https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

民主党の皆さん、私は指名を受けないことに決め、残りの任期中は大統領としての職務に全力を注ぐことにしました。2020年の党候補者としての私の最初の決断は、カマラ・ハリスを副大統領に選ぶことでした。そして、それは私が下した最高の決断でした。今日、私はカマラが今年の党の候補者になることを全面的に支持し、支持したいと思います。民主党の皆さん、今こそ団結してトランプを倒す時です。やりましょう。

2024年7月21日

同胞のアメリカ人の皆さん、

これまで3年半の間に、私たちは国として見事に前進してきました。

今のアメリカは世界最強の経済を有します。私たちは自分たちの国を再建するにあたり、歴史的な投資を行ってきました。高齢者の処方薬の薬価を引き下げ、支払い可能な医療の提供を、記録的な人数のアメリカ人に拡大してきました。有毒物質を浴びた何百万人もの軍経験者が、何としても必要とするケアを提供してきました。過去30年で初めて、銃の安全性を高める法を成立させました。連邦最高裁の判事に初のアフリカ系アメリカ人の女性を任命しました。そして世界史上最も重要な気候関連法を成立させました。アメリカが今ほど優れた形で世界の先頭に立てるのは、かつてないことです。

このいずれも、アメリカ国民の皆さんがいなくてはできなかったと、それを私は承知しています。私たちは皆一緒に、100年に一度のパンデミックを乗り越え、大恐慌以来最悪の経済危機を乗り越えました。私たちの民主主義を守り、維持しました。そして世界中で、同盟関係を活性化し強化しました。

皆さんの大統領として務めることは、私の人生において最大の栄誉でした。そして私は再選を目指すつもりでいましたが、私が退き、残る任期にかけて大統領としての職務を全うすることのみに注力することが、私の党と国の利益にとって最善だと考えます。

今週中にも自分の判断についてさらに詳しく、国民に語るつもりです。

今はひとまず、私の再選のために懸命に努力してくれた皆さんに、深くお礼を申し上げたいと思います。これまでの仕事で常に傑出したパートナーとして協力してくれたカマラ・ハリス副大統領に、感謝します。そして、アメリカ国民の皆さんが私を信じ信頼してくれたことに、心からありがとうございますと申し上げます。

今の私は今までと変わらずに信じています。私たちが一緒になってやる限り、アメリカにできないことなどないと。私たちはアメリカ合衆国なのだと、私たちはただそのことを覚えておく必要があります。

🍦バイデンの辞表に疑問の声:
彼はまだ生きているのか?

なぜバイデン大統領は日曜日の午後にこのような重要かつ歴史的な決定をSNS上で発表したのか?
彼が公表した手紙はホワイトハウスの公式な便箋で書かれたものではなかった。
そして彼の署名は偽造されたものだった。バイデンの署名には通常はしない下線が引かれていた。

彼のスタッフがこの事を知ったのは、このメッセージがXで公開されたときだった。
閣僚達はバイデン本人ではなく首席補佐官から知らされた。

国民がバイデンの姿を最後に見たのは彼がエアフォース・ワンの階段を弱々しく下り大統領専用リムジンに担ぎ込まれた時だった。

それ以来、彼は公の場に姿を現していない。🐸

ジョー・バイデンは偉大な​​大統領であり、偉大な立法府のリーダーであるだけでなく、本当に素晴らしい人間です。もちろん彼の決断は容易なものではありませんでしたが、彼は再び国、政党、そして私たちの未来を最優先にしました。

ジョー、今日はあなたが真の愛国者であり偉大なアメリカ人であることを証明しました。

ジョー・バイデン大統領は、常に国を第一に考えてきた愛国心あふれるアメリカ人です。彼のビジョン、価値観、リーダーシップは、アメリカの歴史上最も重要な大統領の一人に数えられています。

アメリカの約束を常に信じ、人々に実現の機会を与えてくれたバイデン大統領に愛と感謝を捧げます。

神はジョー・バイデンの偉大さと善良さでアメリカを祝福した。

過去 22 年間@POTUSのために働けたことは私の人生における栄誉であり、これからもそうあり続けるでしょう。彼は世界中で米国のリーダーシップを回復し、大統領として歴史的な業績を達成しました。今後 6 か月間、彼とともにその実績をさらに積み重ねていくことを楽しみにしています。

私は、バイデン・ハリス政権がアメリカ国民のために3年半にわたり、1,500万の新規雇用を創出し、コストを削減し、力強い経済成長を実現してきたことを誇りに思います。アメリカの家庭や企業が前進できるよう、今後もこの取り組みを継続していきたいと考えています。

ジョー・バイデンアメリカで最も重要な大統領の一人であり、私にとっては親愛なる友人でありパートナーでもあります。今日、私たちはまた、彼が最高レベルの愛国者であることを思い知らされました。

私の全文声明は次のとおりです。

アメリカのCNNテレビは、バイデン大統領が選挙戦から撤退を表明した数分後にトランプ前大統領本人が電話取材に応じたと報じました。

この中で、トランプ氏はバイデン大統領について「わが国史上最悪の大統領として語り継がれるだろう」と述べたということです。

そのうえでバイデン大統領が後任の大統領候補として支持することを表明しているハリス副大統領について、トランプ氏は「ハリス氏のほうがバイデン氏よりも倒しやすい」と述べたと伝えています。

トランプ氏 SNSでもバイデン大統領を非難

バイデン大統領が選挙戦からの撤退を表明したことについてトランプ氏は日本時間の22日午前3時半ごろ自身のSNSで「いかさまバイデンは、大統領としても大統領候補としてもふさわしくなかった。彼はうそやフェイクニュースなどで大統領の座についただけだ。彼の周りにいるすべての人々が、彼には大統領になる能力がないことを知っていた」と投稿し、改めてバイデン大統領を非難しました。

そのうえで「彼が大統領であることによって私たちは非常に苦しむが、彼が与えたダメージからすぐに回復することができるだろう。アメリカを再び偉大にするのだ」と投稿しました。

