中国共産党「三中全会」不動産不況への対応など新たな対策決定https://t.co/r5R6h7bJjr #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) July 21, 2024
中国共産党は、今月開いた重要会議で、不動産不況への対応として、住宅関連の規制や政策を実施する権限を地方政府に与えるほか、地方財政のさらなる悪化を防ぐため、地方の財源を増やすなど、新たな対策を決めたことを明らかにしました。
中国共産党は18日まで開いた長期的な政策方針を話し合う「三中全会」で決定した内容を21日、明らかにしました。
それによりますと中国経済の懸念材料となっている不動産不況への対策について
▽住宅関連の規制や政策を実施する権限を地方政府に与え、規制の撤廃などを柔軟に行えるようにするなど、制度の改革を進めるほか
▽地方財政のさらなる悪化を防ぐため、税配分の見直しなどで地方の財源を増やすとともに、中央の財政支出を増やすことで地方の支出を減らすなどとしています。また、少子高齢化や人口減少に対しては
▽出産や育児、教育にかかる費用を減らし、出産前後の休暇制度など、子育て支援の仕組みを改善するほか
▽定年を段階的に延長する改革を着実に進めるなどとする方針を打ち出しました。一方、アメリカなどとの対立を念頭に
▽海外からの制裁や干渉などに対抗する仕組みを整えるとしています。
中国共産党は、建国80年となる2029年までに今回の会議で決定した改革を完成させるとしていて、こうした対策を通じて、中国経済が安定した成長を実現できるかが焦点となります。
中国、3中全会の決定全文公表 不動産改革や地方への税収配分拡充 https://t.co/iGS4z7CMZX
— ロイター (@ReutersJapan) July 22, 2024
中国共産党は21日、第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)の決定全文を公表した。戦略的産業分野を発展させ、ビジネス環境を改善させるほか、地方の財政難に対応するため、地方政府に配分する税収を拡充する。
中長期の経済方針を討議する3中全会が15─18日に北京で開かれていた。18日には国内産業を現代化し、内需拡大や債務・不動産リスクの抑制を図るほか、金融・財政改革も推進する方針を表明。決定全文は18日声明の詳細版となる。
全文は、技術革新や生産要素の革新的な配分、徹底的な産業変革と高度化を促進することを目指すとし、戦略産業として、新世代情報技術、人工知能、航空宇宙、新エネルギー、新素材、ハイエンド機器、バイオメディカル、量子技術を挙げた。
また、資源配分において市場が決定的な役割を果たすことや民間部門の状況改善のための政府が法律制定に取り組むこと、財政・金融改革の重要性を改めて強調した。
その他の政策目標には、手頃な価格の住宅供給の促進や若者の雇用機会の改善、高齢者の生活水準の向上などが含まれた。地方税源の拡充策として消費税の一部を地方政府に配分することも盛り込んだ。
中国とカナダ、戦略的パートナーシップ構築すべき=王毅外相 https://t.co/CKZZITWAl0
— ロイター (@ReutersJapan) July 22, 2024
中国の王毅外相は北京でカナダのジョリー外相に、両国は関係正常化を推進し、戦略的パートナーシップの構築に向け軌道修正すべきと伝えた。外務省が明らかにした。
19日の声明で「中国とカナダの関係は長年困難と紆余曲折を経てきたが、それは中国が望むことではない」との王氏の発言を引用した。
ジョリー氏は王氏の招待で20日まで3日間訪中。7年ぶりのカナダ外相訪問となった。
両国関係は2018年に中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長兼最高財務責任者(CFO)がカナダで逮捕されたのに続き、中国でカナダ人2人が逮捕されたことで冷え込んだ。その後3人とも釈放されたが、カナダ政府が中国の干渉を主張していることから緊張は続いている。
王氏は、中国とカナダの間に根本的な利益相反はなく、相互関係の維持と発展は両国と国民の利益になると指摘。一方、台湾、チベット、新疆ウイグル自治区、香港を巡る問題は中国の内政に属するもので、カナダは干渉すべきでないと言明した。
ジョリー氏は、カナダは「一つの中国」政策を尊重するとともに、両国の相互関係を積極的に発展させ、貿易と経済、観光、気候変動、薬物管理などの分野で協力を強化する意思があると述べたという。
台湾、年次軍事演習「漢光」開始 実戦に近い訓練目指す https://t.co/FsD7CQ4off https://t.co/FsD7CQ4off
— ロイター (@ReutersJapan) July 22, 2024
台湾は22日、年次軍事演習「漢光」を開始した。今年はシナリオを用意せず、中国の攻撃をどのように撃退するかをシミュレーションし、可能な限り実戦に近づけることを目指す。
射撃能力を誇示するショー的な要素を取りやめる一方で、夜間の演習を強化し、指揮系統が遮断された状態での作戦を訓練する。
演習は台湾の主要国際空港がある北部の桃園市で開始された。26日まで行われる。台北の主要港を防衛する訓練も実施する。
25日には桃園空港が訓練のために午前中1時間閉鎖されるが、当日は台風の影響が予想されており、訓練が遅れる可能性もある。
台湾国防部(国防省)当局者によると、既存のハブが破壊された場合の緊急指令ラインの設置や、中国に面した台湾西部の海岸に上陸を試みる中国軍を退散させる作戦などが訓練に含まれる。
#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制