イスラエル軍がヨルダン川西岸空爆、7人死亡 イスラム聖戦標的 https://t.co/zHkQ2qE7Ki https://t.co/zHkQ2qE7Ki
— ロイター (@ReutersJapan) November 5, 2024
イスラエル軍は5日、イスラエル占領下にあるヨルダン川西岸地区を空爆し、少なくとも7人が死亡した。パレスチナ保健省が明らかにした。
同省によると、7人のうち5人はカバティヤ市内およびその周辺地域でのイスラエル軍による2度の攻撃で、残りの2人はタムン地域で死亡した。
イスラエル軍は、同国が武装集団を標的に空爆を行ったほか、武装勢力60人を拘束したと発表。
パレスチナ自治区ガザの過激派「イスラム聖戦」の武装部門アル・クッズ旅団は、同組織の戦闘員がカバティヤとタムン両地域でイスラエル軍と衝突したと明らかにした。
“レバノンの死者3000人超に” イスラエル軍が攻勢強めるhttps://t.co/k61mfi0FR1 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) November 5, 2024
イスラエル軍がパレスチナのガザ地区や隣国レバノンで攻勢を強める中、レバノンの保健当局はこれまでに死者が3000人を超えたと発表し、ガザ地区に加えレバノンでも犠牲者の増加に歯止めがかからない状況が続いています。
イスラエル軍はイスラム組織ハマスの戦闘員を掃討するためだとしてガザ地区で攻勢を強めていて、5日、北部ジャバリアで戦闘員数十人を殺害したほか、中部ではハマスの拠点を破壊したとしています。
パレスチナのメディアは北部ベイトラヒヤの住宅が空爆され、子どもを含むあわせて25人が死亡したと伝え、ガザ地区の保健当局は死者の数はこれまでに4万3391人にのぼったとしています。
一方、イスラエル軍は隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対しても攻撃を続けています。
レバノン南部では5日、イスラエル軍が地上侵攻を続け、ヒズボラの拠点数十か所を破壊したほか戦闘員を殺害したとしています。
ヒズボラは去年10月にガザ地区で戦闘が始まるとハマスに連帯を示し、イスラエル軍との間で激しい攻撃の応酬を続けています。
レバノンの保健当局はイスラエル側の攻撃でこれまでに3000人以上が死亡したと発表し、パレスチナのガザ地区に加えレバノンでも犠牲者の増加に歯止めがかからない状況が続いています。
イスラエル、シリア中部を攻撃 ヒズボラ弾薬庫が標的と表明 https://t.co/nkQT0Yqg7I https://t.co/nkQT0Yqg7I
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シリア国営テレビは5日、シリア中部の工場地帯と複数の住宅がイスラエルによる攻撃を受けたと報じた。これについてイスラエル軍は、武装組織ヒズボラの弾薬庫を攻撃したと表明した。
攻撃があったのはシリア中部のホムス県クサイル。国営テレビは、この攻撃で負傷者は出ていないと報じている。
イスラエルは、レバノンに拠点を置くヒズボラがシリアを経由してイランから武器を調達するのを阻止するために攻撃を行っていると主張している。
ヒズボラはシリアからレバノンに武器を移送するインフラを確立させ、最近はシリアのクサイル地域で活動を拡大させていると指摘。先週もクサイルに対する攻撃を行った。同攻撃では多数の民間人が負傷している。
イスラエル軍は前日、首都ダマスカス近郊にあるヒズボラの情報施設を攻撃したと表明。シリア国防省は民間施設が攻撃を受けたとしている。
欧州金融機関、イスラエル企業から撤退 人権侵害リスクなどで https://t.co/noe1q3aLqq https://t.co/noe1q3aLqq
— ロイター (@ReutersJapan) November 6, 2024
欧州の一部金融機関は、パレスチナ自治区ガザでの紛争を巡りイスラエル企業やイスラエルと関係がある企業とのつながりを断とうとしている。ロイターが関連資料などを分析して明らかになった。
ウニクレディト(CRDI.MI), opens new tabは昨年10月に紛争が激化する中、イスラエルを「禁止」リストに加えた。ノルウェー金融大手ストアブランドと仏保険会社アクサ(AXAF.PA), opens new tabは銀行など複数のイスラエル企業の株式を売却した。
アイルランド戦略投資基金はイスラエル企業6社から撤退し、イスラエルの大手銀行を含む約300万ユーロ(326万ドル)の株式を売却した。広報担当者がロイターに語った。
ストアブランドの運用子会社ストアブランド・アセット・マネジメントは、米データ解析企業パランティア・テクノロジーズ(PLTR.N), opens new tabへの投資について、国際法違反や人権侵害を犯すリスクがあるとして投資を停止した。ストアブランドは約1兆クローネ(約915億3000万ドル)の資産を運用している。
持続可能な資金調達に重点を置くグローバル・アライアンス・フォー・バンキング・オン・バリューズのエグゼクティブディレクターであるマーティン・ローナー氏は「これが業界におけるシフトの始まりなのか、銀行が資本を配分する場所とそうでない場所を選択する力があることを認識するものなのかはわからない」と述べた。
イスラエルへの海外直接投資は2023年に29%減少し、2016年以来の低水準となった。
イスラエル、東部から侵入の無人機迎撃 イラクの親イラン勢力が発射 https://t.co/uWECQd8Cix https://t.co/uWECQd8Cix
— ロイター (@ReutersJapan) November 6, 2024
イスラエル軍は5日、東部からイスラエル領内に侵入したドローン(無人機)を迎撃したと発表した。死海からエイラート湾に広がるアラバ渓谷ではサイレンが鳴り響いた。
