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トランプ米大統領が28日、大統領執務室にウクライナのゼレンスキー大統領を迎えて行った首脳会談で、激しい応酬が発生した。険悪なやり取りが公の場で展開されるのは異例で、米国の今後のウクライナ支援を巡る非常に不透明な状況が浮き彫りになった。

トランプ氏とバンス副大統領は、米国の支援に十分な感謝の意を示していないとして、声を荒げてゼレンスキー氏を非難した。本格侵攻から3年以上が経過する中で、ゼレンスキー氏がロシアとの和平合意の妨げになっているとも批判した。

やり取りの内容は:トランプ氏は「あなたの今の立場はそれほど良くない。非常に悪い立場に自らを追い込んでいる」と発言。「現状、あなたには交渉カードがない。我々と一緒ならカードが手に入る」とも述べた。

これに対し、ゼレンスキー氏は「私はカード遊びをしているわけではない」と反論した。

さらなる応酬が続いた後、トランプ氏は「あなたは数百万人の命でギャンブルをしている。あなたがやっているのは、第3次世界大戦をギャンブルにすることだ」と声を荒げた。

主催者である米国側に「失礼」だとして、バンス氏がゼレンスキー氏を批判する場面もあった。

トランプ氏はさらに「あなたの振る舞いからはそれほど感謝しているように見えない」と続け、バンス氏はゼレンスキー氏に「一度でも『ありがとう』と言ったことがあるのか」と問いかけた。

会談後:ホワイトハウスの当局者によると、この応酬の後、両首脳は別々の部屋に入り、トランプ氏はウクライナ側に退出を命じた。ウクライナ側は抗議し、協議の継続を望む考えを表明。予定されていた共同記者会見は中止になり、ゼレンスキー氏は黒のSUV(スポーツ用多目的車)でホワイトハウスを後にした。ウクライナレアアース(希土類)鉱物へのアクセス供与に関する予定されていた合意には署名しなかった。

トランプ、ゼレンスキー両氏の反応:トランプ氏はインターネット上に、ゼレンスキー氏が「和平の準備ができる」まで再会談はないと投稿した。ゼレンスキー氏はX(旧ツイッター)に「ありがとう、米国。あなた方の支援に感謝する。今回の訪米に感謝する。大統領、議会、そして米国民に感謝する」と投稿。ウクライナ国防省もテレグラムで「私たちにはやるべきことがある。ウクライナに栄光あれ」と反応した。

ロシアの反応: プーチン大統領の特使を務めるキリル・ドミトリエフ氏はXで応酬の様子を収めた動画に反応し、「歴史的」と一言コメント。ロシア国営タス通信の見出しは、ゼレンスキー氏が「割り込んで議論、報道陣に礼を欠く」と伝えた。RIAノーボスチ通信の見出しは「ゼレンスキー氏がホワイトハウスでヒステリー、ウクライナ議会に衝撃」というものだった。

会談前のこの日の出来事:ゼレンスキー氏は超党派で構成される米上院代表団と会談した。協議の焦点は「ウクライナへの継続的な軍事支援や関連する立法措置」、トランプ大統領との間で予定されていた会談、安全の保証だった。ゼレンスキー氏は「上下両院と与野党の揺るぎない支援に感謝している」とも表明した。

トランプ米大統領は28日、ホワイトハウスウクライナのゼレンスキー大統領と会談したが、予定されていた資源取引は署名に至らず、首脳会談後の共同記者会見も中止となった。ロシアとの合意を目指すトランプ氏の取り組みにゼレンスキー氏が疑問を呈したことで、会談は冒頭から激しい応酬となった。

  今回の会談は両首脳の結束を示す場となるはずだったが、ゼレンスキー氏はテレビカメラの前で米国側と衝突する格好となり、ホワイトハウスを後にした。ロシアのプーチン大統領とのディールを目指すトランプ氏は資源取引について、米国の対ウクライナ支援への見返りとして必要な一歩だと位置づけていた。  

  トランプ氏はゼレンスキー氏がホワイトハウスを去る直前、自身のソーシャルメディアプラットフォームであるトゥルース・ソーシャルに投稿。「彼はこの大切な大統領執務室で米国を侮辱した。平和を受け入れる準備ができたら戻ってくればいい」と突き放した。

  協議決裂を受けて、外国為替市場ではドル指数が上げ幅を拡大。ユーロは売られた。

ドル指数の推移

資源取引だけでは不十分

  ゼレンスキー氏は、計画されている取引がロシアのさらなる侵略を抑止するのに十分だとは思わないと発言。 「プーチンがやめることは決してなく、さらに先へと進むだろう」とし、「ウクライナ人を憎んでおり」、ウクライナを破壊したいと考えていると述べた。資源合意については「それは可能だが、それだけでは十分ではない」と語った。

  この発言はトランプ、バンス正副大統領の怒りを招いた。自らの考えを主張しようとするゼレンスキー氏を両氏は厳しく非難。大統領執務室でのこうした態度は失礼であり、3年にわたる流血の惨事を終結させることを阻んでいると断じた。  

  トランプ氏は「このようにビジネスを行うのは非常に難しいだろう」とゼレンスキー氏に述べ、同氏が取引を実現できるか分からないと発言。「もっと感謝すべきだ。言わせてもらうが、あなたにはカードがないからだ。われわれがいればカードがあるが、われわれがいなければあなたにカードは一切ない」と語った。

  また「あなたは第3次世界大戦のリスクを冒しているようなもので、あなたがやっていることは、この国に対して非常に失礼なことだ」と指摘。「あなたが取引に応じるか、それともわれわれが取引から抜けるかだ。もしわれわれが取引しなければ、あなたは徹底的に戦うことになる」として、厳しい状況に追い込まれるとの考えを示唆した。 

  トランプ氏は、ゼレンスキー氏がプーチン氏に対して「非常に強い憎悪」を抱いていると述べ、その怒りが合意を妨げているとの考えを示唆。「私は誰よりもタフな人間になることができるが、そのようなやり方では決して物事を成し遂げられないだろう」と述べた。

  またゼレンスキー氏が、米国は領土を海に囲まれているためロシアからの差し迫った脅威に直面しておらず、トランプ氏は問題を理解していないとの見方を示唆すると、両首脳のやり取りはさらに激しさを増した。

  「われわれがどう感じるかをあなたが指図できる立場にはない」とトランプ氏は述べ、「あなたは今、良い状況にはない。とても悪い立場に自らを追い込んでいる」と続けた。

  バンス氏は「一度でも感謝の気持ちを伝えたことがあるのか」と問いかけ、「米国、そしてあなたの国を救おうとしているトランプ大統領に感謝の気持ちを表すべきだ」とゼレンスキー氏に詰め寄る場面もあった。

  ゼレンスキー氏はホワイトハウスを去った後、ソーシャルメディアへの投稿でトランプ氏と米議会、 そして「米国民」に感謝の意を表明。ウクライナに必要なのは正当で恒久的な平和であり、私たちはまさにそのために働いている」と続けた。 

