ミャンマー軍 非常事態宣言を半年間延長 クーデター4年を前にhttps://t.co/ON5eqRBOpR #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 31, 2025
ミャンマーで実権を握る軍は、2月1日でクーデターから4年となるのを前にクーデターに伴って発令した非常事態宣言をさらに半年間延長すると発表しました。これにより、軍が年内を目指す選挙の実施は見通しが立たなくなり、民主派勢力側との戦闘がさらに激しくなることが予想されます。
ミャンマーでは4年前のクーデターに伴って軍が非常事態宣言を発令し、それ以降、軍の統治を正当化する根拠としています。
ミャンマーの国営メディアは31日午後、首都ネピドーで開かれた国防治安評議会で非常事態宣言をさらに半年間延長することが決まったと伝えました。
延長の理由について軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官は年内の実施を目指すとしていた「自由で公正な選挙を行うためには平和と治安の安定が必要だ」と説明したということです。
非常事態宣言の延長は、これで7回目です。
軍は民政移管に向けた選挙を年内に行う意向を示し、去年10月には、選挙の実施に有権者名簿の作成が欠かせないとして、各地で国勢調査を行いました。
しかし、選挙の実施は非常事態宣言の解除が前提で、選挙が行われる見通しが当面、立たなくなったことで、軍に抵抗する民主派勢力や少数民族の武装勢力との戦闘がさらに激しくなることが予想されます。
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