ジョー・バイデンは私が生きている間に最悪の大統領であり、カマラ・ハリスも常に彼と対等に付き合ってきた。過去4年間、彼女はバイデンの国境開放と住宅や食料品の価格を押し上げた環境詐欺政策に協力してきた。彼女はこれらの失敗の責任をすべて負っており、バイデンの精神能力について4年近く嘘をつき、職務を遂行できない大統領を国民に負わせてきた。

トランプ大統領と私は、民主党の候補者が誰であろうと、アメリカを救う準備ができています。どうぞお出でください。

JAバンスには賛否様々の意見がある。

問題は彼の背後にいる億万長者のピーター・ティールとの密接な関係だ。

ドナルド・トランプがJD・ヴァンスを副大統領候補に選び世間の注目はバンスだけでなくピーター・ティールにも向けられた。

PayPal共同創設者である彼の他の弟子にはOpenAIのサム・アルトマン氏やアンドゥリルのパーマー・ラッキー氏が含まれる。

🐸毒を以て毒を制す…となるか…

バイデン大統領は再選を目指さないと決めたかもしれないが、11月にアメリカ国民が直面する選択は変わらない。

トランプ大統領は、インフレを抑制し、開かれた国境を閉鎖し、ますます危険になる世界の中でアメリカの安全を保つことができる唯一の候補者です。

民主党ジョー・バイデンが大統領になる資格がないことを気にしていない。

民主党ジョー・バイデンを引き抜いた唯一の理由は、彼が勝てないことを知っているからだ。

皮肉なことに、民主党は権力を維持することだけを気にしている。

長い付き合いだ。彼は偉大な人物であり、彼の行動は全て自身の国への愛によって導かれている。大統領として彼はカナダ人のパートナーであり、真の友人だ。バイデン大統領とファーストレディに感謝したい。

<ドイツのショルツ首相>

xを通じ「ジョー・バイデン氏は自身の国のため、欧州のため、世界のために大きなことを成し遂げた」と投稿。

「彼のおかげで大西洋を越えた協力関係は緊密であり、北大西洋条約機構NATO)は強固で、米国はわれわれにとって信頼できる良きパートナーだ。再出馬を断念した彼の決断は評価に値する」。

<英国のスターマー首相>

声明文で「バイデン大統領の決断を尊重し、残りの任期中に共に働けることを楽しみにしている」と表明。

「バイデン大統領はその素晴らしいキャリアを通じてそうしてきたように、米国民の最善の利益になると信じていることに基づいて決断したのだろう」。

イスラエルのガラント国防相

長年にわたるイスラエルへの揺るぎない支援についてバイデン大統領に謝意を示したい。特に戦争中、あなたの確固とした支援はかけがえのないものになっている。あなたのリーダーシップと友情にわれわれは感謝している。

<ロシア大統領府のペスコフ報道官>

ニュースメディア「SHOT」に対し「米大統領選はまだ4カ月先であり、多くのことが変わり得る長い期間だ。われわれは辛抱強く、何が起こるか注意深く見守る必要がある。われわれにとって優先すべきは(ウクライナにおける)『特別軍事作戦』だ」と述べた。

ウクライナのゼレンスキー大統領>

xを通じ「本日の厳しいながら力強い決断をわれわれは尊重する」と投稿。
ウクライナの自由のための戦いに対するバイデン大統領の揺るぎない支援に感謝している。そうした支援は米国における超党派の力強い支援とともに引き続き不可欠だ」。

21日午後 SNSのXで声明を発表

アメリカのバイデン大統領は21日午後、SNSで声明を発表し「民主党や国にとっては私が選挙戦から退き、大統領としての残りの任期のまっとうに集中することが最良だと信じている」として、秋の大統領選挙での再選を断念し、選挙戦から撤退する考えを明らかにしました。

再選を目指す現職大統領が選挙戦の途中で撤退するのは、1968年のジョンソン大統領以来、56年ぶりの事態です。

また、バイデン氏は、カマラ・ハリス副大統領を民主党の後継の大統領候補として支持する考えを示し、有権者に対しハリス氏への支持を呼びかけました。

これに対し、ハリス氏は声明で「バイデン大統領の支持を得られたことを光栄に思う。この指名を勝ち取るつもりだ」と意欲を示しました。

このあとの民主党の候補者選びについて、民主党全国委員会の委員長は「透明かつ秩序ある手続きに着手する」としています。

これまでに上院議員州知事が立候補を模索していると伝えられていますが、バイデン氏が撤退した場合の候補者として名前が取り沙汰されていた西部カリフォルニア州のニューサム知事はハリス氏を支持すると表明しました。

また、クリントン元大統領夫妻もハリス氏の支持を表明するなど、現時点ではハリス氏が有力視されています。

一方、野党・共和党のジョンソン下院議長はバイデン氏の撤退について、民主党の候補者選びでバイデン氏を選んだ有権者の意思を無視しているなどと非難していて、民主党が透明性のある候補者選びができるのかも注目されています。

バイデン大統領 ハリス氏への支持呼びかけ

バイデン大統領は、SNSのXへの別の投稿で「私はことしの選挙に向けた党の候補者としてカマラを全面的に支援し、推薦したいと思う」と述べて、カマラ・ハリス副大統領を後任の大統領候補として支持する考えを示しました。

さらに「民主党員よ、今こそ団結してトランプ氏を打ち負かす時だ」と述べてハリス氏への支持を呼びかけました。バイデン氏は今週、国民に向けて撤退するという決断について詳しく説明するとしています。

“選挙戦から退き残りの任期 職務全うに専念が党と国に最善”

バイデン大統領はSNSのXで「みなさんの大統領を務められたことは、私の人生の中で最大の名誉だった。再選を目指すつもりでいたが、私が選挙戦から退き、残りの任期は大統領としての職務を全うすることのみに専念することが、党にとっても国にとっても最善の利益になると考える」とする声明を発表し、選挙戦から撤退する考えを表明しました。