東部から領内に接近した別のドローンも、侵入前に迎撃したという。負傷者は報告されていない。
イスラエル首相、ガラント国防相を解任 後任にカッツ外相 https://t.co/vXcZHTJ7kF https://t.co/vXcZHTJ7kF
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イスラエルのネタニヤフ首相は5日、ガラント国防相を解任した。進行中の軍事作戦の管理を巡り両氏の間に隔たりが生じ、戦争の正常な遂行が不可能になったためとした。
後任にはカッツ外相を任命した。外相の後任にはギデオン・サール氏を充てた。
新国防相に指名されたカッツ氏は、イスラエルの安全のために使命感を持って取り組むとし、ガザからのイスラエル人質の帰還に加え、ハマスとレバノンの武装組織ヒズボラの「壊滅」を優先すると表明した。
ネタニヤフ氏とガラント氏は共に右派政党「リクード」に所属しているが、パレスチナ自治区ガザでのイスラム組織ハマスとの戦いの目的を巡る見解の相違が目立っていた。
ネタニヤフ氏は、見解の相違を超えて信頼を巡る危機が徐々に大きくなり、戦闘の通常の管理、継続ができなくなったと指摘。溝を埋めようとしたものの、一段と拡大しただけでなく、敵の知るところとなり、敵の利するところとなったため、解任を決めたと述べた。
ガラント氏は「イスラエルの安全は自分自身の人生をかけた使命で、今後も使命であり続ける」と述べた。同時に、現在進行中の戦争には明確な方向性がないと指摘した。
これに対しネタニヤフ氏は、ハマスがガザ地区の統治主体、および軍事力として壊滅するまで戦闘をやめることはできないと改めて主張した。
米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)の報道官は、ガラント氏は重要なパートナーだったとし、カッツ氏とも引き続き協力していくと表明。米国防総省のパトリック・ライダー報道官も「イスラエルの安全保障に対する米国のコミットメントは揺るぎない」とし、カッツ新国防相と引き続き緊密に協力していくと述べた。
【速報 JUST IN 】イスラエル ガラント国防相を解任 後任にカッツ外相https://t.co/V0jJk8x2R4 #nhk_news
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イスラエルのネタニヤフ首相は5日、これまでガザ地区やレバノンでの軍事作戦を主導してきたガラント国防相を解任すると発表しました。
理由についてネタニヤフ首相は「信頼関係に亀裂が生じたためだ」としています。ガラント国防相はイスラエルとイスラム組織ハマスの間の停戦協議について、人質の解放を優先するためにイスラエル側も譲歩すべきだと主張するなど、強硬路線を貫くネタニヤフ首相との対立がたびたび報じられてきました。
ネタニヤフ首相は声明で解任の理由について「ここ数か月で、私とガラント国防相との信頼関係に亀裂が生じた」などとしています。
一方、ガラント国防相はSNSへの投稿で「イスラエルの安全保障はこれまでもこれからも私の人生をかけた使命だ」とする声明を出しています。
ネタニヤフ首相は後任の国防相にはカッツ外相をあてるとともに、ことし9月に野党から新たに連立政権に加わったサール氏を外相に任命するとしていて、連立政権の安定を図るねらいもあると見られます。
“ガラント国防相解任で停戦協議の難航懸念”イスラエル報道https://t.co/WXEigF0zVQ #nhk_news
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イスラエルのネタニヤフ首相は5日、イスラム組織ハマスとの停戦協議などをめぐり対立が報じられてきたガラント国防相を解任しました。イスラエルメディアはネタニヤフ首相が解任をきっかけにさらに強硬に軍事作戦を進めるとの見方も報じていて停戦協議が難航することも懸念されます。
イスラエルのネタニヤフ首相は5日、これまでガザ地区やレバノンでの軍事作戦を主導してきたガラント国防相を解任し、後任にカッツ外相を充てると発表しました。
ガラント国防相は、イスラエルとイスラム組織ハマスの間の停戦協議について、人質の解放を優先するために、イスラエル側も譲歩すべきだと主張するなど、ハマスに対する強硬路線を貫くネタニヤフ首相との対立がたびたび報じられてきました。
ネタニヤフ首相は声明で解任の理由について、「ここ数か月で、私とガラント国防相との信頼関係に亀裂が生じた」などとしています。
一方、ガラント国防相は声明で「人質の解放を一刻も早く実現しなければいけない。これまでの軍事的成果を考慮すれば問題を解決することは可能だ」と述べ、改めて、協議を通した人質の解放を目指すべきだと訴えました。
イスラエルメディアはネタニヤフ首相が解任をきっかけにさらに強硬に軍事作戦を進めるとの見方も報じていて、ハマスとの間の停戦協議が難航することも懸念されます。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・392日目②)
イスラエル首相、トランプ氏の「歴史的復帰」を祝福 https://t.co/h4JBmSxxxp https://t.co/h4JBmSxxxp
— ロイター (@ReutersJapan) November 6, 2024
イスラエルのネタニヤフ首相は6日、トランプ前米大統領のホワイトハウスへの「歴史的な復帰」を祝福した。
「あなたの歴史的なホワイトハウスへの復帰は、米国の新たな始まりであり、イスラエルと米国の偉大な同盟関係への力強い再確認である」とXに投稿した。
ネタニヤフ政権は、パレスチナ自治区ガザやレバノンでの戦争を巡って米国のバイデン政権と衝突してきた。
連立政権内の極右政党や入植推進派もトランプ氏の復帰を歓迎するコメントを出した。