日中友好議連 王毅外相と会談 “懸案あるも若い世代の交流を”https://t.co/2lN1aCzRNi #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) August 28, 2024
中国を訪れている超党派の国会議員でつくる日中友好議員連盟のメンバーは28日夜、中国の王毅外相と会談しました。双方は、日中間にはさまざまな懸案があるものの、若手議員の中国訪問など、若い世代の交流を進めていくべきだとの考えで一致しました。
自民党の二階・元幹事長が会長を務める日中友好議員連盟のメンバーは28日夜、中国の王毅外相との会談と夕食会に臨みました。
この中で、双方は▽8月26日に中国軍機が、日本の領空を侵犯したことや、▽中国が、東京電力福島第一原発にたまる処理水の海への放出を受け、日本産水産物の輸入を停止する措置をとっていること、それに、▽日本人がスパイ容疑で拘束されている問題など、日中間の懸案について、意見を交わしました。
その上で、日中間にはさまざまな懸案や意見の相違があるものの、対話の継続が重要で、若手議員の中国訪問など、特に若い世代の交流を進めていくべきだとの考えで一致しました。
二階元幹事長らは29日帰国する予定です。
中国の領空侵犯、日本への「警鐘」=米下院中国特別委員長 https://t.co/DGki5uo6Do https://t.co/DGki5uo6Do
— ロイター (@ReutersJapan) August 29, 2024
米下院中国特別委員会のジョン・モーレナー委員長は28日、訪問先の東京でインタビューに応じ、中国軍機による日本領空侵犯は中国指導部の攻撃的な性質について日本政府に「警鐘」を鳴らすものとの認識を示した。
日本の防衛省は26日、中国軍のYー9情報収集機が長崎県男女群島沖の領海上空を侵犯したと発表。これについて中国外務省の林剣報道官は27日の定例会見で、関連部署が状況の把握に努めていると述べた。
モーレナー氏は「ここ数年は中国の非常に変わった姿を目にしてきた。問題は将来的な侵略や有害な活動を抑止する最善の方法は何かということだ」と述べた。
中国国防省 領空侵犯めぐり「過度な解釈をしないよう望む」https://t.co/b4oqaJF1xQ #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) August 29, 2024
今週、中国軍機による日本の領空侵犯が初めて確認されたことについて、中国国防省の報道官は「中国はこれまで常に各国の主権を尊重しており、過度な解釈をしないよう望む」と述べるとともに、日中の間で外交ルートを通じて意思疎通を図っていると繰り返しました。
防衛省によりますと、今月26日、中国軍のY9情報収集機1機が、長崎県五島市の男女群島の南東沖上空の領空内を飛行し、中国軍機による日本の領空侵犯が初めて確認されました。
中国国防省の呉謙報道官は29日の会見でこれに関する中国メディアからの質問に対し、「われわれは関連の報道を注視している。中国と日本は外交ルートを通じて意思疎通を続けている」と述べました。
そのうえで、「中国はこれまで常に各国の主権を尊重しており、過度な解釈をしないよう望む」と強調しました。
中国外務省は、領空侵犯が確認された27日、「関係部門が状況を確認中だ」としていましたが、呉報道官は、NHKの記者が詳細な状況や目的について質問したのに対し、日中の間で意思疎通が続いていると繰り返しただけで、具体的な言及は避けました。
#日中(領空侵犯)
フィリピンの中国大使館 南シナ海問題で日本の懸念表明に抗議https://t.co/zltLx6vPMa #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) August 29, 2024
フィリピンにある中国大使館は、日本の外務省が南シナ海でフィリピンに対する威圧を繰り返す中国を念頭に、深刻な懸念を表明したことに対して、抗議したと発表しました。
フィリピン当局は、中国との間で領有権を争う南シナ海で8月、フィリピン側の船が中国海警局の船から衝突されたり放水銃を発射されたりしたほか、パトロール中の航空機が中国軍機から「フレア」と呼ばれる、ミサイルをかわすための熱源を発射されるなど、妨害行為が相次いだと非難を繰り返しています。
これについて日本の外務省は27日、名指しは避けつつも中国を念頭に「南シナ海において、地域の緊張を高める行為が繰り返されていることに対し、深刻な懸念を表明するとともに緊張の緩和を強く求める。船舶や航空機の危険で威圧的な使用に断固反対する」とする報道発表を出しました。
これに対し、マニラにある中国大使館は29日に声明を発表し「無責任な発言に留意する。事実を無視した対応で、中国に対する不当な非難を含んでいる」として抗議したと明らかにしました。
南シナ海をめぐっては、中国との衝突などが起きるたびにアメリカやオーストラリアなどもフィリピンを擁護する声明を発表していますが、中国が抗議したのは日本だけで、反発を強めています。
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