ガザ地区 停戦協議 “米CIA長官らも参加の見通し”の報道https://t.co/y0KSP9hxmM #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) August 24, 2024
パレスチナのガザ地区の停戦に向けた協議について、イスラエルのメディアはアメリカのCIA=中央情報局の長官や仲介国カタールの首相などがエジプトでの協議に参加する見通しだと報じました。イスラエルとイスラム組織ハマスの意見の隔たりが大きいなか、仲介国などは双方への働きかけを強める構えです。
ガザ地区での停戦に向けた協議において、イスラエルは、ガザ地区南部のエジプトとの境界地帯などの戦略的要衝に停戦後も部隊を駐留させ続けると主張してきましたが、アメリカのメディアは、イスラエル側がこの境界地帯の一部で部隊を一定程度離れた場所に配置するという妥協案を示したと伝えています。
こうした中、イスラエルのメディアなどは、24日、エジプトで行われている協議にイスラエルの情報機関トップをはじめ、アメリカのCIA=中央情報局のバーンズ長官や仲介国カタールのムハンマド首相などが参加する見通しだと報じました。
また、ハマス側は、協議の進捗(しんちょく)について仲介国から報告を受けるため、エジプトに代表団を派遣すると明らかにしました。
一方、パレスチナのメディアは、24日もガザ地区でイスラエル軍の攻撃によって市民50人が死亡したと伝え、犠牲者は増え続けています。
停戦をめぐるイスラエルとハマスの間の意見の隔たりが依然大きいなか、仲介国などは双方への働きかけを強める構えで、合意の実現に向けて協議を進展させられるかが焦点となっています。
ヒズボラ、イスラエルへの報復を開始-無人機攻撃で https://t.co/DILcbk4IBT
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) August 25, 2024
イスラエルが全土に非常事態を宣言した。レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラは司令官が先月殺害された報復として、イスラエルへの最初の攻撃を開始。イスラエルはレバノン南部にあるヒズボラ拠点に先制攻撃も行った。
イスラエル軍は多数のミサイルやロケット弾が発射されたと説明。レバノン南部のヒズボラ拠点に対しては正確な攻撃を実施したと述べた。テルアビブ郊外の主要空港は数時間にわたり閉鎖され、到着便は近隣諸国に向かった。
25日の攻撃は、イスラエルとヒズボラ間の応酬が米国やイランを巻き込む大規模な戦争へと発展する恐れがあるとの懸念を抱かせた。
ヒズボラは先月30日にベイルート南郊で司令官が殺害されたことへの報復として、イスラエルへの攻撃を開始したと発表。イスラエル北部にある11カ所の軍兵舎と軍事施設を標的に、320発を超えるミサイルや無人機を発射したと主張した。
北部でサイレン音
イスラエル側はまだ標的を確認していないが、北部ではサイレン音が何度か聞こえた。屋内にいて、すぐに到着できる防空施設があれば、職場は通常通り業務を行うことができるという。
イスラエル軍のハガリ報道官はヒズボラがミサイルやロケット弾を発射する準備を進めているのを確認し、先制的に行動したと説明。イスラエルはヒズボラが活動する地域にいるレバノンの市民に対し、危険な場所から離れるよう警告したと述べた。
ヒズボラは声明で、イスラエルの標的に無人機が到達したとし、きょうの作戦は「終了した」と表明。先制攻撃で阻止したというイスラエル側の主張を否定した。ヒズボラは今回の攻撃について、先月の司令官殺害に対する報復の第1段階だと先に述べていた。
イスラエルのガラント国防相は48時間の非常事態を宣言。同宣言によって軍は住民に対して特別な指示を出し、関連する場所での集会を制限したり、現場を閉鎖したりすることができると声明で表明した。
ネタニヤフ首相は安全保障の閣僚会議を開いた。
米国防総省のライダー報道官は「われわれは引き続き状況を注視しており、米国がイスラエルの防衛を支援する態勢を取っていることを明確にしている」と指摘。また、今回はイスラエルの作戦であるとして、それに関連する質問はイスラエル側にするよう求めた。
原題:Israel Says It’s Bombing Lebanon to Thwart Hezbollah Attack (2)、Hezbollah Says it ‘Concluded’ Today’s Operation Against Israel(抜粋)
ヒズボラ、イスラエルに数百発のミサイル 司令官殺害の報復 https://t.co/nWkdLF0cht https://t.co/nWkdLF0cht
— ロイター (@ReutersJapan) August 25, 2024
レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは25日、イスラエルによる最高幹部殺害の報復として、同国に対し数百発のロケット弾と無人機(ドローン)を発射した。イスラエルは対応を協議するために閣議を開いた。
イスラエル軍はヒズボラが攻撃を準備していることを事前に察知し、戦闘機でレバノンの標的を攻撃したと発表した。
ヒズボラは320発以上の「カチューシャロケット」を発射し、11カ所の軍事目標を攻撃したと明らかにした。これにより報復の「第一段階」が完了したが、完全な対応には「しばらく時間がかかる」とした。
ヒズボラのシュクル司令官は先月、ベイルート郊外でイスラエルの空爆により殺害され、両者の間で緊張が高まっていた。
イスラエルのカッツ外相は、イスラエルは地上での情勢の変化に応じるが、全面戦争は求めていないと述べた。
ガラント国防相は声明で、「イスラエル国民に対する差し迫った脅威を阻止するため、レバノンで正確な攻撃を行った。われわれはベイルートの動向を注視しており、国民を守るためにあらゆる手段を用いる決意だ」と表明した。
イスラエル軍の報道官は、攻撃のほとんどはレバノン南部の標的を狙ったものだが、脅威がある場所ならどこでも攻撃する用意があると述べた。
「数十機の(イスラエル空軍の)ジェット機が現在、レバノン南部のさまざまな場所を攻撃している。われわれは脅威を除去し、ヒズボラのテロ組織に対する集中的な攻撃を続けている」と語った。
ガラント氏は非常事態を宣言し、テルアビブの空港を発着する便は約90分にわたって中断された。空港当局は午前7時(日本時間午後1時)までに通常の運航が再開される見込みとしている。
イスラエル救急当局によると、今のところ死傷者は報告されていない。
<地域紛争への懸念>
イスラエルとヒズボラの緊張が高まったことで、米国とイランを巻き込むより広範な地域紛争が起こるのではないかとの懸念が高まっている。
米ホワイトハウスは、バイデン大統領は状況を注視していると述べた。
米国家安全保障会議(NSC)のサベット報道官は「(バイデン氏の)指示により、政府高官はイスラエル側と継続的に連絡を取っている。われわれはイスラエルの自衛権を支持し、地域の安定のために努力し続ける」と説明した。
ヒズボラ “イスラエルへの大規模な攻撃を開始” 声明https://t.co/xob3Fdej36 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) August 25, 2024
中東レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは、隣国イスラエルに大規模な攻撃を行ったと発表しました。7月にイスラエルがヒズボラの司令官を殺害したことへの報復だとしていて、紛争のさらなる拡大が懸念されています。
イスラエルと敵対するヒズボラは25日早朝、声明を出し、イスラエルに大規模な攻撃を行ったと発表しました。
これまでにイスラエル軍の基地などの軍事施設を標的に320発以上のロケット弾を発射し、第1段階の攻撃を完了したとしています。
攻撃についてヒズボラは、7月に司令官がイスラエル軍の空爆によって殺害されたことへの報復だとしていて、イスラエルの救急当局によりますと、北部で女性1人が軽いけがをしたということです。
イスラエル軍はこれに先立ち、大規模な攻撃の兆候があるとして隣国レバノンのヒズボラの拠点に空爆を行ったと発表していました。
イスラエルのガラント国防相は「特別な状況」だと宣言し、今後48時間、全土の住民に当局の指示に従うよう求めていて、イスラエル最大の商業都市テルアビブにある国際空港は一時閉鎖されました。
また、ネタニヤフ首相は、攻撃を受けて緊急の閣議を開き「われわれに危害を加える者に対しては、われわれも攻撃する」と述べ、反撃する構えを見せていて、紛争のさらなる拡大が懸念されています。
ヒズボラは、パレスチナのガザ地区でイスラエル軍との戦闘を続けるイスラム組織ハマスとの連帯を表明し、これまでイスラエルとの間で激しい攻撃の応酬を繰り広げてきました。
25日には、ガザ地区での停戦と人質の解放に向けた協議にアメリカのCIA=中央情報局の長官らが参加してイスラエルとハマスの双方に合意の実現を働きかける見通しだと伝えられていましたが、今回の大規模攻撃で協議に影響がおよぶ可能性も出ています。
ヒズボラがイスラエル攻撃 320発、「第1段階終了」https://t.co/OVQB8PrN86
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) August 25, 2024
#4レスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・320日目②)
【随時更新】イスラエル パレスチナ 中東情勢(8月25日)https://t.co/zyll2e7jUe #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) August 24, 2024