そのうえで「私の決断の詳細については、今週後半に国民のみなさんに話す予定だ」としています。

民主党候補者としてハリス氏を全面的に支持し推薦したい”

またバイデン大統領は日本時間の22日午前3時10分ごろ、SNSのXで「私はことしの民主党の候補者としてカマラ・ハリス氏を全面的に支持し、推薦したいと思う。民主党員よ、今こそ団結してトランプ氏を打ち負かす時だ」と投稿しました。

現職大統領の選挙戦撤退は1968年のジョンソン大統領以来

アメリカのメディアは、再選を目指す現職の大統領が選挙戦から撤退するのは、1968年のジョンソン大統領以来の事態だと大々的に伝えています。

第36代大統領のジョンソン氏は、大統領選挙の投票日の7か月前、1968年3月31日、泥沼化していたベトナム戦争への対応についての演説の中で、大統領選挙に出ないことを表明しました。

アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズは、過去75年で、再選に向けての選挙戦から撤退した現職の大統領はいずれも民主党トルーマン氏とジョンソン氏の2人で、それぞれ朝鮮戦争ベトナム戦争という国民に不人気な戦争をどう終わらせるか模索するなかで撤退したとしています。

いずれのケースもその後、民主党から指名された候補者は本選挙で共和党の候補者に敗れています。

アメリカのバイデン大統領は、21日午後、声明を出し、秋の大統領選挙での再選を断念し、選挙戦から撤退する考えを表明しました。

そして、後任の民主党の大統領候補として、ハリス副大統領を支持する考えを示しました。

これを受けてハリス副大統領は21日、声明を出しました。

この中で「わたしは、アメリカ国民を代表し、バイデン氏の大統領としての並外れた指導力と、数十年にわたるわれわれの国に対する貢献に感謝する。バイデン氏が成し遂げた偉大な功績はアメリカの現代史において比類のないもので、2期を務めた、ほかの多くの大統領の功績をしのぐものだ」として、バイデン氏をたたえました。

その上で、バイデン氏が民主党の大統領候補としてハリス氏を支持したことについて「バイデン大統領の支持を得られたことを光栄に思う。この指名を勝ち取るつもりだ」として、党の候補者の指名獲得に意欲を示しました。

そして、「わたしは全力を尽くして民主党を、そしてわれわれの国を結束させ、トランプ氏を打ち負かす」としています。

ハリス副大統領とは

カマラ・ハリス氏は西部カリフォルニア州出身の59歳。

父親はジャマイカ出身、母親はインド出身で移民の2世として生まれ育ちました。

カリフォルニア州の司法長官を務めたあと、2017年に上院議員となり、2020年の大統領選挙で議員1期目ながら民主党の候補者指名争いに挑戦しました。

支持が広がらず、党の候補者選びから撤退したあと、バイデン氏への支持を打ち出し、候補者選びを勝ち抜いたバイデン氏によって副大統領候補に選ばれました。

その後、ハリス氏は、女性として、また、黒人としてもアメリカ史上、初めての副大統領となり、多様性を重視するバイデン政権の象徴となりました。

ハリス氏は、連邦最高裁判所が2022年、人工妊娠中絶は憲法で認められた権利だとしたおよそ50年前の司法判断を覆したことをめぐり、全米各地で中絶の権利の擁護を訴えるなどして、バイデン氏の再戦を支援してきました。

また、若年層や、民主党が支持基盤としてきた黒人層の取り込みを後押しする役割も期待されてきました。

一方、バイデン政権で、移民対策を任されたにも関わらず、就任から5か月あまり、メキシコ国境の現場に足を運ばず、共和党から批判されるなど、目立った実績はないとの厳しい評価もあります。

政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」のまとめによりますと、7月20日までの各種世論調査の平均では、ハリス氏を支持するとした人は38.1%、支持しないとした人は52.3%となっています。

バイデン米大統領が大統領選から撤退する意向を表明したのを受け、ハリス副大統領の陣営や支援団体が8月の民主党全国大会に向けて支持を確保するため代議員に電話をかけ始めたことが分かった。複数の関係筋が明らかにした。

事情に詳しい関係筋は「彼女(ハリス氏)は支持を得るために努力すると明言している」と語った。

バイデン氏はハリス氏を党の大統領候補として支持すると述べている

8月19─22日にシカゴで開催される党大会では約4000人の代議員が民主党の候補者を選ぶ。そのほとんどがバイデン氏への投票を確約していたが、撤退表明によりいかなる法律や党規則にも縛られなくなった。

バイデン氏は党の推定候補者だったが、代議員の正式な候補者選びに対する直接の権限はない。ハリス氏が党大会で大統領候補指名を受けるには、代議員3936人のうち1969人の支持が必要だ。

副大統領のオフィスはコメントを避けた。

バイデン米大統領が大統領選から撤退すると表明したことを受け、民主党関係者の多くが21日、党の大統領選候補としてハリス副大統領への支持を表明した。だが、ペロシ元下院議長やオバマ元大統領ら一部の党有力者は支持を明言していない。

バイデン氏自身はハリス氏を支持すると表明。黒人議員連盟やパティ・マリー上院議員民主党議員、複数の大口献金者やスーパーPAC(政治活動委員会)がこれに続いた。
リンクトイン創業者で民主党大口献金者であるリード・ホフマン氏のアドバイザーは、ハリス氏が移民の娘であることに言及し「アメリカンドリームの象徴」だと指摘。「ハリス大統領選出に向けて尽力するのが待ちきれない」と述べた。

クリントン元大統領夫妻もハリス氏支持を表明する声明を発表した。

さらに、カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム氏、コロラド州知事のジャレッド・ポリス氏、ノースカロライナ州知事のロイ・クーパー氏、ペンシルベニア州知事のジョシュ・シャピロ氏、アリゾナ州選出の上院議員マーク・ケリー氏、ワシントン州選出の上院議員パティ・マレー氏、サウスカロライナ州選出の下院議員ジェームズ・クライバーン氏、ワシントン州選出の下院議員プラミラ・ジャヤパル氏もハリス氏支持を表明した。

