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フランスで来年4月に行われる大統領選挙では、現職のマクロン大統領の立候補が確実とみられるほか、前回、マクロン大統領と決選投票を争った極右政党のルペン氏など、10人余りが立候補を表明しています。

フランスの大手調査会社が、20日に発表した世論調査によりますと、マクロン大統領が25.5%と首位を維持し、続いて、今月4日に最大野党の右派、共和党の公認を得た女性のペクレス氏が18%の支持を得て2位になりました。

これまで2位を争っていたルペン氏は16%、移民排斥などを訴える極右の評論家、ゼムール氏は12%となっています。

今回2位になったペクレス氏は、右派のサルコジ政権で閣僚を務めるなど政治経験も豊富で、共和党初の女性候補としてメディアも注目していて、マクロン大統領との決選投票を想定した調査でも、支持がほぼきっ抗しています。

政治学者でパリ政治学院のドミニク・レニエ教授は、「マクロン大統領がペクレス氏との決選投票となった場合、負ける可能性もあり、予測できなくなってきている」として、ペクレス氏がマクロン大統領の強力なライバルになるという見方を示しています。

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