品薄続いた主食用のコメ 民間での在庫量は増える見通し 農水省https://t.co/DYrPGrm6lV #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) October 30, 2024
各地のスーパーなどで一時、品薄が続いた主食用のコメについて、農林水産省は、来年6月には民間での在庫量が過去最低だったことし6月時点より9万トン増えるという見通しを公表しました。
農林水産省は、30日開いた審議会で主食用のコメの来年6月までの1年間の需要量と生産量の見通しを示しました。
それによりますと、令和6年産のコメの生産量は農家が作付けを増やしたことなどから、令和5年産より20万トン余り多い683万トンになるとしています。
これに対しコメの需要量は、人口減少などを背景に674万トンと、ことし6月までの1年間より、30万トン余り減るとしています。
この結果、来年6月時点の民間でのコメの在庫量は162万トンと、過去最低だったことし6月時点より9万トン増える見通しだとしています。
ただ、コメの需要量をめぐっては、去年10月に示された見通しからことしは、結果的に、20万トン余り上振れし、新米が本格的に出回る前の端境期に、各地のスーパーでコメの品薄が続きました。
農林水産省は、30日の審議会で、今回の品薄は、消費者の買いだめなどが背景にあったとして、今後は、端境期やその前の時期も、コメの集荷や販売の状況をこまめに調査し、情報発信していく方針を示しました。
林官房長官 “在庫量など頻度上げ調査し需給情報発信へ”
林官房長官は午後の記者会見で「農林水産省は、この夏のコメの品薄状態の背景、原因を分析し、コメの関連事業者に対する販売状況や在庫量などの調査を端境期前から頻度を上げて実施し、コメの需給に関する情報を消費者に分かりやすく発信することとした。需給見通しは、今後の収穫量の確定や消費動向などを見極めて、年明けに改めて改定することとしている」と述べました。
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