複数の関係者が21日ロイターに明らかにしたところによると、民主党の50州議長全員がハリス氏を新たな党候補として支持を表明した。

一方、ペロシ氏やオバマ氏はバイデン氏の愛国心に謝意を示しつつ、ハリス氏にも他の候補にも支持を表明していない。

オバマ氏は声明で「今後数日は未知の海を航行することになる」とした上で、「傑出した候補が現れるプロセスを党の指導者らが作ることができると強く確信している」と述べた。
バイデン氏の撤退決断を称賛した上院の民主党トップ、チャック・シューマー院内総務も新たな党候補者には言及していない。

民主党上院議員で最初にバイデン氏撤退を求めたピーター・ウェルチ氏は、候補指名の「オープンなプロセス」が必要だと訴えた。

私はカマラ・ハリスを長い間知っています。この優秀な検察官は、有罪判決を受けた重罪犯ドナルド・トランプと、私たちの自由を奪おうとするプロジェクト2025計画に対して訴訟を起こすでしょう。

しかし、彼女は一人ではそれを成し遂げることはできません。今日、この歴史的なキャンペーンに参加してください。 https://secure.actblue.com/donate/social-bfp-july-2024-v2

バイデン米大統領が大統領選挙からの撤退を決めてから数時間のうちに、ヒラリー・クリントン氏やギャビン・ニューサム・カリフォルニア州知事を含む民主党有力者や大口献金者のジョージ・ソロス氏など多くの大物が、カマラ・ハリス副大統領を民主党の大統領候補に据えることを支持した。

  一方、民主党の有力献金者の中には、決定を急ぐことに疑問を抱く者もいる。

  来月シカゴで開かれる党大会で、党の精鋭たちが主張を展開することで、有権者の興奮を呼び起こし、民主党の政策をプライムタイムに披露することができる、というのがその主張だ。献金者の何人かは、ハリス氏が候補指名を受けることは望ましいが、無競争での指名には反対だ。

  ギャラクシー・デジタル・ホールディングスの創業者で富豪のマイク・ノボグラーツ氏は、民主党候補選びの「短期決戦は今後1カ月間、世界中のどんなものよりも多く報道されることになるだろう。米国は変わる準備ができている」と語った。

  民主党の次のステップを決めるのは献金者ではなく、選挙で選ばれた民主党議員や党役員たちだろう。しかし、どのように進めるかをめぐる緊張は、民主党議員と選挙資金を提供する人々との間の溝を浮き彫りにする。

  民主党は、世論調査結果と精神的鋭敏さへの懸念の前にバイデン氏(81)が退くという歴史的な決断を下した後の次のステップを模索しており、党内の関係者、献金者、戦略家たちは、誰が後任に選ばれるかに影響を与えようと画策している。ハリス氏以外の候補者の方が、共和党候補のドナルド・トランプ氏を打ち負かす可能性が高いと主張する人もいるという。

  献金者たちはまた、世論も考慮する。バイデン氏の選挙運動継続能力への懸念が高まっているにもかかわらずバイデン氏をかばい続けたことで民主党は批判されており、競争的なプロセスを経ずにハリス氏を候補として認めるのは格好が悪いとの声がある。

  しかし民主党幹部の多くは、女性と黒人有権者という2つの重要な票田に対し強い求心力を持つ、党内最高位の非白人の女性を候補に選ばないことのリスクを認めている。

  ウォール街で働くある大口献金者は、競争なしにハリス氏を候補と認めれば、民主党の大統領候補に関する国民の興奮を呼び起こせないが、7-8人の候補者を壇上に上げて自分たちの主張をさせれば、大きな関心を呼ぶだろうと述べた。微妙な話題だとして匿名を条件に語った。

  元労働長官のロバート・ライシュ氏、ペンシルベニア州知事のジョシュ・シャピロ氏、上院議員のエイミー・クロブチャー氏(ミネソタ州)ら多くの民主党の大物が、ハリス氏(59)への支持を表明した。一方、オバマ元大統領などはバイデン氏の決断を称賛したが、特にハリス氏を支持することはなかった。

  開かれた党大会での候補指名が望ましいとする4人の大口献金者は仲間内の話として、ハリス氏が候補となるならば副大統領候補は接戦州での勝利を得られる人物でなければならないと話した。

  トランプ氏がバンス上院議員オハイオ州)を副大統領候補に指名したことで、元ベンチャーキャピタリストの同氏に仲間意識を持つシリコンバレーのハイテク企業幹部たちからの支持が高まった。

  微妙な問題だとして匿名を求めた大口献金者によると、民主党の副大統領候補のトップは、グレッチェン・ウィットマー・ミシガン州知事、アンディ・ベシア・ケンタッキー州知事、ウィリアム・マクレーブン退役海軍大将、ロイ・クーパー・ノースカロライナ州知事、そしてシャピロ・ペンシルベニア州知事だという。

  トランプ氏は早速ハリス氏を攻撃し「バイデン氏と同じくらいお笑い草だ。ハリス氏は米国民にとってさらに悪い」と述べた。「両者の間に違いはない」と付け加えた。

  民主党献金者で投資会社DEショーの元マネジングディレクター、トレイ・ベック氏は、先月の討論会後にバイデン氏に撤退を促していたが、同氏に代わる候補については競い合う場が必要だと主張。「このプロセスを経た人物はより強力な候補になる。国民に吟味され、その立場が世に知られ、弁論の力が研ぎ澄まされているだろう」と述べた。

  ハリス氏が勝者となれば同氏が大統領に選ばれるために尽力を惜しまないと付け加えた。

  民主党の新しい大統領候補に対する献金者らの熱意は21日にすでに明らかだった。トランプ氏が大統領が就任した日に民主党を選挙で支援するために結成された草の根組織、 スウィング・レフトは21日に新たな候補のための基金を立ち上げた。

