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フィリピンの国防省は14日、西部のパラワン島からいずれも西に200キロ余り離れた南シナ海の2つの海域に、中国船が多く集まっていると発表しました。

この2つの海域は、いずれもフィリピンの排他的経済水域にあり、フィリピン軍によりますとことし9月以降、4か月間にわたり平均して40隻余りの中国船が活動しているということです。

フィリピンのファウスティーノ国防相代行は声明を発表し「われわれは対話にオープンだが、主権を侵害し地域の平和と安定を損なうような活動は容認できない」と非難しました。

南シナ海では去年も一時、200隻を超える中国船が集まって両国の外交問題となったほか、先月には中国の打ち上げロケットの一部と見られる浮遊物の回収をめぐりフィリピン海軍が中国側に奪われたと主張しました。

フィリピンのマルコス大統領は、来月中国を訪れて習近平国家主席と首脳会談を行うことにしていて、南シナ海の領有権問題の扱いが大きな焦点となっています。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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