと3分35秒差の3番手には城西大が4番手には東洋大が5番手には国学院大が続き、レースは往路の最終区間の5区に入りました。
《出場選手》※当日エントリー変更選手
駒沢大 山川 拓馬(2年)※
中央大 湯浅 仁(4年)※
青山学院大 佐藤 一世(4年)
区間賞◆1時間1分10秒
「去年の12月に体調崩し練習ができなかったので、走る前は不安だったが仲間に支えられ心が折れることなく乗り切ることができた。区間賞も達成できほっとしている。最後の箱根で全力を出しきろうと思っていたのでタイムがついてきてよかった。最後は仲間が笑顔でフィニッシュテープを切ってくれるのを待ちたい」
国学院大 辻原 輝(1年)
順天堂大 吉岡 大翔(1年)※
早稲田大 石塚 陽士(3年)※
法政大 小泉 樹(3年)※
創価大 野沢 悠真(2年)
城西大 山中 秀真(4年)
東洋大 松山 和希(4年)※
大東文化大 西代 雄豪(3年)※
明治大 森下 翔太(2年)※
帝京大 末次 海斗(4年)
日体大 大森 椋太(4年)
日大 久保 昇陽(4年)
立教大 中山 凜斗(4年)※
神奈川大 宮本 陽叶(2年)※
国士舘大 西田 大智(3年)※
中央学院大 黒岩 勇禅(2年)※
東海大 野島 健太(3年)
東京農業大 原田 洋輔(2年)
駿河台大 東泉 大河(2年)※
山梨学院大 和田 瑛登(1年)※
区間記録 ヴィンセント(東京国際大)
1時間0分0秒(2023)

注目
5区 青学大が往路優勝 城西大 山本唯翔が自らの区間記録更新
青山学院大学が2年ぶり6回目の往路優勝を果たしました。2位は箱根駅伝連覇を目指す駒沢大、3位は城西大でした。去年の大会で1時間10分4秒の区間記録をマークした城西大の山本唯翔選手は、自らの区間記録を50秒近く更新しました。
《出場選手》※当日エントリー変更選手
駒沢大 金子 伊吹(4年)
中央大 山崎 草太(1年)
青山学院大 若林 宏樹(3年)
国学院大 上原 琉翔(2年)
順天堂大 石井 一希(4年)
早稲田大 工藤 慎作(1年)
法政大 細迫 海気(4年)
創価大 吉田 響(3年)
城西大 山本 唯翔(4年)
区間新記録◆1時間9分15秒
東洋大 緒方 澪那斗(2年)※
大東文化大 菊地 駿介(4年)
明治大 吉川 響(2年)
帝京大 尾崎 仁哉(2年)
日体大 三好 紘生(4年)
日大 大橋 優(3年)
立教大 山本 羅生(3年)※
神奈川大 大泉 真尋(4年)※
国士舘大 山本 雷我(4年)
中央学院大 柴田 大輝(3年)
東海大 喜早 駿介(4年)
東京農業大 吉村 颯斗(4年)
駿河台大 倉島 啓人(2年)
山梨学院大 弓削 征慶(2年)
区間記録 山本 唯翔(城西大)
1時間10分4秒(2023)

出場校(23校)
(シード校:10校)
1.駒沢大 2.中央大 3.青山学院大 4.国学院大 5.順天堂大 6.早稲田大 7.法政大 8.創価大 9.城西大 10.東洋大
(予選会通過校:13校=予選会成績順)
1.大東文化大 2.明治大 3.帝京大 4.日体大 5.日大 6.立教大 7.神奈川大 8.国士舘大 9.中央学院大 10.東海大 11.東京農業大 12.駿河台大 13.山梨学院大

箱根駅伝 2013年以降の総合優勝(往路/復路 優勝校)】
2024年  - (青山学院大/-)
2023年 駒沢大(駒沢大/駒沢大)
2022年 青山学院大青山学院大/青山学院大
2021年 駒沢大(創価大/青山学院大
2020年 青山学院大青山学院大/東海大
2019年 東海大東洋大/青山学院大
2018年 青山学院大東洋大/青山学院大
2017年 青山学院大青山学院大/青山学院大
2016年 青山学院大青山学院大/青山学院大
2015年 青山学院大青山学院大/青山学院大
2014年 東洋大東洋大/東洋大
2013年 日体大日体大/駒沢大)

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