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日本は本日、関税、軍事支援費用、そして「貿易の公平性」について交渉するために来日します。私も財務長官と商務長官と共に会議に出席します。日米双方にとって良い(素晴らしい!)解決策が見つかることを願っています。

ドナルド・トランプ・トゥルース・ソーシャルより 2025年4月16日 午前6時18分

先ほど、日本の貿易代表団とお会いできて光栄です。大きな前進ですね!

ドナルド・トランプ・トゥルース・ソーシャルより 2025年4月16日 午後5時48分

トランプ米大統領は16日、関税を巡り日本の当局者と会談し、「大きな進展」があったと表明した。

「貿易に関する日本の代表団に会えて光栄だ。大きな進展だ!」と交流サイト(SNS)に投稿した。
日本側の交渉担当を務める赤沢亮正経済再生担当相は16日、協議について記者団に説明する予定。

アメリカの関税措置をめぐり、赤澤経済再生担当大臣はまもなく初めての日米交渉に臨み、措置の見直しを強く求める一方、アメリカ側が要求する内容を丁寧に聴き取って出方を探りたい考えです。また赤澤大臣は交渉に先立ちホワイトハウストランプ大統領と会談しました。

赤澤経済再生担当大臣は日本時間の16日夜、ワシントンに到着し、まもなくベッセント財務長官やUSTR=アメリカ通商代表部のグリア代表との関税措置をめぐる初めての日米交渉に臨みます。

また、政府関係者によりますと、赤澤大臣は交渉に先立ち、ホワイトハウスでおよそ1時間トランプ大統領と会談しました。

トランプ大統領は16日夜、SNSでみずからも交渉に参加する意向を示していました。

これを受けて石破総理大臣は16日夜、急きょ、総理大臣公邸で林官房長官らと対応を協議し、赤澤大臣とも電話で連絡を取って想定されるやり取りなどを確認しました。

そして、旧ツイッターの「X」に「トランプ大統領、私の特使である赤澤大臣とお会いいただき、ありがとうございます。二国間関係のさらなる発展につながる、実りある会談となることを期待しています」とメッセージを投稿しました。

赤澤大臣も記者団に対し「大変ありがたいことだ。日本を非常に重要視してくれているということだと思う」と述べました。

交渉の中で赤澤大臣は、日本が巨額の投資を通じてアメリカの経済や雇用に貢献していることを説明し、措置の見直しを強く求める方針です。

一方で、大統領本人の発言も含め、アメリカ側が要求する内容を丁寧に聴き取り、議論には柔軟に応じながら出方を探りたい考えで、建設的に交渉が進む環境を整えられるかが焦点となります。

トランプ大統領は16日夜、自身のSNSに関税措置をめぐる交渉でワシントンを訪れた赤澤経済再生担当大臣との写真を投稿しました。写真にはホワイトハウスの執務室でいすに座ったトランプ大統領と赤澤大臣が並んで笑顔をみせる姿がおさめられています。

トランプ大統領は関税措置をめぐり、赤澤経済再生担当大臣と会談を終えたあと、SNSに「日本の交渉団と会談できて大変光栄に思う。大きな進展だ」と投稿しました。

アメリカの関税措置をめぐり赤澤経済再生担当大臣は、トランプ大統領との会談や閣僚交渉に臨み、見直しを強く求めました。そして双方は、可能な限り早期に合意し、首脳間での発表を目指すとともに、次回の交渉を今月中に実施できるよう日程調整を進めることで一致しました。
さらに政府関係者などへの取材で、トランプ大統領との会談に至ったいきさつなども明らかになってきました。

目次

NEW
政府・外務省関係者への取材で明らかになった会談の状況は?
石破首相「依然立場に隔たりも次につながる協議」

赤澤大臣発言 ノーカット(※約17分間)

アメリカ・ワシントンを訪れている赤澤経済再生担当大臣は、日本時間の17日朝、ホワイトハウストランプ大統領と会談したのに続き、ベッセント財務長官、USTR=アメリカ通商代表部のグリア代表との閣僚交渉を行いました。

