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10月21日「風流」

人間は練れば練る程詩的になる。風流とは風が空を吹く如く、何等為(ため)にする所なき自らな姿を謂う。

詩は、人間の心を和らげ、現實の枯渇を沾(うるほ)すものである(新編漢詩読本)

生命のある處、到る處韻律がある。水のせゝらぎにも、風のさゝやきにも、雲の行き来にも、日の輝きにも、人間の感激の中にも、あるせない苦悩の中にも、不思議な韻律があって、振動に富む言語文字を以て自らを表現しようとする。
その勝れた表現は、これに接する人々の感情の共感を高め、直観の光を遠くし、思索を深め、世の中の打算や仕事の焦燥から人を救って、ほのかな慰めや、時にゆかしい憂愁にも誘う。

これは道徳の峻厳、信仰の崇高にも和して、人間の生活を浄化し、精神を救う美の一種で、人々はこれを詩という。
詩は外部感覚の世界とは違った、一つの内部的経験と秩序との世界を造り、利害打算や、機械的な思考、衝動的な感情などの有害な副作用から人間の生命を和らげ、現実の枯渇を沾すものである。(『新編漢詩読本』)

百朝集その51.四看

大事難事に担当を看る。
逆境順境に襟度を看る。
臨喜臨怒に涵養を看る。
群行群止に識見を看る。
(呂 新吾『呻吟語』)

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