ヘイリー氏、共和予備選で初勝利 ワシントンDC https://t.co/r3xaiihHXW
— ロイター (@ReutersJapan) March 4, 2024
エジソン・リサーチによると、米首都ワシントンで3日に行われた共和党予備選は、ヘイリー元国連大使が勝利した。指名争いで同氏の勝利は初めて。
ヘイリー氏の得票率は62.9%、トランプ前大統領は33.2%だった。ヘイリー氏は代議員19人を得る。指名獲得には1215人が必要。
ヘイリー陣営の報道官は「ワシントンの機能不全に最も近い共和党員がトランプ氏と彼の(もたらす)混乱を拒否したのは意外ではない」と述べた。
ただ、ヘイリー氏が党の指名を獲得できる可能性は依然として極めて低い。トランプ氏は候補者選びでこれまで8連勝しているほか、世論調査によると今後もほぼ全勝が予想されている。
首都ワシントンは都市部で、大卒者の比率が比較的高い。トランプ氏は教育水準が低い地方を主要な支持基盤とする。
同氏は自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」で、ワシントンDCは代議員がほとんどいないなどとして、意図的に遠ざかったと説明した。
5日には指名争いの大きなヤマ場となる「スーパーチューズデー」を迎える。15州と米領サモアで予備選・党員集会が行われ、共和党代議員874人の獲得を争う。
米大統領選 ヘイリー氏ワシントンで勝利確実 共和党予備選挙https://t.co/OJ1j0F9JdV #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) March 4, 2024
ことし秋のアメリカ大統領選挙に向けた野党 共和党の候補者選びで、トランプ前大統領を追うヘイリー元国連大使が首都ワシントンで勝利しました。共和党内でのトランプ氏の優位は変わりませんが、一連の候補者選びでヘイリー氏が勝利するのは初めてです。
11月のアメリカ大統領選挙に向けた野党 共和党の候補者選びは、首都ワシントンで3月1日から3日間にわたって予備選挙の投票が行われ、3日に開票が行われました。
集計はすでに終了し、得票率は、
▽ヘイリー元国連大使が62.8%
▽トランプ前大統領が33.3%で、
ヘイリー氏が勝利しました。ことし1月から始まった共和党の候補者選びでは、これまでに予備選挙などが行われた7つの州と、アメリカ領バージン諸島のすべてでトランプ氏が勝利していて、ヘイリー氏が勝利するのは、これが初めてです。
首都ワシントンは、リベラルな土地柄として知られ、トランプ氏が当選した2016年の大統領選挙の予備選挙でもトランプ氏は3位でした。
ただ、トランプ氏は、これまでの候補者選びで獲得した代議員の数でヘイリー氏を大きくリードしているほか、全米を対象にした世論調査の支持率でも、ヘイリー氏を60ポイント以上上回っていて、党の指名獲得に向けたトランプ氏の優位は変わっていません。
ニッキー・ヘイリー、共和党大統領予備選で初勝利!
— J Sato (@j_sato) March 4, 2024
それはワシントンD.C.で、「エリート」が集まるワシントンD.C.がいかに全米とは別世界かを示す形に。 pic.twitter.com/d2tyzUhsq9
🐊ワシントンDCは沼の住人しか居ない…
— morpheus🪖Reloaded⚔️地滑り的勝利への覚醒🏆 (@Reloaded7701) March 4, 2024
本日はノースダコタ州の開票。
そして明日は(日本時間明朝)スーパー・チューズデー🐸 pic.twitter.com/Gu8CeK0hFo
「スーパーチューズデー」について知っておくべきこと https://t.co/DjLpptqcX8
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) March 4, 2024
米大統領選の候補指名争いも序盤戦が終了し、新たな山場を迎える。複数の州で有権者が同じ日に予備選で票を投じる「スーパーチューズデー」だ。
今年は民主党のジョー・バイデン大統領も共和党のドナルド・トランプ前大統領も、ここまで危なげなく勝ち進んでいるものの、スーパーチューズデーは重大な日だ。共和党候補者争いで果敢にもトランプ氏に対抗しているものの、いまひとつパッとしない前サウスカロライナ州知事のニッキー・ヘイリー氏にとって、5日の火曜日に行われる一連の予備選が最後のチャンスになるかもしれない。
単独の州で予備選や党員集会が行われるのではなく、共和党の場合は全米15の州で、民主党の場合は16の州で一斉に投票が行われるのがスーパーチューズデーだ。
共和党の場合は代議員総数の3分の1以上、民主党も同等の代議員数が投票で決まる。今年の大統領予備選では、ここまでのところ、バイデン氏は完勝、トランプ氏も1敗のみとなっている。
投票が行われる州は
スーパーチューズデーでは東西南北、共和党寄りか民主党寄りかを問わず、全米各地で予備選が行われる。
米国の子どもなら誰でもわかる、アルファベット順で最初に出てくる三つの州、アラバマ州、アラスカ州(共和党のみ)、アーカンソー州でも予備選が行われる。それ以外ではカリフォルニア州、コロラド州、メーン州、マサチューセッツ州、ミネソタ州、ノースカロライナ州、オクラホマ州、テネシー州、テキサス州、ユタ州、バーモント州、バーニジア州だ。