  米大統領との直接会談で関係を改善し、一段と強力な支援を米国から引き出すことを目指していたゼレンスキー氏にとって、今回の協議決裂は大きな痛手だ。

  ウクライナがロシアに対して立ち向かえるのか、さらに疑問を高める結果となった。ウクライナは依然、米国からの軍事支援に大きく頼っており、兵力不足で苦しい状況に追い込まれている。第2次トランプ政権の発足で生じた空白を埋めようと苦戦する欧州の同盟国の間でも、懸念が強まりそうだ。米紙ワシントン・ポストは、トランプ氏がウクライナへの軍事援助をすべて打ち切ることを検討していると報じた。

資源合意の行方は不透明

  首脳会談が決裂したことで、資源取引の行方は不透明になった。

  ベッセント米財務長官はブルームバーグTVのインタビューで、ゼレンスキー氏が「史上最大級の外交上のオウンゴールを記録したと発言。資源取引の協議を再び軌道に乗せるためにウクライナ側に何ができるかは分からないとし、ゼレンスキー氏との交渉を続けるかどうかはトランプ氏が決めることだと述べた。

  ベッセント氏はトランプ大統領の考えは、経済的な取引によって両国が相互に関係を強めていることを示すことだった。それはウクライナの人々にとっても、ロシアの指導者にとっても、米国民にとっても象徴的なものとなるはずだった。それをゼレンスキー大統領が吹き飛ばしたのだ。彼が何を考えていたのか分からない」と語った。

  トランプ氏は当初、鉱物取引について「興奮する瞬間」と表現し、取引による資金を人工知能(AI)や軍事兵器に利用できるかもしれないと発言。また、ウクライナへの軍事装備品の輸出を継続する方針も改めて示した。

  だが、ウクライナが求めていた安全保障の確約を巡っては「私は安全保障について心配しているのではなく、取引を成立させることについて心配している」と述べていた。

ロシアは歓迎

  公の場でゼレンスキー氏が受けたトランプ氏とバンス氏からの屈辱はロシアが予想していた以上のものだった。欧州高官の1人は、ここで笑っているのはロシアのプーチン大統領だけだと述べた。

  ロシア安全保障会議の副議長を務めるメドベージェフ前大統領は、トランプ氏がゼレンスキー氏に対し「面と向かって真実を語った」とし、「しかし、それだけでは十分ではない。軍事援助は停止されるべきだ」と主張した。

  ロシアの思想家アレクサンドル・ドゥーギン氏はトランプ氏とバンス氏が「玄関マットのようにゼレンスキー氏の上で足を拭いた」とし「ゲームオーバーだ」とコメント。米ゴールドマン・サックス・グループのバンカーからロシア特使に転身したドミトリエフ氏はX(旧ツイッター)に、トランプ、ゼレンスキー両氏が激しくやり取りしている動画とともに「歴史的だ」と投稿した。

原題:Trump, Zelenskiy Fail to Reach Deal After White House Clash (2)、Russia Delights in the Dressing Down of Zelenskiy in Oval Office(抜粋)

トランプ米大統領は28日、ウクライナのゼレンスキー大統領とホワイトハウスで会談した。当初、ウクライナの鉱物資源の権益に関する合意文書に署名する予定だったが、記者団の前でロシアへの対応などを巡り激しい言葉の応酬が相次いだため、ゼレンスキー氏は合意文書に署名せず、トランプ氏の指示でホワイトハウスを後にした。

会談が口論に終わったことで、トランプ氏とゼレンスキー氏の共同記者会見は中止。ゼレンスキー大統領がワシントンのハドソン研究所で行う予定だった講演も中止された。

<激しい口論、トランプ氏「感謝の念がない」>

両首脳は合意文書の署名に関連する行事に先立ち、大統領執務室で会談。ゼレンスキー氏がロシアのプーチン大統領に対するトランプ氏の融和的な姿勢に異議を唱えたのに対し、トランプ氏はウクライナが取引に応じなければ米国の支援を打ち切ると通告するなど、激しい言葉の応酬を繰り広げた。

トランプ氏は会談で、プーチン大統領は「ディール(取引)」を望んでいると強調した上で、ゼレンスキー氏に対し、何百万人もの人の命を賭けて第三次世界大戦でギャンブルをしていると述べた。

さらに記者団の前でゼレンスキー氏に対し、取引に応じなければ米国は支援を打ち切ると通告。「取引に応じなければ、われわれは撤退する。そうなれば、ウクライナだけで戦うことになり、良い結果にはならない」とし、「この合意に署名すれば、あなたの立場は大幅に改善される。しかし全く感謝の念を示していない。率直に言って、そうした態度は良くない」と述べた。

一方、ゼレンスキー氏はプーチン大統領を念頭に、トランプ氏に対し「殺人者に妥協」しないよう要請。バンス副大統領が紛争解決に向けた外交の必要性を説くと、ゼレンスキー氏はプーチン氏は信頼できないと反論、バンス氏がウクライナを訪れたことがないことを指摘し、米国民には何度も感謝を述べていると主張するなど、互いに声を荒げる場面もあった。

ゼレンスキー氏は今回の会談に母国語でない英語で臨み、会談が進むにつれ、トランプ氏とバンス副大統領の発言に押され気味になった。

<会談後>

米当局者によると、ウクライナ側は昼食会をはさんだ協議継続を望んだものの、トランプ氏がホワイトハウス退出を指示したという。

トランプ氏は会談後、自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に「ゼレンスキー大統領は米国が関与する形での和平には応じる準備ができていない」と投稿。「米国の関与が交渉で自国に大きな優位をもたらすと考えているからだ。私は優位性ではなく、平和を望んでいる。ゼレンスキー氏は大統領執務室で米国に失礼な態度を取った。平和への準備ができた時点で戻ってくれば良い」とした。

また、ホワイトハウスを去る際にはゼレンスキー氏は戦争に負けていることを認識する必要があると記者団に述べた。

ゼレンスキー氏は会談後、「トランプ大統領、米議会、米国民に感謝する。ウクライナは公正で永続的な平和を必要としている。われわれはその実現に向けて取り組んでいる」とXに投稿。

FOXニュースのインタビューで、トランプ氏との関係は修復可能か問われると、「もちろんだ」と答え、「このようなことになって申し訳ない」と述べた。トランプ氏にはもっとウクライナに寄り添ってほしいとも語った。

ホワイトハウス高官はロイターに対し、トランプ氏は現時点で鉱物協定の再検討に関心はないと語った。

<欧州各国はウクライナ支持>

トランプ氏とゼレンスキー氏の対立を受け、欧州からウクライナを支持する声が相次いだ。

欧州連合(EU)の外相に当たるカラス外交安全保障上級代表は、「自由世界が新たな指導者を必要としていることが明らかになった」ソーシャルメディアに投稿。ウクライナは欧州の一部だ。われわれはウクライナと共にある」と表明。

