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トランプ米大統領が次期連邦準備理事会(FRB)議長の指名を近く発表する見通しとなる中、資産運用大手ブラックロック幹部リック・リーダー氏が有力候補として浮上していることが分かった。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。

オンライン予測市場ポリマーケットによると、23日時点でリーダー氏がFRB議長に指名される確率は34%と、週初の6%から急上昇した。

トランプ大統領は21日、次期FRB議長の候補者がさらに絞られたとし、最終決定に近づいている可能性を示唆した。現時点で残っている候補者はリーダー氏ほか、米国家経済会議(NEC)のハセット委員長、ウォラーFRB理事、ウォーシュ元FRB理事の4人とみられている。

ハセット氏はこれまで最有力候補と目されてきたものの、指名の確率はここにきて急低下している。FTによると、トランプ大統領の側近がFRB議長に就任すれば市場が動揺し、中銀の独立性を巡る懸念が高まるとして、大口債券投資家らが米財務省に懸念を伝えというFTの報道が材料視されている。また、トランプ大統領も先週、ハセット氏には「現在の役割にとどまってほしい」という考えを示した。

現時点での最有力候補はウォーシュ元FRB理事で、指名の確率は44%となっている。同氏は中銀改革を訴え、米金融市場とも強い関係を保っている。

#トランプ(FRB

ラトニック米商務長官は22日、カナダのカーニー首相が最近、中国との貿易関係強化に動いていることについて、「政治的なノイズ」にすぎないとして重視しない考えを示した。ただ、年内に予定される米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の見直し協議では、そうした動きが争点となり得るとの認識を示した。

  ラトニック氏は世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)でブルームバーグ・テレビジョンのインタビューに応じ、「中国がカナダからの輸出を受け入れるために経済を開放すると思うか。私がこれまでに聞いた中で、最もばかげた話だ」と語った。

  カーニーは先週、中国の習近平国家主席と貿易を巡る合意に達した。合意は中国からの電気自動車(EV)輸入などに道を開くもので、代わりに中国はカナダ産菜種(キャノーラ)にかかる関税を引き下げる内容だった。カーニー氏は、中国を米国よりも「予測可能な」貿易相手国と評した。

関連記事:中国は経済的処方箋にならず-台湾代表、カナダの対中関係改善に警鐘

  ラトニック氏は、カーニー氏の最近の言動について、「首相から出てきた単なる政治的なノイズとみるべきだ」と指摘。「彼はカナダ経済の規模や30兆ドル(約4800兆円)規模に上る米国経済とのビジネスを考慮しておらず、本気とは思えない。今ある状況を変えるなどあり得ない」と語った。

  また、カナダは米市場へのアクセスという点で、「世界で2番目に良い条件」にあり、これを上回るのはメキシコだけだと強調した。カナダの中国への傾斜がUSMCA見直し交渉で議題に上る可能性があると示唆した。

ラトニック米商務長官、欧州の同盟国や他国との関係は良好だと語る

  USMCAの再交渉は、今年の「夏の半ばから終わりにかけて」行われる可能性が高いとも語った。

  カナダのシャンパーニュ財務相ケベック市で記者団に対し、主要7カ国(G7)各国は中国に対する戦略的道筋を描いており、カナダも例外ではないと説明した。

  「米国のパートナーと手を携えて引き続き取り組む」とする一方、「カナダ国民は分散化の重要性をこれまでに理解していると思う。われわれはもっと強靱(きょうじん)になる必要がある」と述べた。

原題:Lutnick Rejects Canada’s China Tilt, Sees Summer USMCA Talks (2)(抜粋)

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