トランプ大統領との会談で赤澤大臣は、日米双方の経済が強くなるような包括的な合意を、可能なかぎり早期に実現したいという石破総理大臣のメッセージを伝えました。

これに対し、トランプ大統領は、国際経済の中でアメリカが置かれている状況に関する認識や関税措置について説明し、日本との協議が最優先だという考えを示しました。

続く閣僚との交渉で、赤澤大臣は自動車や鉄鋼、10%の「相互関税」などの一連の関税措置は、今後の日本からの投資やアメリカでの雇用への影響を踏まえれば、極めて遺憾だとした上で、措置を見直すよう強く求めました。

そして、双方は◇率直かつ建設的な姿勢で交渉に臨み、可能な限り早期に合意し、首脳間で発表できるよう目指すこと、◇次回の交渉を今月中に実施すべく日程調整をすること、◇閣僚レベルに加え、事務レベルでの交渉も継続することで一致しました。

赤澤大臣「トランプ大統領は“日本が協議の最優先”」

このあと赤澤大臣は記者団に対し「トランプ大統領が会ってくれたことは大変ありがたいことだ。トランプ大統領が『これをやるのだ』というようなことを、強く述べたことはまったくなく『日本が協議の最優先だ』とのことだった。今回の協議も踏まえつつ、引き続き政府一丸となって最優先かつ全力で取り組んでいきたい」と述べました。

NEW
政府・外務省関係者への取材で明らかになった会談の状況は?

政府関係者によりますと、今回の協議は当初、アメリ財務省で行われる予定でしたが、トランプ大統領と赤澤経済再生担当大臣との会談が設定されたことでホワイトハウスで行われました。会談は日本時間の16日夜、トランプ大統領SNSで自身が参加する意向を示したことで急きょ実現に動いたという見方があります。ただ、外務省関係者は「あえて言うとトランプ大統領の私的な発信がわれわれのとっての最初の大きなサプライズという認識はしていない」と述べていて、ほかの政府関係者もアメリカ側から何らかのかたちで事前に連絡があったことを示唆しています。

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トランプ大統領との会談は約50分間

会談は「オーバルオフィス」と呼ばれる大統領執務室でおよそ50分間、トランプ大統領と赤澤大臣が向かい合う形で行われました。2人に加えてアメリカ側からはベッセント財務長官、ラトニック商務長官、それにUSTR=アメリカ通商代表部のグリア代表が、日本側からは外務省の経済局長、経済産業省の通商政策局長、それに財務省の国際部門トップの財務官がそれぞれ同席したということです。

会談で赤澤大臣は、トランプ大統領に対し、石破総理大臣のメッセージとして日米の経済双方の利益になるような包括的な合意にできるだけ早く達したいと伝えたということです。

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閣僚協議 “厳しい内容だが活発なやりとり”外務省関係者

トランプ大統領との会談の後は大統領以外の閣僚を中心としたメンバーがホワイトハウス内に残り、1時間15分にわたってお互いの要求について協議したということです。注目されたその中身について赤澤大臣は「コメントは差し控えたい」としていますが外務省関係者は「トランプ大統領本人から『日本との協議が最優先』という発言もあった。厳しい内容、難しい問題だが、雰囲気としては日米関係が重要だとお互い理解した上での協議だった。トランプ大統領との会議、閣僚級の会議、いずれも活発なやりとりが行われた」としています。

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“早期に合意へ努力で一致”

交渉のテーマについて双方がカードを出し合うというようなやりとりもあったということです。一方でできるだけ早期に合意できるようお互い努力することで一致したということで、

これについて日本側は「流れの変化がある」として前向きに受け止めています。そのうえで日米双方は今月中に行われる次の閣僚級の交渉などをへてできるかぎり早く首脳間で合意内容を発表できるようにしたいとしています。

今回の交渉に臨むにあたって日本側は「日本経済の屋台骨」といえる自動車への25%の追加関税の撤廃や90日間の停止となっている相互関税の見直しなどを強く求める方針を示していました。

外務省関係者は「日本の立場を伝え、トランプ大統領から率直で寛大な発言があった」としていますがアメリカ側から具体的にどのような要求があったかは明らかにしていません。日本側としてはアメリカの要求を一度持ち帰った上で日本経済の影響なども踏まえてどの程度受け入れられるものなのか改めて検証し、次の交渉に臨む方針です。