フランスのマクロン大統領は「侵略者はロシアだ」と指摘。 スペインのサンチェス首相も「スペインはウクライナと共にある」と述べた。

ドイツ次期首相候補のメルツ氏は「この恐ろしい戦争において、侵略者と被害者を決して混同してはならない」と述べた。

トランプ米大統領は28日、ウクライナのゼレンスキー大統領とホワイトハウスで会談し、ロシアへの対応などを巡り厳しい言葉の応酬となった。両首脳はウクライナの鉱物資源の権益に関する合意文書に署名する予定だったが、ゼレンスキー氏は署名せずにホワイトハウスを後にした。

欧州首脳らの反応は以下の通り。

●ドイツのショルツ首相
ウクライナの国民以上に平和を望んでいる者はいない。だからこそわれわれは永続的で公正な平和への道をともに模索している。ウクライナはドイツ、そして欧州に頼ることができる」

●フランスのマクロン大統領
「ロシアは侵略者で、ウクライナは侵略された側だ。3年前、ウクライナを支援し、ロシアに制裁を科したことは正しい措置で、われわれは今後もそれを続ける。『われわれ』とは、米国、欧州、カナダ、日本、そしてその他の多くの人々だ。支援者に感謝し、戦いを続けている人々を尊重する必要がある。なぜなら彼らは尊厳、独立、次世代、そして欧州の安全のために戦っているからだ」

●ロシアのメドベージェフ前大統領
「大統領執務室での猛烈な叱責」

欧州委員会のフォンデアライエン委員長
「ゼレンスキー氏の尊厳はウクライナ国民の勇気を称賛している。強く勇敢に、恐れずにいてもらいたい。あなたは決して一人ではない」「われわれは公正で永続的な平和のためにあなた方との連携を続ける」

●スペインのサンチェス首相
「スペインはウクライナとともにある」
ウクライナ首脳会談:識者はこうみる
28日に米ワシントンのホワイトハウスで会談したトランプ大統領ウクライナのゼレンスキー大統領は、記者団の面前でロシアへの対応などを巡り厳しい言葉の応酬を交わした。米当局者によると、ゼレンスキー氏は合意文書に署名せず、ホワイトハウスを後にした。写真は2月28日、ホワイトハウスで撮影(2025年 ロイター/Brian Snyder)

ハンガリーのオルバン首相
「強者は平和を、弱者は戦争を生み出す。トランプ米大統領は勇敢に平和のために立ち上がった。トランプ大統領に感謝する!」

ポーランドのトゥスク首相
「親愛なるゼレンスキー大統領、親愛なるウクライナの友人たち、あなた方は一人ではない」

欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表(外相)
ウクライナは欧州の一部だ。われわれはウクライナとともにある」「ウクライナが侵略者に対して反撃を続けられるよう、われわれはウクライナへの支援を強化する」「自由世界には新たな指導者が必要であることは明らかだ。この課題に取り組むのはわれわれ欧州人だ」

●イタリアのメローニ首相
「西側諸国の分裂はわれわれを弱体化させ、われわれの文明の衰退を望む人々に有利に働く。権力や影響力の衰退ではなく、文明の基礎となった原則、何よりもまず自由の衰退だ。分裂は誰の利益にもならない。必要なのは、米国、欧州諸国、同盟国が直ちに首脳会談を開き、今後直面するであろう大きな課題にどう対処するのか率直に話し合うことだ。イタリアは数時間以内に提案するつもりだ」

●スターマー英首相の報道官
「首相はウクライナに対する揺るぎない支持を維持し、ウクライナの主権と安全に基づく永続的な平和への道を見つけるために役割を果たしている」

ノルウェーのストーレ首相
ホワイトハウスでのやりとりは深刻で落胆させられるものだ。ウクライナは依然として米国の支援を必要としており、ウクライナの安全と将来は米国と欧州にとっても重要だ。ゼレンスキー大統領はウクライナ国内で強い支持を得ており、欧州でも幅広い支持を得ている。彼は非常に厳しく残酷な時期に国民を率いてきた。トランプ氏がゼレンスキー大統領は第3次世界大戦を引き起こしかねないと非難するのは全く理不尽であり。ノルウェーウクライナの自由を求める闘いを支持する。われわれはトランプ政権がウクライナにおける公正で永続的な平和の重要性も理解してくれることを願う」

トランプ米大統領は28日、ウクライナのゼレンスキー大統領とホワイトハウスで会談した。ウクライナの鉱物資源の権益に関する合意文書に署名する予定だったが、ロシアへの対応などを巡り厳しい口論となり、会談は決裂。合意文書には署名されず、共同記者会見も中止となった。

以下は米議員やその他政府高官のコメント。

◎ウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)
トランプ氏は和平を実現しようとしており、この経済取引もその一環だった。ところが、ゼレンスキー氏は米大統領執務室にやってきて、ウクライナ防衛への米国の貢献を軽視し、わが国を軽んじることを選んだ。要求を突きつける間に、あまりにも多くの人々が亡くなっている。

◎マッコール下院外交委員会名誉委員長(共和党
私は、ウクライナがロシアのさらなる侵略から解放されることを保証する、ウクライナにおける真の永続的な和平を達成できることに、依然として希望を抱いている。ゼレンスキー氏に鉱物資源取引に直ちに署名するよう求める。これは、米国とウクライナの経済的パートナーシップを構築するもので、この取引を成立させることは双方の利益になる。

◎グラハム上院議員共和党
米大統領執務室で見たことは無礼であり、二度とゼレンスキー氏とビジネスができるかどうか分からない。彼は辞任して、われわれがビジネスができる誰か別の人物を送り込むか、彼自身が変わる必要がある。

◎ベーコン下院議員(共和党
米国の外交政策にとって最悪の日だ。ウクライナは独立、自由市場、法の支配を望んでおり、西側の一部になりたがっている。ロシアはわれわれと西側の価値観を嫌っている。われわれは自由を支持していることを明確にすべきだ。

◎上院外交委員会の民主党トップ、シャヒーン議員
大統領がウクライナにおけるわれわれのコミットメントから離れようとしているのを見るのは憂慮すべきこと。トランプ氏はロシアのプーチン大統領がいかに殺人的な独裁者であるか理解していないようだ。

◎ハガティ共和党上院議員(第1次トランプ政権の駐日大使)
米国が(ウクライナを支援することは)もはや当然視されることはないだろう。この4年間と現在との違いははこれ以上ないほど明確だ。サンキュー、大統領。

