アルゼンチン主要労組が12時間ゼネスト突入 緊縮財政に反対 https://t.co/XptUub1aVf
— ロイター (@ReutersJapan) January 25, 2024
アルゼンチンの主要労働組合が24日、ミレイ政権の緊縮財政政策や改革に反対する12時間のゼネストを開始した。首都ブエノスアイレスでは何万人もの労働者が集結してデモを行った。
ゼネストは労組を取りまとめているアルゼンチン労働総同盟(CGT)が主導。ミレイ政権の歳出削減や国営企業の民営化計画に反対している。
デモに参加した労組幹部は「政権の歳出削減は最初に労働者を直撃する。政権の労働改革は労働者の権利を剥奪する狙いだ」と述べた。
現地時間正午に始まったゼネストにより、交通機関や銀行、公共サービスに影響が出ている。航空会社は何百もの便を欠航にした。
CGTは既に、ミレイ政権が打ち出した労働関係の一部措置の差し止めを求める訴訟を起こしている。
だがミレイ政権は改革を断行すると表明。ブルリッチ治安相はX(旧ツイッター)に「いかなるストも改革を止められない。われわれを脅かす脅威は存在しない」と投稿した。
#アルゼンチン(主要労組が12時間ゼネスト突入・ミレイ政権の緊縮財政に反対)
アルゼンチン 先月発足のミレイ政権の改革に抗議のストライキhttps://t.co/9M5EacIo8X #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 25, 2024
アルゼンチンでは、年率200%を上回るインフレなど深刻な経済状況が続いています。
このため、先月発足した右派のミレイ政権は、国営企業の民営化や補助金の削減などの改革を相次いで打ち出しています。
これに対してアルゼンチン国内の労働組合は激しく反発していて、24日、一斉ストライキを行いました。
首都ブエノスアイレスでは、数万人規模の労働組合のメンバーが市内をデモ行進したあと、国会前で大規模な集会を開き、ミレイ政権への抗議の声を上げていました。
集会に参加した教員の女性は「ミレイ氏は何もかも民営化し、国を売り飛ばそうとしている」などと憤りをあらわにしていました。
ストライキの影響で24日には、アルゼンチン国内を発着する航空便およそ300便が欠航したほか、銀行の営業などにも影響が出ていて、ミレイ政権は早くも試練に直面しています。
#アルゼンチン(大規模抗議集会・参加教員女性「ミレイ大統領は何もかも民営化し、国を売り飛ばそうとしている」)
#アルゼンチン(ミレイ大統領・J_Sato「中央銀行廃止論者らしいので期待していたが、がっかり。グローバリストの走狗でしかない」)
#中南米