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トランプ米大統領は11日、ヨルダンのアブドラ国王と会談した。米国がパレスチナ自治区ガザを管理し住民を永久的に移住させる計画を改めて表明し、移住したパレスチナ人をヨルダンが受け入れることを望むとの考えを示した。

アブドラ国王はトランプ氏の計画に明言を避けたが、会談後にはXへの投稿で、パレスチナ人の強制移住に反対する立場を改めて表明した。

トランプ氏はアブドラ国王と大統領執務室で並んで演説し、ガザ地区を「中東のリビエラ」に変える自身の構想について譲歩するつもりはないとの考えを改めて示した。

トランプ氏は「われわれはそれ(ガザ)を引き継ぎ、維持し、大切に保つ」と言明。米国は中東の人々のために多くの雇用を創出し、中東に「平和をもたらす」と述べた。

トランプ氏は、ヨルダンとエジプトは移住するパレスチナ人の受け入れに最終的に同意することになるとも言及。10日には、受け入れなければ、軍事・経済両面で米国に依存している両国への援助を差し控える可能性があると発言した。

アブドラ国王は会談後にXへの投稿で、ガザ地区ヨルダン川西岸地区パレスチナ人の強制移住に反対するヨルダンの「確固たる立場」をトランプ氏に改めて伝えたと述べた。

「これはアラブ諸国の統一した立場だ」とし、「パレスチナ人を避難させることなくガザを再建し、悲惨な人道状況に対処することが、全ての人にとって最優先事項であるべきだ」と述べた。

また、2国家解決に基づく公正な平和の実現こそが、地域の安定を確保する方法であり、これには米国のリーダーシップが必要だと指摘。「トランプ大統領は平和主義者だ」とした上で、ガザでのイスラエルイスラム組織ハマスの停戦維持を「米国と全ての関係者に期待している」と呼びかけた。

大統領執務室ではトランプ氏がアブドラ国王にガザのパレスチナ人を受け入れると発言するよう促すような場面があったが、国王は自国にとって最善の対応を取ると述べるにとどめた。

その上で、病気を患うガザの子ども2000人を治療のために受け入れると述べ、トランプ氏は称賛した。

アブドラ国王アラブ諸国が米国に対案を示すだろうとし、「重要なのは、全ての人にとって良い形で機能させることだ」と述べた。

ヨルダンのサファディ外相はその後、国営テレビのアル・マムラカに対し、アラブ諸国には住民を避難させることなくガザを再建するエジプト主導の計画があると語った。

トランプ氏は10日、ガザを巡る自身の開発案に関連し、パレスチナ人にガザ地区に帰還する権利は認められず、他の場所に恒久的な居住地が提供されると発言し、アラブ諸国の怒りを買っている。

アメリカのトランプ大統領は11日、ヨルダンのアブドラ国王と会談しました。トランプ大統領ガザ地区の住民のヨルダンへの移住を求めていたのに対し、アブドラ国王は病気の子ども2000人を受け入れる考えを明らかにしました。

ガザ地区をめぐって、トランプ大統領は先週、アメリカが長期的に所有して再建すると主張した上で住民を別の場所に移住させる考えを示し、ヨルダンやエジプトに受け入れを求めました。

ヨルダンが「パレスチナ人を追放するいかなる試みも拒絶する」などと反発すると、トランプ大統領はヨルダンへの援助の停止も辞さない構えを見せていました。

こうしたなか、11日、トランプ大統領ホワイトハウスで会談したアブドラ国王は「私たちがすぐにできるのは、がんや深刻な病気を抱える2000人の子どもをヨルダンに連れていくことだ」と述べ、ガザ地区から病気の子どもを受け入れる考えを明らかにしました。

これに対し、トランプ大統領「すばらしいことだ。残りはエジプトと取り組む」と述べた上で、アメリカがガザ地区を所有して再建するという主張を改めて強調しました。

ただ、アブドラ国王はガザ地区の住民を別の場所に移住させることには否定的な立場を崩しておらずトランプ大統領の主張は引き続き波紋を呼びそうです。

トランプ大統領が2期目の就任後、ホワイトハウスに招いた外国の首脳は、イスラエルのネタニヤフ首相、日本の石破総理大臣に続いて、アブドラ国王が3人目です。

アブドラ国王 “パレスチナ人移住には反対” エジプトも声明

アブドラ国王はSNSへの投稿で、トランプ大統領との会談について「建設的な会合」だったと振り返ったうえで「私はガザ地区ヨルダン川西岸にいるパレスチナ人を移住させることに反対するヨルダンの揺るぎない立場を改めて表明した。これはアラブの統一的な立場だ」と強調しました。