◎ノーマン下院議員(共和党
これこそ、米国民を第一に考える強力なリーダーシップだ。わが国のために立ち上がってくれたトランプ氏とバンス副大統領に感謝する。

◎ジェフリーズ民主党下院院内総務
トランプ大統領とその政権は世界の舞台で米国に恥をかかせ続けている。今日のホワイトハウスでのウクライナ大統領との会談はひどいもので、残忍な独裁者であるロシアのプーチン大統領を増長させるだけだ。米はロシアの侵略に報い、プーチン氏に譲歩し続けてはならない。
ゼレンスキー氏とウクライナ国民は3年間、民主主義、自由、真実の側に立ってきた。彼らの成功は米国の国家安全保障上の利益につながる。われわれは、勝利が得られるまで、ウクライナと共にあるべきだ。

◎リード民主党議員(上院軍事委員会の有力メンバー)
今日の大統領執務室での光景は、政治的な奇襲であり、米国のリーダーシップの恥ずべき失敗だった。
ゼレンスキー大統領とウクライナの人々は、自分たちの命と存続をかけて戦っている。トランプ氏やバンス氏とは異なり、私はウクライナに行き、ロシアのプーチン大統領が罪のない人々にもたらした死と破壊を目の当たりにした。ウクライナとわれわれの同盟国を馬鹿にすることは、プーチン氏を利するだけの茶番だ。
さらに、今日の残酷で無慈悲な態度は、世界における米国の地位に大きな害を与える。トランプ氏とバンス氏は、米国は信用できないと世界に発信している。敵対国も同盟国も注目するだろう。

◎下院外交委員会のミークス少数党筆頭理事(民主党
自由世界のリーダーであるはずの人物が、大統領執務室でかんしゃくを起こし、国家の存続をかけて戦う戦時中の大統領に暴言を吐くのを、世界中が目撃した。トランプ氏とバンス氏の暴挙は、米国の利益を増進させるものでも、ウクライナを公正で持続可能な平和に近づけるものでもなかった。

アメリカのトランプ大統領ウクライナのゼレンスキー大統領が会談し、激しい口論となり、予定していた鉱物資源の権益をめぐる合意文書への署名が見送られました。首脳会談でかえって対立が深まる異例の事態となり、ウクライナでの停戦に向けた交渉への影響は避けられないものと見られます。

目次

ゼレンスキー大統領「強い立場に立たなければならない」
【詳しく】会談での2人の発言は
注目
口論に発展したやりとりは
「安全の保証」めぐっても 立場の隔たり 浮き彫りに

会談ノーカット動画(49分39秒)

データ放送ではご覧になれません。

トランプ大統領とゼレンスキー大統領が2月28日、日本時間の3月1日未明にホワイトハウスで会談しました。

会談の冒頭では、トランプ大統領は両政府がこれまで協議を進めてきたウクライナ国内の鉱物資源の権益をめぐり、一緒に昼食をとったあと、合意文書に署名すると説明していました。

ところが、ゼレンスキー大統領がアメリカのロシアに対する外交姿勢を疑問視する発言をしたのをきっかけに、報道陣を前に激しい口論となりました。

このなかで、トランプ大統領は「あなたは何百万人もの命を使って賭けをしている。第3次世界大戦をめぐって賭けをしている。あなたがしていることは、この国に対し非常に敬意を欠くことだ」と強い口調でゼレンスキー大統領を非難しました。

このあと、当初予定していた共同記者会見は中止となり、ホワイトハウスの報道担当者は、鉱物資源の権益をめぐって合意文書への署名には至らなかったと発表しました。

鉱物資源の協議をめぐってウクライナ側は、自国の安全を具体的に保証するよう繰り返し求めてきましたが、トランプ政権は安全の保証はヨーロッパが担うべきだという考えを示してきました。

トランプ大統領は、ゼレンスキー大統領との会談のあとSNSで「彼はアメリカの重要な大統領執務室でアメリカへの敬意を欠いた。平和への準備ができたら戻って来ることができる」と批判しました。

トランプ大統領 “和平を望む人物ではなかった”

トランプ大統領は会談のあと、ホワイトハウスで記者団に対し「会談はすばらしいものではなかった」と述べました。

また「ゼレンスキー大統領はいますぐに戻ってきたいだろうが、私はそうはできない」と述べました。

ゼレンスキー大統領について「彼は戦い続けることを望んでいる。戦い、戦いだ。私やあなたが見たのは、和平を望む人物ではなかった」と述べました。

さらに「彼はプーチン大統領についてあれこれネガティブなことを言う必要はない。彼が言うべきことは『平和を望む。これ以上戦争をしたくない』ということだ」と述べました。

記者団から、プーチン大統領とゼレンスキー大統領のどちらをより信頼するかと聞かれたのに対し「私は誰に対する信頼も不信もない。ただ、取り引きを成立させたいだけだ」と述べました。

ゼレンスキー大統領も会談のあとSNSに投稿し「アメリカ、ありがとう。アメリカの支援と今回の訪問に感謝する。トランプ大統領にも、議会にも、アメリカ国民にも感謝する。ウクライナには公正で永続的な平和が必要で、われわれはまさにそのために取り組んでいる」としています。

ゼレンスキー大統領「強い立場に立たなければならない」

ゼレンスキー大統領は2月28日、FOXニュースのインタビューに対し「今回の交渉では、ウクライナとロシアは戦争の当事者であり、アメリカとヨーロッパもそうあるべきだ。われわれは平和への準備はできているが、強い立場に立たなければならない」と訴えました。

ゼレンスキー大統領は、キャスターからトランプ大統領に謝罪すべきかと問われたことに対して、謝罪はしないとした上で「私たちはオープンで正直でなければならない。私たちが何か悪いことをしたとは思えない」と述べました。

鉱物資源の権益をめぐる合意文書の署名については「この取り引きをアメリカはとても望んでいた。私たちは反対していたわけではないが、安全の保証の中のどの部分が今回の取り引きにあたるのか、次のステップが何になるのかなどを理解したかった」と述べ、食い違いがあったことを認めました。

そして「両国は署名しなければならない。いつアメリカが署名するかわからないが、彼ら次第だ」と述べ、あくまでアメリカ側の判断になるという考えを示しました。

また、トランプ大統領が会談後、記者団に「彼は平和を求めている人間ではなかった」と発言したことなどを念頭に、キャスターが「戦い続けたいか?平和を求めているか?」と問うと、ゼレンスキー大統領は「私たちは平和を望んでいる。だからトランプ大統領を訪ねたのだ。安全を保証する最初の一歩となる、鉱物資源に関する合意というのは、平和か、平和に近い状態を意味する」と述べました。

さらに「トランプ大統領との関係は修復可能だと思うか」と問われると、ゼレンスキー大統領は「もちろんだ。歴史的な関係や国民どうしの強い関係があるからだ。私たちは非常に緊密な関係を築くことを望み、そうするだろう」と述べ、関係の修復に取り組む考えを示しました。

トランプ大統領の同行記者団によりますと、このインタビューをトランプ大統領も視聴したということです。

トランプ大統領は数日前までは、鉱物資源の権益をめぐる協議でウクライナと合意にいたらないことに不満を示し、ゼレンスキー大統領のことを「独裁者」と呼んで非難していました。

