https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

中国では今週、国内各地から数千人の代表者が首都・北京に集合し、中国で最も著名な例年の政治行事「両会」が開幕する。そこでは、中国の指導層が今後1年間、世界第2位の経済大国をどのようにかじ取りするのかを示すほか、直面する課題に対して深まる懸念を払しょくしようとするとみられる。

国政への助言機関である全国政治協商会議と、中国の国会に相当する全国人民代表大会全人代は合わせて両会と呼ばれる。

いずれの集まりも主に儀礼的なものではあるが、今年は重要性が高まっている。中国経済が、不動産分野の危機をはじめ、地方政府の多額の債務、デフレ、株式市場の落ち込み、米国とのハイテク分野での摩擦などによって動揺しており、世界の先進大国になるという目標を達成する前に中国が勢いを失うのではないかとの疑問が高まっているためだ。

経済的な痛みが中国国内での不満を高めるなか、習近平(シーチンピン)国家主席に注目が集まっている。

習氏は1年前、経験だけではなく忠誠心によって選ばれたとみられる当局者を指導部に起用し、異例の3期目に入った。

中国では、新型コロナウイルス後の景気回復が期待されたもののまだ完全には実現していないほか、若年層は職探しで苦慮し、投資家は市場での損失と格闘し、中小企業の経営者は事業を維持しようと取り組んでいる。こうしたなか、習政権が目指す方向性に対して懐疑的な見方が強まっている。

シンガポール国立大学東アジア研究所の専門家は、中国政府は今回の両会を通じ、中国経済に問題はなく、正しい軌道に乗っているとのメッセージを送りたいと考えていると指摘。3期目となった習政権については多くの疑問が出ているものの、同政権やナンバー2である李強(リーチアン)首相率いる政府に経済問題に対処する能力があることを示したいと考えているとの見方を示した。

在フィリピン中国大使館は3日の声明で、フィリピンのホセ・マヌエル・ロムアルデス駐米大使の南シナ海を巡る最近の発言について、「基本的な事実を無視している」と強く非難した。

声明は、ロムアルデス氏の発言は「南シナ海問題を不用意に誇張しており、憶測であり、中国に対する悪意ある中傷だ」と反発。同氏は中国脅威論や被害妄想の拡散をやめて、「他国の代弁者としての行動」を控えるべきだとした。

ロムアルデス氏は2月28日、米国は南シナ海問題と台湾問題を大きな懸念と見なしているが、小競り合いが実際に起きていることを考えると、「本当の火種」は西フィリピン海南シナ海)だとの認識を示した。

中国とフィリピンの間では南シナ海における一連の衝突を巡り非難の応酬が起きており、緊張が高まっている。

d1021.hatenadiary.jp

#東南アジア

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

d1021.hatenadiary.jp