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北朝鮮は、朝鮮半島西側の黄海で戦略巡航ミサイルの発射訓練を30日実施したと発表しました。北朝鮮はこの1週間で巡航ミサイルを3回発射していて、戦術核弾頭の搭載を想定した巡航ミサイルを即時に発射できる態勢をアピールしています。

北朝鮮は、朝鮮半島西側の黄海で、戦略巡航ミサイル「ファサル2型」の発射訓練を30日実施したと、31日国営の朝鮮中央通信を通じて発表しました。

発射したミサイルの数や飛行距離などは発表していません。

韓国軍は、北朝鮮が30日午前、黄海に向けて巡航ミサイル数発を発射したと明らかにしていて、このミサイルを指すとみられます。

北朝鮮は戦術核弾頭の搭載を想定した、低空で長時間飛行できる巡航ミサイルの発射を繰り返していて、去年2月と3月にも「ファサル2型」を発射しています。

このときは最長で2000キロの距離を2時間以上飛行したとしていて、専門家は、日本にあるアメリカ軍の基地への攻撃も想定していると指摘しています。

また、北朝鮮は1月24日に新型の戦略巡航ミサイル「プルファサル」の発射実験を、28日には潜水艦からこのミサイルを発射するための実験を実施したとしていて、この1週間で巡航ミサイルを3回発射しています。

今回の訓練は、軍の迅速な反撃態勢を確認し、打撃能力の向上につながったとしていて、発射手段の多様化に加え、巡航ミサイルを即時に発射できる態勢をアピールしています。

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潜水艦から発射する新型の戦略巡航ミサイル「プルファサル」の発射実験

韓国に駐留するアメリカ軍は、朝鮮半島西側の黄海上空を飛行していたF16戦闘機1機が墜落したと発表しました。韓国駐留のアメリカ軍では、F16戦闘機の墜落が去年から相次いでいます。

韓国に駐留するアメリカ軍によりますと、31日朝8時40分ごろ、中部クンサン(群山)の空軍基地に所属するF16戦闘機1機が、朝鮮半島西側の黄海の上空を飛行していたところ墜落したということです。

パイロットは緊急脱出したあとで救助され、意識はあるということです。

韓国メディアによりますと、戦闘機が墜落した海域にはアメリカ空軍と韓国空軍が爆撃訓練に利用している島があるということです。

アメリカ軍は墜落した経緯を調べています。

韓国に駐留するアメリカ軍のF16戦闘機をめぐっては、去年5月に中部ピョンテク(平沢)で農地に墜落したほか、12月にも黄海に墜落するなど去年から墜落が相次いでいます。

韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は、31日に開かれた安全保障に関する会議で、ことし4月の総選挙を前に、北朝鮮軍事境界線付近での威嚇やサイバー攻撃など、さまざまな挑発を行うことが予想されると指摘し、対応に万全を期す考えを強調しました。

会議の中で、ユン・ソンニョル大統領は、北朝鮮について「世界で唯一、核の先制使用を法制化した非理性的な集団だ。最近はロシアと武器取り引きを行うなど、国際法や国連安全保障理事会の決議を露骨に無視している」と指摘したほか、北朝鮮巡航ミサイルの発射や海上での砲撃を繰り返したことを厳しく批判しました。

そのうえで、韓国でことし4月に総選挙が行われることに触れ「重要な政治日程がある年には、北は常に社会のかく乱や挑発を敢行してきた。ことしも軍事境界線付近での威嚇や無人機の侵入、偽情報の流布、サイバー攻撃など、選挙への介入も含めたさまざまな挑発が予想される」と述べ、対応に万全を期す考えを強調しました。

会議には、政府や自治体、軍、警察などの関係者が出席し、北朝鮮による攻撃があった場合を想定した国民保護対策などについても議論されたということです。

北朝鮮キム・ジョンウン金正恩)総書記はことしに入って、韓国を「主な敵」と呼び、「戦争を避ける考えは全くない」と対決姿勢を強調していて、ユン政権としては、あらゆる挑発行為に備えて対策を講じていく構えです。

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