  エグゼクティブディレクターのヤスミン・ラジー氏によれば、最初の90分で700人の寄付者から7万5000ドル(約1200万円)が集まった。「オープンなプロセスが必要だという理屈や評論が、草の根の資金提供者が持つ深いコミットメントを鈍らせることは避けてほしい」と同氏は語った。

  ハリス氏を選んだ場合、バイデン陣営にはまだ9600万ドル近い選挙資金が残っており、ハリス氏が同陣営の一部であるためその資金を利用することができるという利点がある。 他の候補者ならば恐らくゼロから資金集めを始めなければならないだろう。

  民主党のオンライン献金プラットフォームである「アクトブルー」のデータによれば、バイデン氏が選挙戦撤退を発表しハリス氏支持を表明した後に同党に集まった資金は5000万ドルを超えた。小口献金者からのハリス氏への支持がうかがわれる。

  ソロス氏の民主党政治活動委員会(PAC)は、進歩的な候補者を支援するフューチャー・フォワードPACに1000万ドル、アメリカン・ブリッジに560万ドルを寄付している。

  映画プロデューサーで献金者でもあるジェイミー・パトリコフ氏もハリス氏支持を表明した。2019年にハリス氏のために募金活動を行ったパトリコフ氏はインタビューで「他の人々もハリス氏が民主党にとってトランプ氏を打ち負かす最良の選択肢であることを理解するだろう。同氏はトランプ氏に圧勝するだろう」と語った。

  ハリス氏の支持者は「トランプ氏を打ち負かすためにできることはすべてやるつもりだ。資金集め、戸別訪問、電話、イベントなどだ。私にとってこの選挙よりも重要なものはない」と述べた。

  ノボグラーツ氏は、資金を集め、キャンペーンを立ち上げ、知名度を上げ、と新たな民主党候補がしなければならないことはたくさんあるが、「誰が選ばれても、(重罪で有罪評決を受けたトランプ氏)よりは若く、賢く、魅力的に見えるだろう」と述べた。

原題:Soros Backs Harris as Other Wall Street Democrats Want a Contest、Democratic Fundraising Tops $50 Million Sunday After Biden Exit(抜粋)

バイデン米大統領は21日、11月の大統領選からの撤退を表明し、ハリス副大統領を民主党の大統領選候補として支持すると発表した。
ハリス氏の副大統領候補としては、ミシガンやペンシルベニアなど激戦州の知事や上院議員の名前などが挙がっている。

ケンタッキー州のアンディ・ベシア知事

共和党色の強いケンタッキー州で政治キャリアを築いてきた。同州では2020年の大統領選でトランプ氏が25%ポイント以上の差を付けて勝利している。州に雇用をもたらし、公教育を支援、医療へのアクセスを拡大した実績を強調している。知事として中絶禁止法案に反対したが、共和党が多数を占める州議会によって阻止された。

◎ピート・ブティジェッジ運輸長官

20年大統領選に出馬し、予備選ではバイデンおよびハリス氏を相手に民主党内で強力な支持基盤を築き、党候補者氏名争い初戦のアイオワ州党員集会で勝利した。後にバイデン氏支持にまわり、21年にバイデン政権の閣僚に選ばれた。インディアナ州サウスベンド市の元市長。11月選挙の行方を大きく左右する重要州ミシガン州とも深いつながりがある。

ノースカロライナ州のロイ・クーパー知事

経済発展に注力し、激戦州であるノースカロライナ州で比較的高い支持を得ている。同州は16年と20年の大統領選でトランプ氏が勝利している。

◎マーク・ケリー上院議員アリゾナ州選出)

伝統的に共和党が有利なアリゾナ州で比較的穏健派であることから、民主党エリート層の間で人気が高い。同州は20年にバイデン氏が接戦の末に勝利した。元米海軍大佐で宇宙飛行士としてのキャリアがある。妻は民主党所属の元下院議員ガブリエル・ギフォーズ氏。同氏は11年の銃撃で重傷を負っている。銃規制を巡る問題は選挙戦の争点の1つ。

ペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事

昨年知事に就任したばかりだが、全国的には党期待の星とみられている。シャピロ氏は州の司法長官を務めた経験があり、法曹界での経歴はハリス氏の検察官としての経歴と似ている。ペンシルベニア州は激戦州の1つ。

イリノイ州のJ・B・プリツカー知事

ハイアット・ホテル・チェーンの後継者として、富豪の実業家という経歴を持ち、バイデン氏の選挙活動を支援。来月シカゴで開催される民主党全国大会を立ち上げるなど、党内で大きな力を発揮している。

ミシガン州のグレッチェン・ウィットマー知事

激戦州のミシガン州で強固な基盤を築いてきた。20年にはバイデン氏がハリス氏を選ぶ前に副大統領候補として検討された。バイデン氏の再選に向けた最大の支持者であり、広報担当でもあった。同氏が副大統領候補になれば、主要政党で初の女性大統領・副大統領候補となる。

民主党が11月の大統領選から撤退を表明したバイデン大統領の後継候補にハリス副大統領を指名した場合、歴史的な賭けに出ることになる。

黒人・女性・南アジア系のハリス氏が人種差別、性差別、政治家としての実績不足という壁を乗り越えて、共和党のトランプ前大統領を打ち負かすというシナリオに賭けることになるためだ。

米国では過去2世紀以上の民主主義の歴史で、有権者が大統領として黒人を選んだのはバラク・オバマ氏1人のみ。女性を大統領に選んだことは一度もない。主要政党で女性初の大統領候補となったヒラリー・クリントン氏は2016年の大統領選でトランプ氏に敗れた。

政治ストラテジストで非営利団体「ブラック・ボーターズ・マター(黒人有権者は大切だ)ファンド」の創設者であるラトーシャ・ブラウン氏は「(ハリス氏の)人種と性別が争点になることは間違いない」と指摘した。

ハリス氏には別の大きな問題もある。大統領候補に指名された場合、選挙戦を展開し、党と献金者をまとめる時間は3カ月しかない。それでも多くの民主党関係者は同氏に期待を寄せている。

