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フランスの農業従事者が18日、欧州連合(EU)と南米南部共同市場(メルコスール)の間で貿易協定が締結される見通しとなっていることに反発し、全土で抗議デモを行った。

EUとメルコスールは長期にわたっている貿易交渉の年内完了を目指しているが、交渉が成立すればフランスの農業部門にとって競争が一段と激化するとみられている。

18日の抗議デモは、安価な輸入品、負担の多い規則、少ない収入を巡って冬に農業従事者が数週間行ったデモ以来で最大規模だった。デモはおおむね平和的だったが、午前に複数のトラクターがパリ近郊の高速道路の一部を一時封鎖したほか、参加者が政府施設前にたい肥を撒くなどした。

ある参加者はパリ北方にある自身の酪農場について「われわれの要求は1月と同じで、何も変わっていない。もううんざりだと政府に理解させなければならない」と述べた。

#フランス(農業デモ)

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#EU