アイオワ州では6日が民主党予備選の郵便投票の期日にあたり、米領サモアでは民主党の党員集会が行われる。
トランプ氏とバイデン氏、スーパーチューズデーの過去の戦績
2016年のスーパーチューズデーはトランプ氏が共和党の候補指名を確実にした瞬間だった。トランプ氏はこの日、11州のうち7州で勝利を収めたが、代議員がもっとも多いテキサス州は落とした。とはいえ16年は白熱した代議員争いが展開した。打って変わって、今年はスーパーチューズデーを迎えるまでトランプ氏がほぼ全てで勝利を収めており、獲得代議員数でヘイリー氏とのリードを広げている。
20年のスーパーチューズデーではバイデン氏が14州中10州で勝利を収めた。今年は民主党からこれといった対立候補は出ておらず、現職大統領の例にもれずバイデン氏がスーパーチューズデーで完全勝利を収めるものと予想される。
注目すべき展開は
共和党の場合、ヘイリー氏がどうにかして勢いに乗れるかどうかが焦点だ。これまでのところヘイリー氏は予備選、党員集会ともに全敗で、代議員数でも大きく引き離されているが、共和党支持者には第二の選択肢があってしかるべきだと同氏は強調している。予想外の支持がヘイリー陣営になだれ込まない限り、スーパーチューズデーで敗北すればヘイリー氏も選挙戦から離脱することになるだろうか。
民主党はというと、ミシガン州でバイデン氏に黄色信号がともった。同氏はミシガン州予備選で快勝したものの、10万人以上の有権者がバイデン氏ではなく「支持候補なし」という枠に票を投じた。ミシガン州の代議員のうち2枠が「支持候補なし」に割り当てられ、バイデン氏は今回初めて代議員を失った。
パレスチナ自治区ガザ地区でパレスチナ人の死者数が3万人を超える中、アラブ系やイスラム教徒が多い同州の有権者は民主党予備選でバイデン氏のイスラエル政策に抗議票を投じ、バイデン氏がイスラエルとイスラム組織ハマスとの間の一時戦闘休止をより強力に推進することを望んでいる。こうした抗議の声は、スーパーチューズデーでもさらに増えるだろうか。
一方、バイデン氏に対抗する民主党対立候補はいずれも十分な支持を集められていない。ディーン・フィリップス下院議員は、バイデン氏が予備選に参加した州で1けた台の得票率しか得られなかった。前回の大統領予備選でも立候補した非主流派のマリアン・ウィリアムソン氏は、いったん終了した選挙活動をあらためて再開するという異例の措置を講じている。
予備選はいつ終わるのか
厳密にはスーパーチューズデーで終わりではない。3月も半ばを過ぎるまでは、どの候補者も過半数の代議員を獲得することはできない。両党の候補者がいわゆる「マジックナンバー」に到達するのは、3月12日ないし19日と見られている。トランプ氏は総代議員2429人のうち1215人、バイデン氏は3934人のうち1968人を獲得する必要がある。
それにもかかわらず、予備選は6月上旬まで続く。全国大会が開催されるのは、共和党の場合7月、民主党の場合は8月になってからだ。
スーパーチューズデーの歴史
現在の予備選の形になったのはこの数十年のことだ。それに伴ってスーパーチューズデーも進化した。「スーパーチューズデー」という言葉が最初に使われたのは1980年代で、中道派の候補者を望む南部州の民主党員が、選挙戦で大勢を握ろうとして予備選を同日開催した。だが必ずしも毎回思惑通りにいったわけではない。当時マサチューセッツ州知事だったリベラル派のマイケル・デュカキス氏は88年のスーパーチューズデーで指名争いの大勢を決した。92年のスーパーチューズデーでは、当時アーカンソー州知事だったビル・クリントン氏が南部州で圧倒的勝利を収め、予備選での勢いを取り戻した。
2008年は予備選が続々と前倒しされたため、2月上旬にスーパーチューズデーを迎えた。21州で予備選が行われたが、当時上院議員だったバラク・オバマ氏とヒラリー・クリントン氏は民主党の代議員を分け合う形となった。一方共和党は、ジョン・マケイン上院議員が決定的勝利を収め、前マサチューセッツ州知事のミット・ロムニー氏を撤退に追い込んだ。
トランプ氏再選望むハンガリー首相、米フロリダ州で8日会談 https://t.co/6yHTDoyBpW
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ハンガリーのオルバン首相は3月8日に米フロリダ州でトランプ前大統領と会談する。オルバン氏の報道担当官が3日、国営ハンガリー通信(MTI)に語った。
オルバン氏は先月23日、今年の大統領選で再選を目指すトランプ氏への支持を表明。「現大統領が去り、トランプ前大統領が戻り、(ウクライナの)和平のために自由な手を持つことを望む」と語った。
オルバン氏はこれまで、ロシアが侵攻するウクライナへの武器供与を拒み、欧米諸国のロシア制裁を批判してきた。戦争を終結させるため、停戦を繰り返し求めている。
バイデン米政権とは、スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟を巡り関係が緊迫化した。ただ、ハンガリー議会は先週、スウェーデンのNATO加盟を承認した。
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