イスラエル、ゴランへの攻撃でヒズボラの責任追及へ 米に伝える https://t.co/MzIlLfjspg
— ロイター (@ReutersJapan) July 29, 2024
イスラエルが占領するゴラン高原で27日、サッカー場にロケット弾攻撃があり、子どもを含む12人が死亡。ヒズボラは関与を否定しているが、イスラエルはヒズボラによる攻撃と主張しており、全面衝突の懸念が高まっている。
イスラエル国防省によると、ガラント氏は「27日の攻撃は重大なエスカレーションで、イランの支援を受けるヒズボラの責任を問う」と伝えた。
イスラエルはヒズボラに打撃、「全面戦争は意図せず」=当局者 https://t.co/FKpZSYZuzU
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レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラとイスラエルとの間の緊張が高まる中、複数のイスラエル当局者は29日、ヒズボラに打撃を与えたいとしながらも、イスラエルの対応が中東での全面戦争につながることはないと述べた。
イスラエルが占領するゴラン高原で27日、サッカー場にロケット弾攻撃があり、子どもを含む12人が死亡。ヒズボラは関与を否定しているが、イスラエルはヒズボラによる攻撃と主張しており、全面衝突の懸念が高まっている。
これについて国防筋と外交筋を含むイスラエル当局者4人がロイターに対し匿名を条件に、イスラエルは数日間の戦闘の可能性に備えているとしながらも、「現時点での全面戦争はイスラエルの利益にならない」とし、「今回の対応が全面戦争につながることはない」と述べた。ただ、計画の詳細などについては明らかにしなかった。
イスラエルのネタニヤフ首相は29日、ロケット弾が着弾したゴラン高原のマジダル・シャムスを訪問。声明で「イスラエルはこれを放置しない。われわれは厳しい対応を取る」と表明した。
中東紛争拡大の懸念が高まる中、米国のブリンケン国務長官は29日にイスラエルのヘルツォグ大統領と電話会談を行い、紛争拡大防止の重要性を強調。外交的な解決への取り組みなどについて協議した。
ドイツも、イランを含む全ての当事者に自制を呼びかけている。
イスラエルのベイルート攻撃阻止へ、米が外交努力主導=関係筋 https://t.co/W14AHQphtg https://t.co/W14AHQphtg
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米国は、ゴラン高原へのロケット弾攻撃に対する報復としてイスラエルがレバノンの首都ベイルートや主要な市民インフラを攻撃するのを阻止する外交努力を主導している。レバノンとイランの当局者、中東と欧州の外交筋ら5人の関係者が明らかにした。
イスラエルが占領するゴラン高原で27日、サッカー場にロケット弾攻撃があり、子どもを含む12人が死亡。イスラエルと米国はレバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラが攻撃したと非難しているが、ヒズボラは関与を否定している。
関係者によると、外交努力の焦点は人口密度の高いベイルートやヒズボラの拠点であるベイルート南部の郊外、空港や橋などの重要インフラを標的にしないよう促し、イスラエルの対応を抑制することだという。
攻撃以降、米国の調停者アモス・ホッホシュタイン氏と連絡を取り合っているというレバノンのエリアス・ボウ・サーブ国会副議長はロイターに対し、イスラエルは首都とその周辺への攻撃を避けることで、深刻な事態激化リスクを回避できると語った。
ただ、中東と欧州の外交筋によると、イスラエルはベイルートや近郊、市民インフラへの攻撃を避けるという約束はしていないという。
米国務省は外交的協議の詳細についてはコメントしないとしながら、国境を越えた攻撃を全て終わらせる「永続的な解決策」を模索しているとした。報道官は「ヒズボラを含むイランに支援された全ての脅威に対するイスラエルの安全保障への米国の支持は揺るぎない」とロイターに語った。
イラン大統領、イスラエルに警告 レバノン攻撃巡り 仏大統領と電話会談 https://t.co/Fonbzr7gHX
— ロイター (@ReutersJapan) July 29, 2024
イランのペゼシュキアン大統領はフランスのマクロン大統領と電話会談を行い、イスラエルによるレバノンへのいかなる攻撃もイスラエルにとって深刻な結果をもたらすと伝えた。イラン国営メディアが29日、報じた。
ペゼシュキアン大統領はマクロン氏との電話会談で「イスラエルがレバノンを攻撃すれば、イスラエルにとって深刻な結果を招く」と警告。「イランは相互信頼に基づきフランスとの関係改善を望んでいる」とも語った。
エリゼ宮(仏大統領府)によると、マクロン大統領はペゼシュキアン氏に対し、不安定化を招く組織への支援を停止するなど、イランはレバノン・イスラエル間の緊張の高まり回避に向けた役割を果たすべきと語った。
さらに、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの支援継続について警告したほか、懸念される核開発計画のエスカレーションをやめ、国際機関の指示に従うべきとも伝えた。