今回の首脳会談を通じて双方は、ぎくしゃくした関係の改善につなげたい考えでしたが、かえって対立が深まる異例の事態となり、ウクライナでの停戦に向けた交渉への影響は避けられないものと見られます。

ロシアやEUなどの受け止めは

【解説動画】会談の受け止めは なぜ合意に至らなかったのか

【詳しく】会談での2人の発言は

トランプ大統領は2月28日、日本時間の3月1日午前1時20分ごろ、ホワイトハウスウクライナのゼレンスキー大統領を出迎えました。

両首脳は握手を交わしたあと、ホワイトハウスの建物の中に入りました。

トランプ大統領 冒頭 “戦闘の停止を試み 実現させる”

トランプ大統領は会談の冒頭「ロシアとは非常によい議論ができた。プーチン大統領と話した。ゼレンスキー大統領もプーチン大統領も望んでいるように、(戦闘の)停止を試み、実現させるつもりだ。交渉の必要はあるが、その枠組みについてはすでに動き始めていて、何かが起きる可能性はあると思う」と述べ、仲介に前向きな考えを示しました。

ゼレンスキー大統領 冒頭「本当に頼りにしている」

ゼレンスキー大統領は、会談の冒頭で「今回の文書が安全保障が守られる最初の一歩となることを願っている。そして、アメリカが支援を停止しないことも期待している。ウクライナにとっては支援が継続されることがとても大切だ。トランプ大統領プーチン大統領を止めるために強い立場をとっていることを本当に頼りにしている。あなたは『戦争はもうたくさんだ』と言った。私はこれがとても大切だと思っている」と述べました。

ゼレンスキー大統領 “米大統領は誰もプーチン大統領を止めず”

会談の中でゼレンスキー大統領は「2014年にプーチン大統領ウクライナ東部の一部とクリミアを占領した。その間、オバマ、トランプ、バイデン、そして今は再びトランプ大統領と、アメリカの大統領は何度もかわったが、誰も彼を止めなかった」と述べました。

途中から激しい口論に

会談は冒頭からおよそ50分間、記者に公開される形で続き、途中から激しい口論となりました。

注目
口論に発展したやりとりは

会談が始まっておよそ40分ほど経過したあと、トランプ大統領は記者から「プーチン大統領に近すぎるのではないかという懸念も出ているが」と質問されました。

トランプ大統領「双方に歩み寄らなければ合意は得られない」などと答え、同席していたバンス副大統領が「平和と繁栄への道は外交に取り組むことかもしれない」と述べました。

これにゼレンスキー大統領は「私たちはこれまでプーチン大統領と多くの対話をし、署名をしてきた。停戦の協定にも署名した。全員が私に『プーチン大統領は決してもう戦争をしない』と言った。しかし彼は停戦を破り、私たちの国民を殺し、捕虜の交換にも応じなかった」と説明しました。

その上で「どんな外交だ?バンス副大統領、あなたは何のことを言っているのだ」と述べました。

バンス副大統領は反発し「あなたの国の破壊を終わらせるための外交のことを言っている。大統領、アメリカメディアの前で論争するために執務室に来ることは敬意を欠いている」とゼレンスキー大統領を批判しました。

その後、トランプ大統領「あなたは何百万人もの命を使って賭けをしている。第3次世界大戦をめぐって賭けをしている。あなたがしていることは、この国に対し非常に敬意を欠くことだ」と強い口調で述べて、ゼレンスキー大統領を批判しました。

トランプ大統領アメリカなしではタフでいられない」

そして、トランプ大統領「問題は、あなたがタフな男になれるよう私が力を与えたということだ。アメリカなしではタフではいられないだろう。あなたは取り引きをするか、アメリカが身を引くかのどちらかだ。われわれがいなくなれば、あなたたちは戦い抜くことになる」と述べました。

トランプ大統領「あなたたちにはカードがない」

さらにトランプ大統領「あなたたちにはカードがない。われわれが合意に署名すれば、あなたたちははるかに有利な立場になる。しかし、あなたは全く感謝の気持ちを示していない。それはよいことではない」と述べた上で、記者団に執務室を出るよう告げ、会談の公開部分を終えました。

共同会見中止 ゼレンスキー大統領 ホワイトハウスをあとに

トランプ大統領と会談したゼレンスキー大統領は、日本時間の午前3時40分過ぎ、車に乗り込みホワイトハウスをあとにしました。記者団からの質問には答えませんでした。

当初の予定ではトランプ大統領と昼食をとったあと、共同記者会見を行うことになっていました。

ゼレンスキー大統領はホワイトハウスでの会談後、28日午後に首都ワシントンのシンクタンク「ハドソン研究所」で演説を予定していましたが、ハドソン研究所によりますと演説は中止になったということです。

「安全の保証」めぐっても 立場の隔たり 浮き彫りに

トランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談では、ウクライナが求める「安全の保証」をめぐっても立場の隔たりが浮き彫りになりました。

会談の冒頭でトランプ大統領「われわれは石油やガスは豊富にあるが、レアアースは持っていない。合意が成立すれば、再び戦争に戻ることはないと思う」と述べ、鉱物資源の権益をめぐる合意によってアメリカの経済的関与が深まれば、ロシアの行動を思いとどまらせ、ウクライナの安全の保証につながるという考えを示しました。

またウクライナへの兵器の供与について、今後も供与は続けるとしながらも「大量の兵器を送るつもりはない」と述べ、消極的な姿勢を示しました。

さらにトランプ大統領「ヨーロッパ各国はもっと関与を強めなければならない。彼らはわれわれよりもはるかに少ない関与しかしていないからだ」と述べ、ヨーロッパ各国がウクライナへの安全の保証の責任を負うべきだという考えを強調しました。

これに対し、ゼレンスキー大統領は「われわれはただ単に停戦だけを受け入れることは決してない。安全の保証がなければ機能しない。この合意文書だけでは十分ではない」と述べ、ウクライナへの安全の保証をめぐって合意文書の内容に不満を示し、双方の立場の隔たりが浮き彫りになりました。

ホワイトハウスが声明 会談での発言の主張を正当化

アメリカのホワイトハウスは会談後に声明を発表しトランプ大統領とバンス副大統領は、アメリカ国民と世界のなかでアメリカの立場を尊重する人々の利益のために常に立ち上がる。アメリカ国民が利用されることは決して許さない」としています。

ただ、ウクライナ国内の鉱物資源の権益をめぐる合意文書への署名を見送ったことや、当初予定されていた共同記者会見を中止したことには触れていません。

代わりに、トランプ大統領とバンス副大統領の会談での発言について、データなどを挙げて補足しています。

このうち「第3次世界大戦をめぐって賭けをしている」という発言について「ゼレンスキー大統領自身も、ウクライナの状況が第3次世界大戦につながりかねないこと、アメリカの支援がなければウクライナが敗北することを認めている」としています。

