地方経済の疲弊を構造改革のせいにする愚|岸博幸のクリエイティブ国富論|ダイヤモンド・オンライン
これまでの地方活性化に向けた政府の政策は、だいたい以下のパターンに分けられるように思います。
1)予算のばらまき(公共事業、農業、商店街など)
2)流行りの産業の誘致(ITなど)
3)地元の公的機関の活用(大学を活用した産学連携、地銀を活用したベンチャー支援など)しかし、地方の現状を見てお分かりの通り、これらの政策の多くは失敗に終わっています。
「クリエイティブな階層に属する人々(=優秀なヒト)は特定の企業や土地にしがみついて生活している訳ではなく、自分の活動にふさわしい土地、住み心地のいい土地を選んで移住し始めている」
フランスのストラスブールなどの成功例に共通する特徴として、最初に地元の文化や環境を再生させ、「人が来たい、住みたいと思う地域作り」を行っている
自分の地域にしかない資源を活用した身の丈に合った産業を育てるようにすべきであり、その観点から言えば、クリエイティブ産業は地域に最もふさわしい産業です。
地方のマスメディアを地方の活性化にどう役立てるか