ハリス氏はトランプ氏より約20歳若い59歳。若い有権者や進歩派の民主党員が重視する中絶の権利を巡る問題で党をリードする存在だ。同氏の支持者は、ハリス氏が大統領候補に指名されれば、こうした有権者を取り込めるほか、黒人票も固められると主張。鋭い舌鋒でトランプ氏をやりこめることもできると期待を寄せている。

共和党との違いもアピールできる。共和党のトランプ氏と副大統領候補のJ・D・バンス上院議員はともに白人男性。ブラウン氏は「(共和党の2人は)米国の過去を、(ハリス氏は)米国の現在と未来を象徴している」と述べた。

<「無難な」候補の不在>

ただ、ハリス氏を巡っては、副大統領としての実績を疑問視する声や、2020年大統領選の民主党候補者指名争いで早々に撤退した過去を不安視する声も党内の一部で出ている。そしておそらく最大の懸念要因が人種差別と性差別という米国の長い歴史の重みだ。

最近の世論調査ではハリス氏とトランプ氏の直接対決を仮定した場合の支持率は拮抗。今月15─16日のロイター/イプソス調査によるといずれも44%だった。同じ調査ではトランプ氏がバイデン氏を43%対41%でリードしていたが、その差は世論調査の誤差(3%ポイント)の範囲内だ。

バイデン氏を支持するオカシオコルテス下院議員はインスタグラムで「バイデン氏の撤退を望んでいた人々が総意としてハリス氏を支持していると考えるのは間違いだ」とし、「無難な」後任候補はいないとの認識を示した。

ハリス氏の支持者は、同氏が人種や性別に絡んだ不当な攻撃を何度も切り抜けてきたとし、今後も切り抜けられるだろうと語る。

ハリス氏の元側近ジャマル・シモンズ氏は「米国には人種差別や性差別の歴史があり、それが選挙戦に影響するのは間違いない」とする一方、ハリス氏が指名されれば、黒人有権者が活気づくほか、16年の大統領選でヒラリー氏に投票しなかったことを後悔している女性有権者の票なども取り込めるのではないかとの見方を示した。

「人種と性別がハリス氏の追い風になることも事実だ。多くのアフリカ系米国人の支持を得られる可能性がある」と語った。

バイデン氏の後任の大統領候補には、カリフォルニア州のニューサム知事やミシガン州のウィットマー知事などの名前が浮上しているが、ハリス氏は知名度の高さもメリットになるとシモンズ氏は指摘する。

一方、ある元民主党議員は匿名を条件に、人種よりも実績がハリス氏の最大のリスクになるとの見方を示した。

ハリス氏は副大統領就任当初、スタッフの入れ替わりに悩まされ、投票権の保護や中米からの移民への対応といった問題で大きな成果を残せなかった。

この元議員は「いずれにしてもこれはギャンブルだ。だが、たとえハリス氏が候補になるにしても(バイデン氏以外に)賭ける方がいい」と語った。

バイデン米大統領は21日、今年の大統領選挙戦から撤退すると発表し、米国は未踏の領域に足を踏み入れた。
バイデン氏は民主党の大統領候補としてハリス副大統領を支持すると表明した。この発表に先立ち、ロイターは今後の展開について、民主党全国委員会にも名を連ねる選挙専門家、米ブルッキングス研究所のエレーヌ・カマルク上級研究員に話を聞いた。

◎次に何が起こるか

バイデン氏は過去数カ月間、各州などの民主党予備選で約4000人の代議員を獲得している。

これらの代議員は、8月19─22日に開かれる民主党全国大会で通常ならバイデン氏に投票するが、規則によって拘束されているわけではない。代議員は自身の良心に従って投票することが可能であり、つまりバイデン氏以外の誰かに投票する可能性がある。

バイデン氏は、選挙戦から撤退したことで、自身が獲得した代議員を実質的に「解放」した形。他の民主党候補者らによる指名獲得争いに火がつく可能性がある。

消息筋によると、バイデン氏の発表から数時間のうちに、ハリス氏の仲間は代議員や党の要職者に電話をかけ、支持取り付けに動き始めた。

◎バイデン氏の後任は

数人の候補が名乗りを上げる可能性がある。

ハリス氏はその筆頭に挙げられるが、彼女は副大統領としてのスタートがうまくいかず、世論調査の数字も振るわないという独自の問題を抱えてきた。米合衆国憲法は、大統領が死亡、または職務遂行能力を失った場合、副大統領が大統領になると定めているが、党内の候補者選びのプロセスには言及していない。

カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事、ミシガン州のグレッチェン・ウィットマー知事、ケンタッキー州のアンディ・ベシア知事、イリノイ州のJ・B・プリツカー知事らも後任候補に浮上している。彼らはこれまでバイデン氏支持者として同氏の再選を支援する活動を行ってきた。またウィットマー氏はハリス氏を支持すると述べている。

◎候補者選びのプロセスは

民主党の重鎮らによる一種の自由競争になるかもしれない。

バロットペディアによると、2024年の代議員数は4672人と予想されており、内訳は予備選などで選ばれる代議員が3933人、党の上級メンバーで構成される、いわゆる特別代議員が739人だ。

指名獲得には過半数、つまり他の候補者の得票数の合計を上回る票を獲得する必要がある。

ハリス氏の仲間は今、選出された代議員の過半数である1969人の支持を確保し、他の候補者を封じ込めることを試みている。

誰も過半数を獲得できない場合、代議員が自由なエージェントとして党指導部と交渉する「ブローカード・コンベンション(調停集会)」が開かれることになる。ここではルールが制定され、候補者ごとの点呼投票が行われる。

誰か1人が過半数を獲得し、指名候補者となるまでには数回の投票が必要となることもある。民主党が第1回投票で候補者を指名できなかった最後の調停集会は1952年だった。

