米、元インド情報当局幹部を起訴 シーク教徒独立指導者暗殺未遂で https://t.co/i7PQaAEQ7R https://t.co/i7PQaAEQ7R
— ロイター (@ReutersJapan) October 18, 2024
米司法省は17日、米国とカナダの二重国籍者であるシーク教徒独立運動指導者のグルパトワント・シン・パヌン氏を米ニューヨークで暗殺するように指示したとして、元インド情報当局幹部のビカシュ・ヤダブ被告をニューヨーク南部地区連邦地裁に起訴したと発表した。暗殺は未遂に終わった。
米連邦捜査局(FBI)のレイ長官は「憲法で保証された権利を行使して米国に住んでいる人々に対する暴力行為や、他の報復行為をFBIは許さない」との声明を出した。
インドの関与を調査している同国政府の委員会関係者は15日、米首都ワシントンで米当局者らと会談した。米司法省はインド情報当局がパヌン氏の暗殺計画を指示したと主張しており、米国がインドに対して調査するよう促していた。
一方でカナダは14日、シーク教徒独立指導者だったハーディープ・シン・ニジャール氏がカナダで2023年に殺害されたのはインド当局の仕業だったとして駐カナダのインド外交官の国外追放を決めた。インドはカナダ側の申し立てを否定し、駐インドのカナダ外交官の国外追放を命じた。
インドはシーク教徒独立主義者を「テロリスト」と決めつけ、治安を脅かす存在だとレッテルを貼っている。シーク教徒独立主義者はインドの一部を分離し、「カリスタン」という名の独立国を作ることを求めている。1980年代から90年代にかけての独立運動では数万人が死亡した。
バングラデシュ 国外逃亡のハシナ前首相に逮捕状https://t.co/CmNFW7c7Yp #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) October 18, 2024
学生による激しい抗議デモで政権が崩壊したバングラデシュで、裁判所は国外に逃亡したハシナ前首相に対し、デモ隊を武力弾圧し多数を死傷させたとして「人道に対する罪」の疑いで逮捕状を出しました。
バングラデシュではことし7月から8月にかけて、公務員採用の優先枠などをめぐって学生たちの激しい抗議デモが全国に拡大し、15年政権を維持していたハシナ前首相が隣国インドに逃亡する事態となりました。
一連の抗議活動では警察と学生たちの激しい衝突などで1000人以上が死亡したと見られるほか、警察の武力行使で多くの学生が失明するなど大けがを負いました。
バングラデシュの特別法廷は17日、ハシナ前首相に対し、デモ隊を武力弾圧し多数を死傷させたとして「人道に対する罪」の疑いで逮捕状を出しました。
あわせて前政権の閣僚など45人にも逮捕状を出し、当局に対し1か月以内に出廷させるよう求めています。
これについて主任検察官は「彼らは大きな影響力がある。逮捕することなく適切な調査は不可能だ」と述べて徹底した捜査を行う姿勢を示しています。
ただハシナ氏の所在は明らかになっておらず、今後、ハシナ氏をめぐって司法手続きが進むのか不透明な情勢です。
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