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イラン国営通信(IRNA)は11日、同国の精鋭部隊「イスラム革命防衛隊(IRGC)」が西部で軍事訓練を行っていると伝えた。13日までの予定という。

IRGC当局者は9日に開始された訓練について、イラクとの国境に近い西部ケルマンシャー州で続いており、「戦闘態勢と警戒態勢の強化」が目的だとIRNAに語った。

イランは先月末に首都テヘランイスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が暗殺されたことを受け、イスラエルに報復すると宣言している。

イランとハマスイスラエルがハニヤ氏を殺害したと非難しているが、イスラエルは肯定も否定もしていない。

イスラエルガラント国防相は声明で、イランとレバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラに対し「過去にない方法でわれわれに危害を加える者は過去にない方法で攻撃される可能性が高い」と警告。

イスラエルは戦線がさらに拡大することを望んでいないが、それに備える必要があるとも述べた。

イスラエルのガラント国防相は11日、オースティン米国防長官と電話会談し、イランがイスラエルに対する大規模な攻撃を準備している兆候があると伝えた。ニュースサイト「アクシオス」のバラク・ラビド記者が会談に詳しい関係者の話として、Xで明らかにした。

同記者によると、イスラエルの情報機関はイランがイスラエルを直接攻撃することを決定し、数日以内に実行する可能性があると考えているという。2人の関係者の話としている。

イスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が7月下旬にイランの首都テヘランで暗殺されたことへの報復攻撃という。

イスラエルはハニヤ氏を殺害したかどうかについて、肯定も否定もしていない。

国防総省は11日、オースティン国防長官が誘導ミサイルを搭載できる原子力潜水艦ジョージアの中東派遣を命じたと発表した。イスラム組織ハマスレバノンの親イラン武装組織ヒズボラの幹部殺害を受け、イランなどによる報復攻撃に警戒感が高まっている。

SNS(交流サイト)への米軍の投稿によると、ジョージアは7月に既に地中海に配備されていたが、潜水艦配備を公に発表するのは異例。

国防総省はオースティン長官とイスラエルのガラント国防相の電話協議後に声明を発表。同長官が空母エーブラハム・リンカーンを中核とする打撃群の中東派遣を加速するよう命じたことも明らかにした。

また「オースティン長官はイスラエル防衛のためにあらゆる手段を講じるという米国のコミットメントを改めて表明し、地域の緊張激化を踏まえ、中東全域における米軍の戦力態勢と能力の強化に言及した」と述べた。

米軍はイスラエルの防衛強化に向け海軍艦艇や戦闘機を追加派遣すると既に発表している。

アメリカ国防総省は、オースティン国防長官が、アメリカ軍の態勢をさらに強化するため、空母打撃群の中東地域への派遣を急ぐよう指示したと明らかにしました。イスラエルへの報復を宣言しているイランをけん制するねらいがあるものとみられます。

アメリカ国防総省は声明を出し、オースティン国防長官が11日、イスラエルのガラント国防相と電話で会談したと明らかにしました。

この中でオースティン長官は、中東情勢の緊張が続く中、イスラエルを防衛するため、あらゆる手を尽くしてこの地域のアメリカ軍の態勢を強化する考えを示したということです。

その上で、すでに中東地域で展開中の空母打撃群に加えて、原子力空母「エイブラハム・リンカーン」を中心とした空母打撃群の派遣を急ぐよう指示したほか、原子力潜水艦ジョージア」の派遣も指示したとしています。

アメリカ軍としては、イスラエルへの報復を宣言しているイランをけん制するねらいがあるものとみられます。

このほか声明では、オースティン長官がガラント国防相イスラエルへの非難を強めるレバノンシーア派組織ヒズボラや、イランが支援する中東各地の組織への対応についても意見を交わしたとしています。

中国の王毅外相は11日、イランのカニ外相代行と電話会談を行い、イランが「主権、安全、国家の尊厳」を守ることを中国は支持すると述べた。中国外務省が発表した。

王外相は、イランの首都テヘランで先月末にイスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が暗殺されたことについて、イランの主権を侵害し、地域の安定を脅かしたとあらためて非難。

