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パキスタンのアシフ国防相は28日、係争地カシミール地方で発生した観光客襲撃事件を受け、インドによるパキスタンに対する軍事侵攻が差し迫っていると述べた。ただ、具体的な根拠は示さなかった。

襲撃事件は22日にカシミール地方のインド支配地域で発生。観光客ら少なくとも26人が殺害された。インドがパキスタンの関与を主張して報復措置を講じたのに対し、パキスタンも対抗措置を講じており、核保有国同士の緊張が高まっている。

アシフ国防相イスラマバードでロイターのインタビューに応じ、インドの強硬姿勢がエスカレートする中、軍はインドによる攻撃の可能性について政府に報告したとし、「侵攻が差し迫っているため、われわれは軍を増強した」と述べた。
その上で、パキスタンは厳戒態勢にあると表明。核兵器は「パキスタンの存続に直接的な脅威がある場合」のみに使用されると述べた。

インド北部カシミール地方で発生した観光客襲撃事件を受け、インダス川の水資源の配分を定めた2国間協定をインド政府が停止したことに対し、パキスタンが国際的な法的措置を準備していることが28日、明らかになった。

パキスタンのマリク法務・司法担当相はロイターに対し、少なくとも3つの選択肢が検討されていると述べ、協定を仲介した世界銀行への問題提起、常設仲裁裁判所(PCA)やハーグの国際司法裁判所(ICJ)への提訴に言及した。

「法的戦略に関する協議はほぼ完了した」とし、どの手続きを進めるか「間もなく」決定すると述べた。複数の手段を講じる可能性が高いとの見通しを示した。

さらに、4つ目の外交的選択肢として、国連安全保障理事会安保理)への問題提起も検討していると明らかにした。

同氏はあらゆる選択肢を検討しており、関連する全ての国際機関に問題を提起する用意があると説明した。「条約は一方的に停止できるものではなく、そのような規定は条約に含まれていない」と主張した。

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