その上でパレスチナ人を移住させることなく、ガザ地区を再建し、悲惨な人道状況に対処することを皆が優先すべきだ」と指摘しました。

また「トランプ大統領は平和の人だ」として、イスラエルパレスチナの2国家が共存する和平の実現にはアメリカの指導力が欠かせないとする考えを示しました。

一方、ガザ地区と境界を接するエジプト外務省も11日、声明を発表し「地域における包括的で公正な平和を実現するためにトランプ政権と協力する意欲がある」と明らかにしました。

その上でパレスチナ人が自らの土地にとどまることを保証しながら、ガザを再建するための包括的な提案をするつもりだ」として、ガザの人々の移住を伴わない復興案を提示する考えを示しました。

ヨルダン、エジプトともにガザ地区の住民を別の場所に移住させることには否定的な立場を崩しておらず、今後両国がどのように対応するか注目が集まっています。

#トランプ「ガザ所有」
#トランプ(地上げ屋・ガザ)

トランプ米大統領は、ヨルダンのアブドラ国王がホワイトハウスでの会談でパレスチナ自治区ガザの病気の子供2000人の受け入れに同意したことを受け、ヨルダンに対する米国の支援を打ち切るとの脅しを撤回した。

  トランプ氏は11日、米国によるガザ所有を望むと改めて表明したが、アブドラ国王は批判を浴びているこの提案に関する質問をかわし、エジプトの提案後に、サウジアラビアで開かれる会合でガザの将来について話し合うつもりだと述べるにとどまった。

  会談の冒頭にアブドラ国王はガザでがんなどを患う「重病」の子供たちを「できるだけ早く」ヨルダンに連れて行くつもりだと発言。トランプ氏は「素晴らしい」とアブドラ国王を称賛した。

  トランプ氏が示した米国によるガザ所有案は中東諸国の非難を招いているほか、イスラエルイスラム組織ハマスの停戦終了につながる可能性がある。しかしアブドラ国王のワシントン訪問は、アラブ諸国の指導者にはトランプ氏と取引する以外の選択肢がほとんどないことを示している。アブドラ国王はトランプ氏の計画は実現不可能だとする中東諸国のメッセージを伝えると予想されていた。

  ハマスは10日、15日に予定されていた次の人質解放を延期すると発表。これを受け、トランプ氏は同日、「土曜日(15日)12時までに人質全員が解放されない場合」、合意を破棄し全てを白紙に戻すべきだと語った。

関連記事:イスラエルは停戦合意破棄を、ハマスが人質解放拒否なら-トランプ氏

  イスラエルのネタニヤフ首相も11日、「土曜日の正午までにハマスが人質を返還しなければ、停戦は終了する。ハマスを最終的に打ち負かすまで激しい戦闘を再開する」と同様の警告を発した。I

原題:Trump Eases Off Aid Threat; Jordan to Take Ill Gaza Children (2)(抜粋)

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イスラエルのネタニヤフ首相は11日、パレスチナイスラム組織ハマスが15日正午までに人質を解放しなければ、ガザ停戦は終了し、イスラエル軍ハマスが敗北するまで攻撃を再開すると述べた。

ネタニヤフ首相が言及しているのが、15日に解放される予定の人質のことなのか、それともガザ地区にまだ拘束されている人質全員のことなのかは不明。

ネタニヤフ首相の最後通告を受けて、ハマスは停戦への誓約を新たにする声明を発表し、イスラエルが停戦を危険にさらしていると非難した。

ネタニヤフ首相はこの日、約4時間にわたる安全保障閣僚会議を開催。その後、ハマスが合意に違反し、人質を解放しないと発表したことを踏まえ、昨夜、イスラエル軍ガザ地区内外に部隊を集結させるよう命じた。この作戦は現在実行中だ。近い将来に完了するだろう」と述べた。軍はその後すぐ、予備役の動員を含む追加部隊をイスラエル南部に展開すると発表した。

首相によると、閣僚らから最後通告に対する全面的な支持を得たという。

首相の発言についてロイターは首相官邸にコメントを求めたが、得られなかった。

ハマスは10日、15日に予定していた人質の解放を延期すると発表していた。

イスラエルの緊密な同盟国である米国のトランプ大統領は11日、ハマスが15日の期限までに人質全員を解放するとは思わないと述べ、停戦合意が危険にさらされているとの見解を示した。

