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中国は軍事政権下のミャンマーに対し、国勢調査と選挙実施のための技術支援を約束したと、ミャンマーの国営メディアが15日に伝えた。少数民族武装勢力に押されつつある軍政への支持を中国が示唆した形だ。

中国の王毅外相は14日、ミャンマーの首都ネピドーを訪問。ミャンマーの国営メディアによると、国軍トップのミンアウンフライン総司令官と会談し、「包括的な選挙」を実施するための話し合いを行った。

ミャンマー国勢調査を実施するために必要な技術的援助が提供され、さらに選挙に必要不可欠な援助も行われる」という。

ミャンマー軍政は先月、有権者リストを作成するための国勢調査データをまとめる時間を確保するためとして、非常事態宣言をさらに6カ月延長した。ミンアウンフライン総司令官は以前、選挙は来年に実施されると述べていた。

中国外務省は、王氏の会談に関する声明で援助の見通しには触れず「中国の対ミャンマー友好政策はミャンマー国民全体に向けられている」とした。

王氏は、中国は内政不干渉の立場を維持し、ミャンマーの政治的伝統と「ミャンマー側が自国の国情に照らして選択した発展の道」を尊重すると述べた。

「中国は、ミャンマーにおける混乱と戦争、外部勢力によるミャンマー内政への干渉、中国とミャンマーの間にくさびを打ち込み、中国を中傷するいかなる試みにも反対する」とした。

ミャンマー国営メディアによると、14日の会談では、国境地帯の不安定化な状況、オンラインギャンブルや詐欺の撲滅、経済協力についても議論した。

中国とミャンマーの国境地帯では、昨年からミャンマー国軍と少数民族武装勢力の激しい戦闘が続いており、シャン州北部の要衝ラショーの陥落を許すなど、国軍は一連の敗北を喫している。

中国の王毅外相は、訪問先のミャンマーで実権を握る軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官と会談し、3年前のクーデター以降、混乱が続くミャンマー情勢をめぐって早期の民政移管の実現と和平に向けた取り組みを進めるよう呼びかけました。

中国の王毅外相は、14日にミャンマーの首都ネピドーを訪れ、3年前のクーデター以降、実権を握る軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官と会談しました。

中国外務省によりますと、この中で王外相は、軍と少数民族武装勢力などとの間で続く戦闘を念頭にミャンマーが政治的和解を早期に実現し、民政移管のプロセスを再開させて長期的な安定を実現する道を見いだすことを支持する」と述べました。

早期の民政移管の実現と和平に向けた取り組みを進めるよう呼びかけ、軍が来年、実施する方針を示している総選挙を確実に行うよう促した形です。

ミャンマーの国営メディアによりますと、ミン・アウン・フライン司令官は「両国の友好的な協力関係をさらに強化させる」としたうえで、国の安定に向けて「民主的な総選挙が行えるよう準備を進めている」と述べました。

ミャンマーでは去年10月以降、中国と国境を接する地域を中心に軍と少数民族武装勢力などとの戦闘が激しくなっています。

中国は、これまでも和平協議を仲介するなど停戦を促してきましたが、混乱が収まる兆しは見えていません。

#中緬(選挙実施支援)

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タイの与党連合は15日、最大与党・貢献党のペートンタン党首(37)を新首相候補とすることで合意した。

下院で16日にも選出投票が行われる予定。

ペートンタン氏は、タクシン元首相の娘でインラック元首相のめいにあたる。選出されればチナワット一族から3人目、インラック氏に次いで2人目の女性首相となる。

裁判所命令によるセター首相の失職後、貢献党は与党連合の次期首相支持に動いていた。11党からなる与党連合は、下院で314議席を有し、うち141議席は貢献党だ。首相選出には493議席過半数の賛成が必要。

タイの連立与党は首相を解職されたセター氏の後任として、タクシン元首相の次女、ペートンタン氏を首相候補とすることで合意しました。16日に予定されている首相指名の投票で新たな首相に選出される見通しです。

タイでは14日、憲法裁判所が首相のセター氏の解職を命じる判断を示し、現職の首相が失職する事態となりました。

これを受け、15日、連立与党が会見を開き、後任としてタクシン元首相の次女で最大与党「タイ貢献党」の党首、ペートンタン氏を首相候補とすることで合意したと発表しました。

16日に予定されている議会下院での首相指名の投票で合意通りの票が投じられれば、ペートンタン氏が新たな首相に選出される見通しです。

ペートンタン氏は1986年生まれの37歳。

去年から「タイ貢献党」の党首を務め、父のタクシン元首相が15年ぶりに帰国してからは公の場でたびたび行動をともにしていました。

セター前首相の失職は、帰国後、政治的な影響力を強めるタクシン元首相を警戒する軍に近い保守派による反発が背景にあったという見方が出ていますが、次の政権でもタイ貢献党と軍に近い保守政党などとの連立政権が維持される見込みです。

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#東南アジア