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ミャンマーで、軍が定めた統制価格よりも高い値段でコメを販売したとして、禁錮1年の有罪判決を受けた流通大手、イオンの子会社の日本人駐在員の男性が、ことし6月に拘束されてからおよそ1か月半たった12日夜、解放されました。

男性の健康状態に問題はないということです。

解放されたのはミャンマーでスーパー事業を展開するイオンの子会社「イオンオレンジ」商品本部長を務める笠松洋さん(53歳)です。

笠松さんはことし6月、軍が定める統制価格よりも高い値段でヤンゴン市内の店舗で、コメを販売したとして、警察に拘束されました。

その後、消費者の保護を目的にした「生活必需品・サービス法」に違反した罪で起訴され、現地の裁判所は、12日に禁錮1年の有罪判決を言い渡しました。外交筋によりますと、その後、12日夜、笠松さんは、ヤンゴン市内の施設から解放され、健康状態に問題はないということです。

一方、ミャンマー軍の関係者は、NHKの取材に対し、笠松さんを解放したことは認めましたが、その理由については明らかにしていません。

ミャンマーでは3年前のクーデター以降、食料品や医薬品などの価格が高騰していて、軍は、物価対策の一環として統制価格を設定しており、法律に違反した業者を相次いで拘束しています。

イオン「解放を確認」

子会社の日本人駐在員が解放されたことについてイオンは「解放されたことは確認している。今は本人の安全確保を最優先しているため、現地での対応などについてはコメントできない。早期に帰国できるよう調整している」とコメントしています。

ミャンマーでは、3年前の2021年4月にヤンゴンを拠点に活動していた日本人ジャーナリストが拘束され、うその情報を流した罪などで起訴されましたが、その後、当局によって起訴が取り下げられたと国営メディアが伝え、拘束からおよそ1か月後に解放されました。

また、2年前の2022年7月には、軍に対する抗議デモが行われる中、現場にいた日本人ジャーナリストが治安当局に拘束され、入国管理法違反などの罪で有罪判決を受けましたが、拘束から3か月半たった11月に軍の恩赦で解放されました。

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