イスラエルが占領するゴラン高原で27日、サッカー場にロケット弾攻撃があり、子どもを含む12人が死亡。イスラエルはレバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラによる攻撃と主張しており、全面衝突の懸念が高まっている。
仏大統領府によると、マクロン氏は28日にイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を行い、中東での緊張の高まりを回避するために全力を尽くしていると改めて伝えた。
イスラエル、ゴラン攻撃に反撃の権利 全面戦争回避と確信=米高官 https://t.co/K2vICz8JRs
— ロイター (@ReutersJapan) July 29, 2024
米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は29日、ゴラン高原へのロケット弾攻撃に対し、イスラエルに反撃する権利があるとの見解を示した。同時に、米国は全面戦争は回避できると確信していると述べた。
イスラエルが占領するゴラン高原で27日、サッカー場にロケット弾攻撃があり、子どもを含む12人が死亡。レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラは関与を否定しているが、イスラエルはヒズボラによる攻撃と主張しており、全面衝突の懸念が高まっている。
カービー氏は、ゴラン高原に関する米国の政策は変わっていないと言及。ゴラン高原はイスラエルの一部であるとし、ゴラン高原の支配はイスラエルの安全保障にとって重要との考えを示した。
イスラエルとハマス、ガザ停戦案巡り相互に非難 https://t.co/LY21FmJgMY
— ロイター (@ReutersJapan) July 30, 2024
イスラム組織ハマスは29日、パレスチナ自治区ガザでの停戦案について、イスラエルのネタニヤフ首相が新たな条件と要求事項を加えたことで合意が妨げられていると非難した。
イスラエルのほか、仲介する米国、エジプト、カタールはガザ停戦案についてローマでこのほど協議。ハマスはイスラエルから最新の回答を受け取ったとし、声明で「ネタニヤフ首相は新たな条件や要求を掲げ、合意を回避する戦略に戻った」と非難した。
これに対しネタニヤフ首相は、ガザ地区での停戦と人質解放の合意を妨害しているのはハマスだと反論。イスラエルは当初の提案の原則を堅持しており、いかなる条件も変更していないと述べた。
イスラエル外相がトルコのNATO除名要求、エルドアン氏「介入」発言に反発 https://t.co/IgVxXMEcDY
— ロイター (@ReutersJapan) July 30, 2024
イスラエルのカッツ外相は29日、トルコの北大西洋条約機構(NATO)からの除名を要求した。トルコのエルドアン大統領が28日、イスラエルに軍事介入すると警告したことに強く反発したためだ。
イスラエル外務省は「エルドアン氏がイスラエルに介入すると脅迫したことや彼の危険な言辞を踏まえ、カッツ外相は各外交官に対してNATOの全加盟国と速やかに連絡を取り、トルコ非難とNATOからの除名を求めるよう指示した」と述べた。
エルドアン氏はかねてから、パレスチナ自治区ガザにおけるイスラエルの戦闘行動を強く批判し、28日には「イスラエルがパレスチナに対してこうした愚かな行為ができなくなるよう、われわれは非常に強大でなければならない。われわれはナゴルノカラバフやリビアに介入したように、イスラエルにも同じことをするかもしれない」と発言した。
これに対してカッツ氏は「エルドアン氏はイラクの独裁者だったフセイン元大統領の轍を踏んで、イスラエルを攻撃すると脅している。そこで何が起きてどんな結末になったのか思い出す必要がある。トルコはイスラム組織ハマスやイエメンの武装組織フーシ派とともに親イラン枢軸のメンバーとなりつつある」と主張した。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・294日目②)
【随時更新】イスラエル・パレスチナ 中東情勢(7月30日)https://t.co/Tv2Xr8FV7O #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) July 29, 2024
ヒズボラとイスラエル、軍事衝突は不可避でない=米国防長官 https://t.co/Utxf7Zjj8h
— ロイター (@ReutersJapan) July 30, 2024
オースティン米国防長官は30日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエルの軍事衝突は不可避ではないとの認識を示し、事態がエスカレートする可能性を懸念していると述べた。
イスラエルが占領するゴラン高原で27日、サッカー場にロケット弾攻撃があり、子どもを含む12人が死亡した。イスラエルと米国はヒズボラが攻撃したと非難しているが、ヒズボラは関与を否定している。
外交筋によると、レバノンの首都ベイルートや主要インフラに対しイスラエルが報復攻撃を行わないよう、米国などが外交努力を続けている。
オースティン氏は訪問先のマニラで記者会見し「イスラエル北部の国境で多くの動きが見られるが、これが本格的な戦闘にエスカレートすることを懸念している」と述べた。
「戦闘が避けられないとは思っていない。われわれは外交的な方法で物事が解決することを望んでいる」と語った。