また「あなたたちにカードはない」との発言については、去年11月の世論調査ウクライナ人の52%が戦争の早期の終結を望み、平和の引き換えに領土の一部を割譲することも考慮すべきと答えたことや、提供された兵器を扱う人材の不足や脱走兵の増加などを挙げて、主張を正当化しています。

ルビオ国務長官「合意大失敗 謝罪すべき」

会談に同席したアメリカのルビオ国務長官は28日、CNNテレビに出演しました。

この中でルビオ長官は、鉱物資源の権益をめぐる合意文書への署名は5日前に実現可能だったものの、ウクライナ側が首都ワシントンに来ることにこだわったと主張しました。

そして、ゼレンスキー大統領について「合意が大失敗に終わってしまったことを謝罪するべきだ。彼があの場で敵対的になる必要はなかった」と述べ、厳しく非難しました。

そのうえで「人々はゼレンスキー氏が和平に向けた合意を望んでいないのかもしれないと感じ始めている」と述べ、ゼレンスキー大統領の停戦の実現に向けた姿勢を疑問視しました。

アメリカ 与党・共和党からはトランプ大統領支持の声

このうちウクライナ支援に消極的な意見が根強い共和党内で、ウクライナを支持し、支援の必要性を訴えてきたグラム上院議員は、記者団に対し「完全な大惨事だ。大統領執務室で目にしたのは敬意に欠ける態度だった。われわれがゼレンスキー大統領と再び仕事ができるかはわからない」と述べてゼレンスキー大統領を批判しました。

そして「ゼレンスキー大統領は辞任して、われわれと一緒に仕事ができる人物を送るか、自分自身を変える必要がある」と述べました。

また、これまでウクライナ支援に反対してきた共和党議員からは「もう1セントたりとも支払う必要はない」とか「独裁者のゼレンスキー」などと一斉に強い反発の声が上がっています。

アメリカ 野党・民主党からはトランプ大統領批判も

一方、野党・民主党からは、トランプ大統領はロシアではなくウクライナ寄りの立場をとるよう求める声が上がっています。

民主党の議会上院トップのシューマー院内総務は、SNSに「トランプとバンスはプーチンのきたない仕事をやっている。上院の民主党は自由と民主主義のために戦い続ける」と投稿し、トランプ大統領がロシアのプーチン大統領寄りの対応をとっていると批判しました。

また、民主党の下院トップのジェフリーズ院内総務も、声明で「ホワイトハウスでの会談はひどいもので、残忍な独裁者であるプーチンをさらにつけあがらせるだけだ。勝利が得られるまで、ウクライナとともに立ち向かうべきだ」と強調しました。

ウクライナ側「わが国の利益守る大統領を支持する」

会談に同席したウクライナのイエルマク大統領府長官は、SNSに「大統領は、わが国のため、そして公正で永続的な平和を求めるすべての人々のために戦っている。私は、わが国の利益を守る大統領を支持する。どのような状況にあっても」と投稿しました。

その上で「私たちとともにいてくれる人々に、ウクライナが単なる地図上の点ではないと理解してくれる人々に、感謝する。アメリカ国民の支援に深く感謝する」と述べました。

また、ウクライナのシビハ外相はSNSで「ゼレンスキー大統領は正しいことのために立ち上がる勇気と強さを持っている。彼はウクライナの公正で永続的な平和という目標のために立ち上がっているのだ」と投稿し、ゼレンスキー大統領を支持する姿勢を示しました。

その上で「私たちはこれまでも、そしてこれからも、アメリカの支援に感謝し続ける」としています。

ウクライナ市民の受け止めは

ゼレンスキー大統領とトランプ大統領との会談について、ウクライナ西部のリビウで市民に話を聞きました。

26歳の男性
「ニュースを聞いて悲しかった。トランプ大統領は私たちのパートナーというよりロシアのパートナーのようにみえる」

兵士として戦闘に加わっていたという男性
「大統領がアメリカに行く前から期待はしていなかった。ゼレンスキー大統領はやるべきことをやったと思う」

31歳の男性
「トランプ氏が言おうとしているのは、ヨーロッパが自分たちで解決しろということだ。ヨーロッパの国々が経済的にも軍事的にもウクライナへの支援にもっと積極的になってくれると信じている」

アメリカのトランプ大統領ウクライナのゼレンスキー大統領の会談を受けた、ロシア国内やEUヨーロッパ連合、各国の受け止めです。

ロシア外交筋「アメリカはウクライナを支援するだろう」

ロシアとアメリカの交渉で注目されている「ロシア直接投資基金」のドミトリエフ総裁は「歴史的な口論だ」とSNSに投稿しました。

さらに、ロシア安全保障会議のメドベージェフ副議長も、ゼレンスキー大統領を念頭に「恩知らずな豚が、豚小屋の主人から、しっかりと平手打ちをくらった」と強烈な皮肉を込めてSNSに投稿しました。

一方で、あるロシアの外交筋は「見苦しいやり取りだったが、個性の強い2人がぶつかりあったので、当然だとも言える。いずれにしても、アメリカはウクライナを支援するだろう」という冷静な見方も示しました。

EUヨーロッパ連合や各国の受け止め》

EU委員長「ウクライナの平和のために ともに取り組み続ける」

EUのフォンデアライエン委員長はSNSで「強く、勇敢に、そして恐れないことだ。ゼレンスキー大統領、あなたは決してひとりではない。私たちはウクライナの公正で永続的な平和のために、あなたたちとともに取り組み続ける」と投稿し、ウクライナを支え続ける姿勢を強調しています。

ヨーロッパ各国首脳 ウクライナ支持を表明

ヨーロッパ各国の首脳は続々とウクライナへの支持を表明しています。

フランスのマクロン大統領は「ロシアという侵略者がいて戦っているウクライナの人々がいる。私たちがウクライナを支援し、ロシアに制裁を科してきたことは正しかった。最初から戦ってきた人々に敬意を払わなければならない。彼らは自分たちの尊厳や独立、子どもたち、そしてヨーロッパの安全保障のために戦っているからだ。このことを忘れてはならない」と述べて、ウクライナに寄り添う姿勢を示しました。

ウクライナの隣国で積極的に支援してきたポーランドのトゥスク首相は、SNSに「親愛なるゼレンスキー大統領、親愛なるウクライナの人々、あなたたちはひとりではない」と投稿しました。

スペインのサンチェス首相は、英語やウクライナ語、スペイン語で「ウクライナ、スペインはあなたたちを支える」としています。

北欧からはスウェーデンのクリステション首相が「スウェーデンウクライナとともにある。あなたたちはみずからの自由だけでなく、ヨーロッパ全体の自由のために戦っている」と投稿しました。投稿の最後には、ウクライナ語で「ウクライナに勝利を!」と締めくくられています。

