https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

西アフリカ・ニジェールの国営放送RTNは11日、ロシアが「最新鋭防空システム」の提供につながる軍装備品をニジェールに引き渡したと報じた。

RTNによると、今回の装備品は10日、ロシアの軍事教官100人とともにニジェールの首都ニアメに到着した。軍事教官は防空システムの設置やニジェール軍の訓練に当たる予定。
ロシア国営メディアのRIAノーボスチも12日早朝、ロシアの軍事教官が「現地部隊の訓練やテロとの戦いのため」到着したと伝えた。

RIAノーボスチの特派員は12日、「これはロシアがアフリカに戻ってきたことを意味する」と現地からリポート。北大西洋条約機構NATO)の兵員が中部アガデスへの乗り継ぎ便を利用する目的でニアメ入りしたとも伝えた。アガデスには「現在約1100人の米兵が駐留している」という。

軍事教官の到着に先立ち、ロシアのプーチン大統領ニジェールのチアニ将軍は先月26日の電話会談で、「治安の確保とテロとの戦い」について協議していた。

ニジェール軍政は昨年のクーデターで権力を奪取して以降、ロシアとの軍事関係を強化する一方、米国とフランスから距離を置く姿勢を示してきた。

軍政は先月には、米軍要員と国防総省文民職員にニジェールでの活動を認めてきた米国との協定を終了すると表明した。

ニジェール旧宗主国であるフランスは昨年末に軍隊を引き揚げている。

やはり軍が実権を握るマリとブルキナファソもロシアに軍事支援を求めており、欧米諸国の間では、クーデターやイスラム主義者の反乱が長年続くサヘル地域でのロシアの影響力拡大に懸念が深まっている。

マリにはロシア民間軍事会社ワグネルの請負業者が軍政の招きで駐留し、反乱勢力との戦いを支援。ブルキナファソにも今年、フランス軍の追放から数カ月後のタイミングでロシア兵の一団が到着した。

d1021.hatenadiary.jp
d1021.hatenadiary.jp

#アフリカ