「(ハニヤ氏暗殺は)ガザ停戦交渉プロセスに直接的な打撃を与え、地域の平和と安定を損なう」と述べた。

「中国は、イランが法にのっとり主権、安全、国家の尊厳を守り、地域の平和と安定を維持する努力をすることを支持し、イランとの緊密な対話を維持する用意がある」とした。

イランのペゼシュキアン大統領は11日、閣僚名簿を議会に提出し、外相にはアッバス・アラグチ氏を指名した。アラグチ氏は2015年の同国の核問題を巡る合意(イラン核合意)でイラン側の代表として主導的役割を果たしたほか、日本など複数の国の駐在大使を務めた。

イランのペゼシュキアン大統領は11日、閣僚名簿を議会に提出した。地域の緊張が高まる中、外相には実務経験豊富な現実主義者で駐日大使も務めたアッバス・アラグチ氏(61)を指名した。

閣僚名簿は、議会の承認が必要。議会のカリバフ議長によると、議会委員会が12日から各閣僚候補の審査を開始する見通し。

アラグチ氏は、イランの核問題を巡る2015年の合意(イラン核合意)の交渉で重要な役割を果たした。18年にトランプ政権下だった米国が同合意から離脱した後、バイデン政権で合意再建に向けた米国との間接協議でもイラン側の交渉責任者を務めた。日本など複数の国の駐在大使を務めた。

このほか、石油相には、18年から21年にかけて石油副大臣を務めたモフセン・パクネジャド氏を指名。道路交通相にファルザネ・サデグ氏(女性)を起用した。女性の閣僚は、承認されればイスラム革命以降で2人目となる。情報相はライシ政権の同相だったハティブ氏が続投する。

イスラム組織ハマスは11日、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとの戦闘休止を巡り、新たな交渉に臨むのではなく、以前の協議に基づいた計画を提示するよう仲介国に要請した。

仲介国の米国、エジプト、カタールは先週、停戦と人質解放に関する最終合意に向けた協議を15日に開くようイスラエルハマスに求めたが、ハマス側の参加が不透明になった。

イスラエルは協議に参加するため交渉担当者を派遣するとした。ハマスは当初、検討するとしていたが、参加しない可能性を示唆した形だ。

ハマスは声明で「バイデン米大統領のビジョンと国連安全保障理事会決議に基づき、2024年7月2日に合意した内容の実施計画」を提示するよう仲介国に要請。

パレスチナ人の虐殺を継続できる時間を与えるさらなる交渉や新たな提案ではなく、過去の合意案をイスラエルに履行させるべきだと訴えた。

ハマスは交渉プロセスを通じて柔軟性を示してきたが、イスラエルの行動は停戦合意の追求に真剣ではないことを示していると主張した。ハマスは先月末の最高指導者ハニヤ氏暗殺を巡りイスラエルを非難している。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・308日目②)

イスラム組織ハマスの最高幹部がイランを訪問中に殺害されイランが報復を宣言するなど、中東地域の緊張が続く中、アメリカ国防総省はオースティン国防長官が、空母打撃群の中東地域への派遣を急ぐよう指示したと明らかにしました。またフランスとドイツ、それにイギリスは12日共同声明を発表し、イラン側に自制を求めました。

ガザ地区イスラエルハマスの戦闘が続く中、先月31日にハマスのハニーヤ前最高幹部が訪問先のイランで殺害され、イランは、イスラエルによる攻撃だとして報復を宣言し、中東地域の緊張が続いています。

こうした中、アメリカ国防総省はオースティン国防長官が、アメリカ軍の態勢をさらに強化するため、空母打撃群の中東地域への派遣を急ぐよう指示したなどと明らかにしました。

またフランスとドイツ、それにイギリスは12日共同声明を発表し、イランのほか、その支援を受けるレバノンイスラムシーア派組織ヒズボラなどを念頭に、報復を自制するよう求めました。

そのうえでガザ地区での停戦に向けた交渉を今月15日に再開するようアメリカなどが呼びかけていることを支持するとし、イランなどによる攻撃は交渉再開を危うくするとしてけん制しました。

一方ハマスは11日に声明を発表し、ハニーヤ前最高幹部の殺害やガザ地区の学校への攻撃で100人以上が死亡したなどとイスラエル側を改めて非難しました。

そのうえで、イスラエルに対しては、侵略を隠蔽し、人々の虐殺を続ける時間を与えるような新たな提案ではなく、先にわれわれが合意した案を履行するよう求める」として今月15日の交渉再開には慎重な姿勢を示しました。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・309日目①)