トランプ氏は10日、ハマスが15日正午までに人質を全員解放しなければ、停戦合意は破棄され、地獄を見ることになると警告した。

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イスラム組織ハマスガザ地区での停戦合意をめぐって今週15日に予定されていた人質の解放を延期すると発表したことに対し、イスラエルのネタニヤフ首相は「人質が解放されなければ戦闘を再開する」としてハマス側を強くけん制しました。

1月19日から続く停戦合意をめぐって、ハマスは10日、イスラエル軍ガザ地区の住民を攻撃していることや支援物資の搬入を十分に認めていないことが合意違反にあたるなどとして、今週15日に予定されていた6回目の人質の解放を延期すると発表しました。

イスラエル政府は11日、閣議で対応を検討したあと声明を出し、この中でネタニヤフ首相は「ハマスが15日の正午までに人質を解放しなければ、停戦は破棄され、イスラエル軍は激しい戦闘を再開する」と述べハマス側を強くけん制しました。

人質の解放をめぐっては、アメリカのトランプ大統領も予定どおりに行われなければ「地獄のような事態が起こる」と述べて、ハマスに圧力をかけていました。

一方、ハマスの報道官は11日、アラブメディアに対して「脅しや攻撃的なことばが人質の解放につながることはない」と述べ、まずはイスラエル側が合意どおりに支援物資の搬入などを認めるべきだと訴えています。

停戦合意が維持されるかどうか、双方の今後の出方が焦点となります。

ガザ地区での停戦合意をめぐり、イスラエルのネタニヤフ首相はイスラム組織ハマスが今週15日に予定されていた人質の解放を延期すると発表したことに対し、「解放されなければ戦闘を再開する」と述べてハマスをけん制しました。
これに対し、ハマスは「すべての問題はイスラエル側の責任だ」とする声明を改めて出して反発を強めており、停戦の維持をめぐり双方の間で駆け引きが続いています。

先月19日から続く停戦合意をめぐって、ハマスは10日、イスラエル軍ガザ地区の住民を攻撃していることや、支援物資の搬入を十分に認めていないことが合意違反にあたるなどとして、今週15日に予定されていた6回目の人質の解放を延期すると発表しました。

これに対しイスラエルのネタニヤフ首相は11日、「ハマスが15日の正午までに人質を解放しなければ、停戦は破棄され、イスラエル軍は激しい戦闘を再開する」と述べました。

イスラエル軍ガザ地区を担当する部隊の態勢を増強することを決定したと発表していて、戦闘再開の可能性に備えた動きだとみられています。

一方、ハマスは「すべての問題や遅れは合意を順守していないイスラエル側の責任だ」とする声明を改めて出して反発を強め、停戦維持をめぐり双方の間で駆け引きが続いています。

イランは11日、トランプ米大統領による武力の威嚇は無責任で扇動的だと非難する書簡を国連安全保障理事会に提出した。

イランのイラバニ国連大使は書簡で、米紙ニューヨーク・ポストとFOXニュースのインタビューでのトランプ氏の発言に言及した。トランプ氏はインタビューで、イランを爆撃するよりも、同国の核兵器取得を阻止する取引をする方が望ましいとの見方を示した。

イラバニ氏は書簡で「こうした無責任で扇動的な発言は国際法国連憲章に明白に違反している」とし、「いかなる侵略行為も深刻な結果を招き、全責任は米国が負うことになる」と警告。「イランはいかなる敵対行為に対しても、主権と領土の一体性、国益を断固として守る」と強調した。

その上で、トランプ氏の「暴言」を非難するよう安保理に求めた。

トランプ氏は先週、イランに対する「最大限の圧力」政策を復活させる大統領覚書に署名した。イランの核兵器保有を阻止するため、原油輸出を完全に停止させることを目指す。

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ルビオ米国務長官が11日、アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領と電話で会談したと、国務省のブルース報道官が明らかにした。

ルビオ氏は、人工知能(AI)や先端技術を含む相互協力と投資の拡大を望んでいると伝えたという。

両者はパレスチナ自治区ガザの停戦合意についても協議し、ルビオ氏は戦争で荒廃した同地域に対するUAEの人道支援に謝意を表した。

#中東(250212)

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