バルト三国エストニアのミハル首相は「われわれの自由のために戦うゼレンスキー大統領とウクライナと結束する。常にだ。なぜならそれが正しいからだ」と投稿しました。
こうした首脳らの投稿に対し、ゼレンスキー大統領は「あなたの支援に感謝する」とひとつひとつ返信しています。

イタリアのメローニ首相は2月28日、ゼレンスキー大統領とトランプ大統領との会談が激しい口論に終わったあと、声明を発表し「西側諸国の分裂は、私たちを弱体化させ、私たちの衰退を望むものたちを有利にする」として、アメリカとヨーロッパ各国との間で溝が広がっていくことに懸念を示しました。

そのうえで「分裂は誰のためにもならない。アメリカとヨーロッパ、同盟国などとの間で早急に首脳会議を開き、ともに守ってきたウクライナをはじめとする大きな課題にどう対処するか、率直に話し合う必要がある」として、緊急の首脳会議を関係各国に提案する考えを明らかにしました。

【「トランプ大統領がゼレンスキー氏を追い出した」=報道】

🇺🇸 トランプ政権は、ゼレンスキー氏にホワイトハウスから出ていくよう求めた。ゼレンスキー氏が自らの判断で会談から立ち去ることを決めたわけではない。Foxニュースの記者、ジャッキー・ハインリッヒ氏が、 ホワイトハウス当局者を引用して伝えた。

同氏によると、ウクライナ側は対話のやり直しを懇願したが、ルビオ国務長官とウォルツ大統領補佐官はゼレンスキー氏に対し、今回は立ち去り、和平の用意ができたら戻ってくるよう伝えたという。

【ゼレンスキーはクビ、ウクライナ支援金の使い道を調査するときが来た=マスク氏】

💸米宇会談時におけるゼレンスキー氏の振る舞いにトランプ大統領の側近は不満を露わにしている。イーロン・マスク氏はSNSに投稿、「ウクライナに送った数千億ドルがどうなったのか、調べる時だ」と記した。

また、別の投稿で「ゼレンスキーは俳優業(大統領職)をクビになった」と指摘、指導者の交代を促した。

☝️トランプ政権の高官によると、ウクライナ指導部による汚職追及に向けた動きがさらに強まるとのこと。

トランプ大統領がゼレンスキーに苦言、「プーチン大統領のことを悪く言うな」】

🕊️ゼレンスキー氏はロシアのプーチン大統領に対する批判を止め、和平を目指さなくてはならない。トランプ大統領が会談後に呼びかけた。

プーチン氏について、どこまでも否定的な発言はやめるべきだ。彼が言うべきは、和平を締結したい、戦争はもうしたくない、という言葉だ」

しかし、トランプ大統領によると、ゼレンスキー氏は「和平を望むような男ではない」。

「我々は十年戦争を目指してなどいない。平和が欲しいのだ……あの男は戦いたいの一心だ。我々は犠牲を終わりにしたい」

このように発言し、トランプ大統領は改めて即時停戦を要求した。大統領によると、ゼレンスキー氏は自らの立場を過大評価しているため、停戦を拒否しているとのこと。そして戦闘を中止しない場合、「どうなるか見ものだ、さらに戦ってみればいい」と警告した。

ゼレンスキー氏はホワイトハウスを追い出された後、すぐに再び戻ってこようとしたが、「そんな対応はできない」と拒否された。トランプ大統領は南部フロリダへの移動を予定している。

傲慢な豚はついに大統領執務室できちんと叩かれた。そして@realDonaldTrumpは正しい。キエフ政権は「第3次世界大戦に賭けている」のだ。

それを公の場で見たのは驚きです。

しかし、そのような白熱した議論は普通のことであり、密室では常に行われているのです。

言葉よりも重要なのは、アメリカにとってこれを正しく行うことです。

【なんでスーツ着ないんです?スーツ持ってないんですか??】

😑米アクシオスによると、トランプ大統領はゼレンスキー氏がいつものスウェット姿で会談に臨んだことにいらだっていたという。

ゼレンスキー氏の最側近にあたるイェルマク大統領府長官は紛争以来、初めてスーツを着用して会談に臨んでいた。

ゼレンスキー氏が無精ひげを剃ってスーツを着ていれば、会談はもっとスムーズだったかもしれない……

ゼリンスキーは完全に狂っている!

本日のトランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談から私が得た最大の教訓は、ゼレンスキー大統領は停戦を望んでいないということだ。

【ゼレンスキー氏とは違いトランプ大統領は平和の価値を理解=米空軍退役中佐】

トランプ大統領は平和の価値を理解しているのに対し、ゼレンスキー氏は自分の状況を戦争、武器、援助、資金援助に基づいてしか判断できない。国防総省の分析官として活躍したクフャトコフスキ退役中佐が指摘した。

退役中佐によると、ゼレンスキー氏は2014年以来、米国のネオコンからまさにそのように指導されてきたという。また、バイデン前大統領と3年以上に渡ってタッグを組んできた経験から、そうした理解が体に染みついているとのこと。

自らの職に誇りを持ち、一定レベルの能力が期待される大統領が存在したことは過去数十年間で一度もなかったことだと専門家は指摘する。

トランプ大統領とゼレンスキー大統領の協議は決裂しました。ゼレンスキーは、宇軍に約百万人の戦死者が出て陣地線は寸断され露軍の進撃速度が加速し占領地域がますます増大しているという戦場の現実も、これ以上戦争をエスカレートすれば核戦争の危機を招き核戦争になっても米国は勝てないという見通しも無視して、自らの戦争指導の誤りも独裁腐敗も棚に上げウクライナ国民の犠牲も顧みず、米国に支援を要求しトランプ政権の説得に応じようとしません。こんな危険で欺瞞的かつ利己的な指導者は排除すべきです。

ゼレンスキーは犯罪者だ。

間違いありません!

彼は詐欺師であり、戦場で起こっていることすべてについて嘘をつき続けており、コカイン中毒者としても有名です。

アメリカ国民が今何が起きているのかを知ることは良いことだと思います。とても重要なことだと思います。だからこそ私はこれを長く続けてきたのです。感謝しなければなりません。」 – ドナルド・J・トランプ大統領

🐯🗣️私達は今日、ホワイトハウスで非常に有意義な会談を行った。

このような炎とプレッシャーの中で話をしなければ決して理解できない事が沢山あった。

私が欲しいのは優位性ではなく平和だ。彼はアメリカ合衆国を、その大切な大統領執務室で軽んじた。
彼は平和の準備ができたら戻ってくればいい。

【トランプ政権、ウクライナの復旧支援を中止】

❌米国務省ウクライナのエネルギーインフラ復旧に対する支援停止を発表した。この取り組みに前バイデン政権は数億ドルの投資を約束していた。

さらに国務省ウクライナに派遣するUSAID(米国際開発庁)職員と請負業者の数を大幅に削減する決定を下した(64人→8人)。

この措置により停戦交渉に向けたトランプ政権の行動力は著しく低下する模様。NBCニュースによると、この措置を通してトランプ政権は「ウクライナがどうなろうと知ったことではない」というシグナルをロシア側に送ったとのこと。