◎バイデン氏の選挙資金はどうなるのか

バイデン氏・ハリス氏陣営は5月末時点で9100万ドルを集めていたが、これをどの程度容易に他の候補に移管できるかについて、選挙資金法の専門家の見解は分かれている。
ハリス氏も選挙活動の提出書類に名を連ねているため、彼女が候補者となった場合、資金は彼女に移される可能性があると多くの専門家は考えている。移管するには、まずバイデン氏が党の候補者として正式指名される必要があるかどうかについては、やや意見の相違がある。

共和党の大統領候補に指名されたトランプ前大統領は21日、バイデン大統領が大統領選挙から撤退の意向を示したことを受け、バイデン氏よりもハリス副大統領の方が負かしやすいとの認識を示した。CNNに語った。

CNN記者はXで、トランプ氏の発言は、バイデン氏が撤退意向を発表した直後だったと述べた。

トランプ氏と同氏の陣営はその後、ソーシャルメディアでバイデン氏とハリス氏を攻撃し、バイデン氏は大統領を続けるには不適格だと指摘した。

バイデン氏はこの日、選挙戦から撤退する意向を表明し、ハリス氏を民主党の大統領選候補として支持すると述べた。6月下旬に行ったトランプ氏とのテレビ討論会で精彩を欠き、民主党内から撤退を求める声が広がっていた。

トランプ氏は自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で、バイデン氏は「大統領に立候補する資格も、職務を全うする資格も全くない」と述べた。

ジョンソン下院議長を含む共和党幹部も、バイデン氏が民主党の大統領候補を退くのであれば、大統領としての任期を全うする資格はないと述べた。ジョンソン氏はバイデン氏に辞任を明確に求めた。

トランプ氏は「われわれはバイデン大統領のせいで大きな苦しみを味わうだろうが、彼が引き起こしたダメージはわれわれがすぐに回復させる」と述べた。

関係筋によると、トランプ陣営はバイデン氏が撤退する可能性に備えて選挙資金をどう再配分するかについてすでに協議を開始している。

トランプ陣営の顧問らは、ハリス氏をバイデン氏の在任中の実績、特に移民問題やインフレ問題と結び付けることができるとして、ハリス氏と対決することに不安はないと公言している。

トランプ陣営はバイデン氏の撤退表明後に出した声明で、ハリス氏がバイデン氏の「最高の支援者」だと指摘。両氏の間に隔たりはないと述べた。

共和党全国委員会の公式ユーチューブチャンネルは21日午後、ハリス氏が移民問題を放置していると非難する2分間の動画を公開した。

共和党の大統領候補に指名されたトランプ前大統領はバイデン大統領よりもハリス副大統領の方が負かしやすいと豪語したが、ハリス氏の挑戦によってトランプ氏有利と思われていた大統領選は形を変えることになる。

選挙戦撤退を表明したバイデン氏は後継候補としてハリス氏を支持すると述べた。 もっと見る

関係筋がロイターに語ったところによると、トランプ陣営は数週間前からハリス氏が対抗馬になることを想定。ハリス氏をバイデン氏の移民政策と結び付けて批判することを示唆している。

第2の批判ポイントは経済だ。世論調査では常に米国民が食費や燃料費の高騰、高金利に不満を抱いていることが示されている。

トランプ氏のアドバイザーは先週の共和党全国大会で匿名を条件に「彼女はバイデン構想の副操縦士だ」と語った。

トランプ氏を支援するスーパーPAC(政治活動委員会)「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」は21日、アリゾナジョージアネバダペンシルベニアの激戦州で放映する予定だった反バイデンTV広告を取りやめ、ハリス氏を攻撃する広告に差し替えると発表した。

30秒の広告は、ハリス氏がバイデン氏の衰えを隠していたとし、バイデン政権のこれまでの政策をハリス氏のみに押し付ける内容。「カマラ(・ハリス氏)はジョー(・バイデン氏)が仕事をできないことを知っていた。彼女がもたらしたのは国境侵犯、暴走するインフレ、アメリカンドリームの死だ」とナレーターが語っている。

トランプ氏は20日にミシガン州で開いた集会で、ハリス氏に対して侮辱的な言葉を口にした。「私は彼女を『笑いのカマラ』と呼んでいる。笑うのを見たことがあるか?彼女はクレイジーだ。笑うのを見ればよく分かる。彼女は常軌を逸している」。

<支持率は拮抗>

民主党は今後の方針を決定していない。バイデン氏はハリス氏を支持しており、党大統領候補に選ばれる保証はまだないものの、ハリス氏が候補になれば予期せぬ形で選挙戦が変わるかもしれない。

黒人女性でアジア系のハリス氏(59)は78歳のトランプ氏との間にまったく新しいダイナミズムを生み出し、世代・文化的な対照が際立つだろう。米国は248年の歴史で女性を大統領に選出したことがない。

民主党のストラテジストであるロデル・モリノー氏は、元検察官でカリフォルニア州司法長官と上院議員も務めたハリス氏について「長年の訴訟経験を活かし、世論という法廷でトランプを効果的に訴追できるだろう」と話す。

共和党のストラテジストであるチップ・フェルケル氏は、ハリス氏が異なる有権者層にアピールする可能性があるとして、トランプ陣営がハリス氏を単なる代役と考えるのは間違いだと警告した。

一方で、共和党の政治コンサルタント、ジャネット・ホフマン氏はハリス氏について、バイデン氏との親密な関係が足かせになると指摘。「(ハリス氏は)米国が求めている変化の代表ではない」と述べた。

最近の世論調査ではハリス氏とトランプ氏の直接対決を仮定した場合の支持率は拮抗。今月15─16日のロイター/イプソス調査によるといずれも44%だった。

バイデン米大統領が21日に大統領選挙から撤退する意向を表明したことを受け、共和党のジョンソン下院議長や副大統領候補に指名されたJ・D・バンス上院議員らがバイデン氏に直ちに辞任するよう要求した。