国内外の反応についてはこちら

トランプ大統領 SNSに赤澤大臣との写真投稿 並んで笑顔の姿

トランプ大統領は16日夜、自身のSNSに関税措置をめぐる交渉でワシントンを訪れた赤澤経済再生担当大臣との写真を投稿しました。写真にはホワイトハウスの執務室でいすに座ったトランプ大統領と赤澤大臣が並んで笑顔をみせる姿がおさめられています。

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赤澤大臣もX投稿 交渉は「4対1」とコメント

赤澤経済再生担当大臣は、旧ツイッターの「X」に、複数の画像やメッセージを投稿しました。会談の前には、ワシントンに向かう機内から撮影したとみられる日の出の写真を投稿しました。また会談後には、ホワイトハウスの執務室でトランプ大統領と並んで笑顔で撮影した画像を投稿しました。さらに今回の交渉についてフォロワーから「大臣2人と2対1で交渉かと思ったら、総大将の大統領まで出席して3対1だとよ」と書き込まれると「いや、4対1」とコメントするなどしています。

「MAGA」の帽子 贈られる

政府関係者によりますと赤澤経済再生担当大臣はホワイトハウストランプ大統領と会談した際、大統領のスローガンである「MAKE AMERICA GREAT AGAIN」=アメリカを再び偉大な国に、と記されたサイン入りの赤い帽子を贈られたということです。

石破首相「依然立場に隔たりも次につながる協議」

石破総理大臣は、アメリカの関税措置をめぐるトランプ大統領との会談などを終えた赤澤経済再生担当大臣から電話で報告を受けたあと記者団の取材に応じました。日米間では依然、立場に隔たりがあるとしながらも次につながる協議が行われたと評価した上で、最も適切な時期にアメリカを訪問し、トランプ大統領と直接会談したいという考えを示しました。

この中で、石破総理大臣は「日米間では、依然として立場には隔たりがある。 トランプ大統領からは国際経済において、アメリカが置かれている状況について率直な認識が示され、赤澤大臣からは、アメリカの関税措置は極めて遺憾であり、一連の措置の見直しを強く申し入れたと報告を受けている」と述べました。その上で「今後とも容易な協議とはならないが、トランプ大統領は、日本との協議を最優先としたと述べている。 次につながる協議が行われたと認識し、評価している。推移を見ながら私自身、最も適切な時期に訪米し、トランプ大統領と直接、会談することを当然考えている」と述べました。そして「今回の協議も踏まえ、今後とも政府一丸となり、この問題に全力で、最優先として取り組んでいきたい」と述べました。

ホワイトハウス報道官「会議は生産的で前進」

アメリカ・ホワイトハウスのレビット報道官は16日、FOXニュースの番組に出演し、関税措置をめぐる日本との交渉についてベッセント財務長官と話す機会があったとしたうえで、「『会議は生産的で前進している』と話していた」と明らかにしました。そして、トランプ大統領が赤澤経済再生担当大臣と会談した理由について、「トランプ大統領が交渉と協議に直接、関与したいと考えているからだ」と述べました。

一方、貿易摩擦が激しくなっている中国については、「多くの国が取り引きを成立させようと接触してきているのは、世界中がアメリカとビジネスをする必要があることを知っているからだ。中国もそのことを知っている。ボールは中国側にある」と述べ、交渉に向けて中国側が先に行動を起こすべきだという考えを改めて強調しました。

政治部 岩澤千太朗記者

初めての日米交渉は、日本にとっては、トランプ大統領自身の出席表明という予想外の展開で迎えました。その予測不能さへの警戒感が高まっていただけに、次の協議につながる形となったことに、「一定の成果だ」との受け止めが出ています。政府関係者は「赤澤大臣はトランプ大統領と、しっかり目をあわせながら、活発に意見を交わしていた」と明かしています。ただ、アメリカ側は、従来の主張を繰り返していたということで、トランプ流だけに、今後の交渉の行方は予断できない状況です。

訪米中の赤沢亮正経済再生担当相は16日(日本時間17日)、米側から関税交渉について日本との協議を最優先に進める意向を示されたことを明らかにした。今月中に閣僚級の次回協議が行われるよう日程調整する。