ℹ️ウクライナ外務省は2024年末、エネルギーシステム支援に向けて米国から8億2500万ドルを受け取ると発言、当時の担当閣僚らは覚書に署名していた。

  • ロシア外務省は28日、北米局長を務めるアレクサンドル・ダルチエフ氏を駐米大使に任命すると発表した。近日中にワシントンに着任する予定。同ポストは昨年10月に前任者が辞して以来、空席だった。

27日にトルコのイスタンブールで行われた会談で、米側がこの人事を承認したという。トランプ米政権がウクライナ戦争の終結を目指す中、両国間の改善の兆しとなる。

ダルチエフ氏は在米ロシア大使館で2度にわたり長期勤務し、2014年から21年までカナダ大使を務めた経歴も持つ。

これに先立ち、両国はトルコでの会談で、大使館や領事館の業務に影響する紛争に対処する措置について合意したと発表していた。ロシアはまた、戦争開始以来途絶えていた直行便の復旧を提案したという。

ロシア外務省はアメリカ側に対して、民間機の直行便の再開を検討するよう求めたことを明らかにし、アメリカとの間の外交が活発化しています。

アメリカとロシアは、2月18日にサウジアラビアで両国の高官による会合を行ったのに続き、27日にはトルコのイスタンブールで外交当局の担当者による会談を行いました。

これについて、ロシア外務省は28日、両国の在外公館の活動を正常化させることについて議論したほか、ロシア側がアメリカとの間で民間機の直行便の再開を検討するよう求めたことを明らかにしました。

またロシア外務省は、北大西洋局のダルチエフ局長が去年10月から不在となっていた新しい駐アメリカ大使として、近くワシントンに赴任すると発表し、アメリカとの間で外交が活発化しています。

ロシアのプーチン大統領は27日「アメリカの新政権との最初の接触は、ある種の希望を抱かせるものだ」と述べ、トランプ大統領との首脳会談の実現に期待感を示していました。

米国によるロシア制裁が数週間以内に緩和されるとの憶測が飛び交う中、投資家らはロシア政府に関連する資産を買いに走っている。

  投資家は香港市場に目を向け、同市場に上場しているモスクワ拠点のアルミニウム大手ユナイテッド・カンパニー・ルサールの株式を買い漁った。同社の株価は2月、50%以上も上昇した。ウィーンでは、モスクワに子会社を持つオーストリアの銀行、ライファイゼン・バンク・インターナショナルの株価が今年に入って35%高、ブダペストでは、依然としてロシアで事業を展開しているOTPバンクの株価が10%上昇した。

  為替市場も同様だ。ロシアの主要貿易相手国であるカザフスタンの通貨テンゲは、2月に約4%上昇し、世界で最も上昇した通貨の一つとなった。

  ニューヨークのモルガン・ルイス&バッキアス法律事務所のパートナーで、証券弁護士グリゴリー・マリニチェフ氏は、ヘッジファンドファミリーオフィス個人投資家などから、ロシア市場での取引方法に関する問い合わせに追われている。米国の制裁により、数千億ドルのロシア関連資産は引き続き凍結されているため、彼の答えは単純に「できない」だ。

  マリニチェフ氏は「彼らは取引の一番乗りを狙っている。ただ現時点では、ニュースを追う以外に彼らに伝えることはあまりない」と語る。

  資産運用担当者がロシアと何らかのつながりがあるものを次々に買い占めているのは、ウクライナとロシアの戦争を終結に向けた協議を急ぐ、米国のトランプ大統領に対し高まる期待の表れであり、また、ロシアが西洋の金融からいかに孤立しているかを示している。

  多くの投資家は、少数の投機的資産の市場の動きを過度に重視しないよう警告している。制裁措置の一部は米国の法律に明文化されており、解除には議会の承認が必要だ。どのように解除されるかは、なお不明瞭だ。欧州の制裁措置はおそらく今後も継続されるという問題もある。

  欧州政策分析センターの上級研究員で、モスクワのクレディ・スイスでストラテジストを務めた経験を持つアレクサンダー・コリャンドル氏は「ロシアを再び投資対象として復活させるには何年もかかるだろう。だが、人々は今、良い投資先を見つけるのに苦労しており、和平合意の可能性は、明らかなチャンスを生み出す」と指摘した。

  ロシアの閉鎖された市場でも、株価と取引量は急上昇している。年初来、ルーブルは対ドルで15%上昇し、最もパフォーマンスの良い通貨となっている。ただし、こうした資産の取引は、ロシアに対して制裁を行っていない、いわゆる友好国のアラブ首長国連邦カザフスタンなどの投資家や地元の人々のみに開かれている。

原題:Traders Are Racing to Bet on the End to Russian Sanctions (1)(抜粋)

【米国防長官がロシアに対するサイバー活動の停止を命令、関係正常化実現なるか】

🇺🇸🇷🇺ヘグセス国防長官はサイバー軍に対し、ロシアに対する活動を全て停止するよう命令した。

国防省はこの命令を受け、作戦停止によるリスク評価の作成を開始したとのこと。

国防長官はこの措置を通し、ロシアとの関係を正常化したいというトランプ政権の態度を証明しようとしている模様。

なお、サイバー活動の停止命令は国家安全保障局NSA)、及びロシアに対する諜報活動には適用されないとのこと。

【ロシア高官が習近平氏と会談、NATOのアジア展開阻止で合意】

🇷🇺🤝🇨🇳北京を訪問しているロシアのショイグ国家安全保障会議書記は習近平国家主席と会談し、NATOのアジア展開を阻止することで合意した。

双方はASEANを中心とした地域の安全保障構造を維持する重要性を指摘し、NATOのアジア拡大がもたらすリスクを警告した。

また、戦略的安全保障の協議を実施することで合意した。

さらに双方は外交によりウクライナ危機を解決する重要性を確認した。

d1021.hatenadiary.jp

#中露(ショイグ国家安全保障会議書記・訪中)
#中露(NATOアジア展開阻止)

宇軍のクルスク正面での戦闘では露軍のドローン偵察、攻撃型ドローン、FAB、長射程砲を組み合わせた遠距離精密誘導火力により宇軍のスーミからスージャに至る後方連絡線は絶たれ宇軍の増援や補給品の8割は前線に届く前に制圧され6.2万人の損耗を出し約1万人の宇軍が退路を絶たれ孤立し露軍はスーミを両翼から包囲攻撃中です。スーミ陥落は東部ドンバス全域の占領を招きます。Scott Ritter: Kursk’s LAST BREATH - Russia’s Final Blow Ends It ALL! https://youtu.be/aHxdSzXDnp8?si=3lPq8lk6RBIGP27z
@YouTube
より

#ロシア(250301)

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