https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

ASEAN東南アジア諸国連合は、ラオスで開かれた外相会議の共同声明を発表し、戦闘が続くミャンマー情勢について暴力の即時停止を求めるなどと明記しましたが、今回も戦闘の停止に向けた具体策を打ち出すには至りませんでした。

ラオスで25日、開かれたASEANの外相会議では、軍と民主派勢力などとの戦闘が続くミャンマーや、フィリピンなどと中国が領有権を争う南シナ海の情勢が話し合われ、軍が実権を握るミャンマーからも外務次官が参加しました。

27日に発表された共同声明によりますと、ミャンマー情勢については「紛争の激化と人道状況に深い懸念を表明する」とした上で、「市民や公共施設に対する暴力行為を強く非難し、即時停止を求める」としています。

その上でASEANで合意している暴力の即時停止などの5項目を履行する必要性を強調していますが、今回も戦闘の停止に向けた具体策を打ち出すには至りませんでした。

また、南シナ海については当初、フィリピン側が中国の威圧的な行動にさらされている現状について、より具体的に共同声明に盛り込むよう求めていましたが、「一部の外相から人の安全を危険にさらす行為などに懸念が表明された」という表現にとどまりました。

#ASEAN(外相会議・共同声明)

d1021.hatenadiary.jp

@ASEAN 、この地域の最大の政治的・安全保障上の課題に対処する米国のインド太平洋戦略の中核をなすものです。

本日のASEAN地域フォーラムで、26名の同僚とともに海洋問題、南シナ海ビルマ危機などについて議論しました。

中国の王毅外相と会談し、相違点と協力分野について建設的な議論を行った。米国の利益と価値観を推進しながら、米国と中国の間の競争を責任を持って管理することが極めて重要である。

アメリカのブリンケン国務長官と中国の王毅外相は27日、ASEAN東南アジア諸国連合の一連の会議が開かれたラオスで会談し、南シナ海情勢などをめぐって互いにけん制しながらも対話を継続する重要性では一致しました。

アメリ国務省によりますと、ブリンケン長官は会談の中で、南シナ海で中国がフィリピン側にとっている威圧的な行動について「地域を不安定化する行動だ」と懸念を表明しました。

その上で、アメリカは国際法に沿った平和的な解決を支持すると伝えたとしています。

一方、中国外務省によりますと王外相は、中国とフィリピンが緊張を緩和するための暫定的な取り決めに合意したことを説明した上で、「アメリカがあおったりかき乱したりして海上の安定を損なってはならない」と述べ、けん制しました。

また、ブリンケン長官が台湾海峡の平和と安定を維持する重要性を強調したのに対し、王外相は「『台湾独立』勢力が挑発するたびに必ず反撃する」と述べました。

このほかウクライナ情勢をめぐっては、ブリンケン長官は中国がロシアの防衛産業を支援しているとして深刻な懸念を示し、「中国が対処しなければ、措置をとり続ける」と警告したのに対し、王外相は「一方的な制裁を停止すべきだ」と述べ、アメリカ側の制裁措置に反発したということです。

両国の対立が続くなか、両外相は互いにけん制しながらも関係の安定化をはかるため対話を継続する重要性では一致しました。

#米中(南シナ海
#米中(台湾)
#米中(中露)
#米中(外相会談)

d1021.hatenadiary.jp

#東南アジア