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時事放談

藤井裕久
 もう一つのねえ、選択肢はですね、「憲政の常道」というやつがあったんですがねえ。これ忘れられたような言葉ですがねえ、昭和29年にですねえ、吉田自由党と鳩山民主党というのがあったわけです。吉田自由党が瓦解してですねえ、緒方竹虎さんが次の自由党総裁になりましたね。そのとき緒方さんはですねえ、あのう、もう野党第一党である鳩山民主党に譲るということを決断されたわけです。これが憲政の常道なんですね。そしてその代わり鳩山民主党がですねえ解散をすると、そしてすぐ数ヶ月のうちに解散して選挙やったんですね。こいつが憲政の常道という言葉であってですね、それの場がどうして選択してもらえなかったかというふうに思ってますね。実は大正の末期から昭和もやってますね。やってますねえ。若槻礼次郎憲政会がですよ、金融でダメになったら田中義一にした。田中義一張作霖でダメになったら今度は民政党浜口雄幸に。浜口雄幸が金融問題で失敗したら今度は政友会の犬養毅にしたと。こういうことがやってるわけですからねえ、思い出してもらいたいんですね。そういうことを。
 もう一つねえ、あえて言わして頂きますが、今野中さんの話とおんなじなんですがねえ、政治家になってる人は昭和の政治家はねえ、みんなねえ、若い頃から研鑽を積んでですねえ、歴史観とか政策の原理原則とかねえ、そういうものを勉強された方がリーダーになったんですね。それが今のねえどうも総理大臣ていうか最高責任者はねえ、そういうことがあまりねえ無いんじゃないかっていう危惧をもってしょうがないんですよ。それで私どもの党の若い連中に私は折りに触れてですね、そういうことを勉強しろと、あの歴史観だとかですね、あるいは政策の原理原則だとかね、そういうことを言っておりましてね、やっぱりもう一度、これもいいチャンスですから、あの、どの党の人も含めてですね、あのう何て言うのかな、あのう歴史観とかね、そういうものをもって若い頃から俺は総理大臣になるんだという気概のある方はねえ、やってもらいたいと思いますね。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20081210#1228909695平野貞夫
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20081221#1229819578渡部恒三