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中米パナマで5日投開票された大統領選は、高い人気を誇るマルティネリ元大統領に代わって出馬した親ビジネスの右派、ムリノ元治安相が勝利した。

マルティネリ氏はマネーロンダリング資金洗浄)で有罪となり出馬資格を失った。ニカラグア大使館に逃げ込んで亡命を申請し、同大使館からムリノ氏への支持を訴えた。

開票率90%を超えた時点でムリノ氏は約34%の票を獲得。得票率約25%で2位につけたリカルド・ロンバナ氏は、ムリノ氏の勝利を祝福した。

ムリノ氏は当選を受け、投資やビジネスを促進し、債務返済義務を果たす政権を目指すと表明。同時に貧困層も忘れないと強調した。

次期政権は経済問題への対応や汚職対策、投資先としての信頼回復などが優先課題になる。

また、パナマとコロンビアを結ぶジャングル地帯「ダリエン地峡」を通過する移民が昨年に最多を記録したことから、移民問題も関心を集める。

このほか長期にわたる水不足のため通航制限を強いられているパナマ運河からの収入減少といった難題にも直面する。

ムリノ氏は7月1日に就任する。任期は5年。

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