EU外相がベトナム訪問、関係格上げに意欲 安保支援申し出 https://t.co/fsIo3l7HFN https://t.co/fsIo3l7HFN
— ロイター (@ReutersJapan) July 30, 2024
欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は30日、ベトナムとの外交関係の格上げに向けた取り組みを開始したいと述べた。EUはベトナムの海洋安全保障とサイバーセキュリティー能力の向上に貢献できると指摘した。
ボレル氏とベトナムのソン外相はハノイで会談し、南シナ海問題、ウクライナ、エネルギー転換のための資金調達について話し合った。
ボレル氏は会談後「今回の訪問を、関係格上げへのプロセスを開始するきっかけにしたい」と述べた。
EUは南シナ海やウクライナにおける国際法の尊重を支持していると強調した。
また、石炭使用の削減に向け「公正なエネルギー移行パートナーシップ(JETP)」の実施加速をベトナムに促したとも述べた。
#欧越(ボレル上級代表・訪問)
米比の関与、中国への「機敏な」対応に寄与=マルコス大統領 https://t.co/sldJVh3ldE
— ロイター (@ReutersJapan) July 30, 2024
フィリピンのマルコス大統領は30日、米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官と面会し、南シナ海を巡る中国との緊張に機敏に対応するために米国との定期的な関与が必要だと述べた。
マルコス氏は米・フィリピンの外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を前に両長官と大統領府で面会し、「両国の同盟関係のほか、西フィリピン海(南シナ海)やインド太平洋における具体的な状況についてわれわれが共に行っていることを継続的に検討・再検討し機敏に対応できるよう、意思疎通のラインが非常に開かれていることを常にとてもうれしく思っている」と述べた。
米国務省のミラー報道官によると、両長官は「南シナ海での国際法順守という共通のコミットメント」についてマルコス氏と協議し、「相互防衛条約に基づくフィリピンに対する米国の揺るぎない関与」を強調した。
フィリピンは南シナ海の海域で中国と領有権を争っている。6月17日には中国海警局とフィリピンの船舶が衝突し、フィリピン軍の兵士一人が指を切断した。
フィリピン政府は海上での活動に対する米国の援助の申し出を断った。フィリピンと中国は今月、緊張緩和と紛争の管理のための「暫定的な取り決め」を結んだ。しかし内容を巡って対立しているとみられ、詳細は公表されていない。
#米比(2+2)
#米比(南シナ海)
米 フィリピンに760億円余の軍事支援表明 中国けん制かhttps://t.co/LFDi1IJhMd #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) July 30, 2024
アメリカとフィリピンの外務・防衛の閣僚協議、いわゆる「2プラス2」が行われ、アメリカはフィリピンへ5億ドル、日本円にして760億円余りの軍事支援を表明し、南シナ海で威圧的な行動を強める中国をけん制するねらいがあるとみられます。
アメリカとフィリピンの外務・防衛の閣僚協議は30日、フィリピンの首都マニラで行われました。
協議後の共同会見で、ブリンケン国務長官は、フィリピンの軍や沿岸警備隊の装備の拡充などを図るため、日本円にして760億円余りを支援すると発表しました。
また、オースティン国防長官は、アメリカ軍が共同使用できるフィリピン国内にある拠点に対するインフラ施設への投資額を倍増することや、機密性の高い軍事情報を即時に共有できるよう、軍事情報包括保護協定=GSOMIAを年内に締結する目標を確認したと明らかにしました。
南シナ海のフィリピンと中国が領有権を争う海域では、これまでフィリピンの船が中国海警局の船に衝突されたり放水されたりして妨害される事案が相次いでいます。
ブリンケン長官は「中国の行動がエスカレートしていることに、地域の多くの国が懸念を共有している」と強調していて、アメリカとしてはフィリピンへの軍事支援の強化を通じて南シナ海で威圧的な行動を強める中国をけん制するねらいがあるとみられます。
#米比(軍事支援)
#東南アジア