  米国の関税措置を受けたトランプ大統領との面会、ベッセント財務長官らとの協議後、日本大使館で記者団に語った。為替は議題に上らなかったという。

  赤沢氏からは「日米双方の経済が強くなるような包括的な合意を可能な限り早期に実現したい」との考えを米国側に伝えた。これに対し、トランプ氏から日本との関税協議が最優先との発言があったことを紹介し、同氏から何か強く要望されたことはないと語った。米側は90日間でディールを成立させたい考えだと理解しているとも述べた。

  その上で、両国間で協議を続けていくことを確認。日本側から米国による一連の関税措置は極めて遺憾だとし、日本の産業や日米両国における投資雇用の拡大に与える影響などについての考えを説明し、見直しを申し入れた。

  この日は、今月中に閣僚レベルで次回協議を行う方向で調整するほか、1)双方が率直かつ建設的な姿勢で協議に臨み、可能な限り早期に合意し、首脳間で発表できるよう目指す、2)事務レベルでの協議も継続するーの三点について合意したという。外務省担当者によると大統領との面会は約50分間、閣僚協議は約75分間行われた。

  赤沢氏の訪米は7日の日米首脳電話会談から10日足らずで実現した。主要国の中でも早いタイミングでの閣僚間の協議開始で、今後交渉に臨む国にとって米側の出方や戦術を見定めるための試金石となり得る。赤沢氏が妥結への道筋を付け、早期の日米首脳会談にこぎつけられるか、手腕が問われる。

  石破茂首相は17日、赤沢氏の訪米について「次につながる協議が行われたと認識し、これを評価する」と述べた。今後、閣僚級協議の推移を見ながら「最も適切な時期に訪米し、トランプ大統領と直接会談するということを当然考えている」と記者団に語った。具体的な日程は未定だとした。

為替は財務相間で議論

  今回の協議で通貨政策が議題に上ったのかとの質問に対しては「為替については出ませんでした」と述べるにとどめた。為替については2月の日米首脳会談で合意されたように、日米財務相間で議論するという「仕組みがもうできているということはある」との見解を示した。

  為替は経済のファンダメンタルズを反映し決まってくるとした上で、「円安誘導をやった覚えがない。今、確立されている枠組みの中で今後も進む」とも語った。

  加藤勝信財務相は来週ワシントンで開催される世界銀行国際通貨基金IMF)の春季会合に出席する方向で調整しており、滞在中にベッセント氏との会談にも意欲を示している。

  赤沢氏の発言を受けて、為替市場ではドル買い円売りが強まり、対ドルで1ドル=142円台半ばまで反落。朝方には141円62銭と昨年9月以来の高値を付けていた。 債券先物は下落。株式は日経平均株価が小幅に上昇している。

トランプ氏は防衛分野の交渉も示唆

  トランプ氏は赤沢氏との会談後、日本の代表団との間で「大きな進展」があったと自身のSNS(交流サイト)に投稿した。日本の代表団と貿易問題を巡り会談できて非常に光栄だとしている。自身のソーシャルメディア・プラットホーム「トゥルース・ソーシャル」への投稿で表明した。

関連記事:トランプ米大統領、日本の代表団との間で「大きな進展」-SNS投稿

  会談前には関税、軍事支援の費用、「貿易の公平性」について日本と交渉するための会合に自分も出席するとしていた。トランプ氏は「うまくいけば、日本と米国にとって良い(素晴らしい!)結果が得られるだろう!」と記した。 

  一連の投稿は防衛・安全保障分野も日本との協議対象とするトランプ氏の考えを示唆している。共同通信は日米交渉の際にトランプ氏から日本の防衛面での負担増に関する発言があったと日本政府関係者の情報を基に報じたが、赤沢氏は防衛に限らず、具体的に協議した分野を明らかにしていない。

  林芳正官房長官も17日午前の記者会見で、トランプ氏の投稿を受けて防衛や安全保障分野で米側からどのような要望があったか問われたが、「議論の詳細については外交上のやり取りであり、言及は差し控える」と述べるにとどめた。
赤沢氏の他の発言

全部がまとまって初めてパッケージとして確立-日米交渉
投機的動きあれば何か行動することあった-為替
日本側の要望を米国は理解していると思っている

#日米(トランプ関税)


#外交・安全保障(250417)

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