バイデン氏は撤退表明の中で、来年1月20日までの任期を全うすると主張した。

バイデン氏が辞任すれば大統領継承第2位の地位を得るジョンソン下院議長は「バイデン氏が再選に適さないなら、大統領を務めることも適さない。即刻辞任すべきだ」と主張した。

またバンス氏は「バイデン氏が再選キャンペーンを終わらせるなら、大統領にとどまることを正当化できるのか」とXに投稿した。

このほか、マークウェイン・マリン上院議員らは政権の閣僚らに対し、大統領が職務を遂行できない場合の対処を定めた合衆国憲法修正第25条を発動してバイデン氏を罷免するよう求めた。

バイデン氏に近い民主党のクリス・クーンズ上院議員は、辞任要求について「馬鹿げている」と一蹴。ホワイトハウスのベイツ報道官もバイデン氏が職務を続けると述べた。

大企業のトップはその地位にあることが強みになりやすい。米大統領であればなおさら、その座から追い落とすことはほぼ不可能だ。それだけに、バイデン米大統領が21日に選挙戦から撤退したことは重要な意味を持つ。同氏に代わって11月5日の大統領選で共和党候補のトランプ前大統領と対決する民主党候補は、現職の権力やリスクを伴わない立場で戦いに臨むことになる。

バイデン氏がもっと早く撤退を判断しなかったのは驚くべきとも言える。同氏の再選に向けた過去1年半の活動には高齢に対する不安が影を落としてきた。6月末のトランプ氏との討論会で失態を演じて以来、数十人の民主党議員が選挙からの撤退を求めてきた。

バイデン氏本人、さらに民主党全国委員会のハリソン委員長、ジル大統領夫人など同氏に最も近い人びとは選挙戦継続の意向を変えなかった。しかし、ペロシ元下院議長やオバマ元大統領、上院民主党トップのシューマー院内総務がバイデン氏に懸念を直接伝えたと報じられており、撤退圧力が強まった。

指導者を擁護する行動は本能的なもので、人びとが最も変化の少ない選択をする傾向にあるという研究結果もある。アドバイザーや腹心の部下は、自らの影響力や雇用維持のために指導者に依存するだろう。エゴや恐怖心、さらには群集心理が組織を正しい行動から遠ざけることもある。有権者はまた、現職の大統領に関する疑念を好意的に解釈する傾向がある。米国の歴史上、再選に失敗した大統領は10人しかいない。

しかし、一見代わりがきかない指導者が健康を害した時にリスクが顕在化する。アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)が好例だ。同氏はがんの治療中に健康状態が悪化したが、アップルは部分的な情報開示にとどめた。ジョブズ氏が治療のために休暇を取得すると発表したが、病状の深刻さは明かさなかった。

ジョブズ氏は2011年8月に正式に退任し、それから2カ月足らずで死去した。それ以降の5年間、アップルは競合するグーグル(現アルファベット)に比べて低調だった。

企業トップが取締役会などで選任されるのに対し、大統領は民主的に選出されるという大きな違いがある。米憲法が大統領の任期を2期に制限していることが権力の大きさを物語っている。現職のバイデン氏にとって軌道修正を即決するのは難しく、撤退の判断をためらったのだろう。

民主党がこのタイミングで新たな候補者を指名するのは厄介なことになりそうだ。ハリス副大統領なら過去4年間の実績に基づき選挙戦を繰り広げることになるだろうが、誰が指名されても「現職の優位性」という追い風なしにトランプ氏と対決しなければならない。おそらく、民主党に対する評価はすでに低下している。

トランプ前大統領の警護担当が過去2年にわたって、シークレットサービス(大統領警護隊)に対して、十分な人的・物的資源を与えられていないと不満を伝えていた件をめぐり、シークレットサービスは22日までに、一部の要望を拒否していたことを認めた。

シークレットサービスの報道官は声明で、過去に特定のリソースを提供していなかったものの、代わりとなる地元のパートナーを含む他の治安対策を提供してきたと説明した。

トランプ氏をめぐっては、ペンシルベニア州バトラーの集会で、銃撃犯がトランプ氏の約150メートル近くの建物の屋根にまでどのようにしてたどり着いたのかについて懸念の声が出ている。

米紙ワシントン・ポストは先に、シークレットサービスが過去2年にわたり、トランプ氏の警護チームからの要請を断っていたと伝えていた。

トランプ氏に近い要員は、要請を認めなかった決定について、シークレットサービスの上層部によるものだと感じていた。

複数の情報筋によれば、トランプ氏は自身の警護にあたるシークレットサービスの要員とは近い関係を築いていたものの、こうした要員とシークレットサービス上層部との関係は以前から緊迫していた。

シークレットサービスはCNNの取材に対し、特定の専門部隊や物資が保護対象者に対して提供されない場合、対象者の安全を確保するために「変更」を行うと説明。それには、専門的な機能を提供するため州または地元のパートナーを活用したり、保護対象者の公の場での露出を減らすための代替手段を特定したりすることなどが含まれるという。

] - トランプ前米大統領は21日、ペンシルベニア州で13日に開いた集会で銃撃された事件について、事前に誰からも「問題」を警告されていなかったと述べた。

FOXニュースのインタビューで「問題があるとは誰も言わなかった。私は15分待っただろう。彼らは15分、20分、5分待とうと言うことができた。(だが)誰も言わなかった」とし、「あれは間違いだったと思う」と語った。

また「どうやって誰かが屋根に上がったのか。なぜ報告されなかったのか」と述べた。

米紙ワシントン・ポスト(WP)は20日、シークレットサービス(大統領警護隊)の幹部がトランプ氏の警護担当が事前に求めた人員や装備の増強を繰り返し拒否していたと報道。リソース不足などを理由に挙げたという。

シークレットサービスの報道官は21日、ロイターに「シークレットサービスの特定の専門部隊やリソ-スが提供されなかった場合においては、警護対象者の安全を確保するために修正を行った」と説明。「これには専門的な機能を提供するために州や地元のパートナーを利用することや、警護対象者のエクスポージャーを減らす代替手段を特定することが含まれる」とした。

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