トランプ氏 “富豪に手紙はフェイク” 有力紙親会社など提訴https://t.co/6LYUpOP2nT #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) July 19, 2025
アメリカのトランプ大統領は、少女への性的虐待などの罪で起訴され、勾留中に自殺したとされる富豪にトランプ氏が手紙を送ったと報じた有力紙の記事を「フェイクニュースだ」として、親会社などに対し訴えを起こしました。
ウォール・ストリート・ジャーナルは17日の記事で、少女への性的虐待などの罪で起訴され、勾留中に自殺したとされる富豪の誕生日を祝うためにトランプ大統領が2003年に手紙を送ったと報じました。
これについて、トランプ大統領は18日、SNSの投稿で「われわれは悪意のある中傷的なフェイクニュースの記事を掲載したすべての関係者に対して、強力な訴訟を起こした」として、親会社などに対し、訴えを起こしたと明らかにしました。
親会社の名誉会長を務め、「メディア王」として知られるマードック氏も含まれていて、ワシントン・ポストは100億ドル、日本円でおよそ1兆5000億円の損害賠償を求めたと伝えています。
この問題をめぐってはトランプ大統領の一部の支持者の間で、売春に関わった著名人の「顧客リスト」が存在し、富豪が実際は口封じのために殺されたのではないかという見方があります。
トランプ大統領はこれを否定した司法省の調査結果に納得しないみずからの支持者を非難していて両者の間で亀裂が生じています。
こうした中、トランプ大統領はボンディ司法長官に富豪に関する大陪審の記録の開示を裁判所に求めるよう指示しました。
支持者の間で透明性を求める声が上がっていることを意識したものとみられます。
#アメリカ（250719）
