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今、本物の政治家は小沢しかいない

普天間問題は政治のすべてではない。外交・軍事問題のひとつにすぎない。
民主党を潰したい勢力は、それを針小棒大に騒いできたが、情けないのは、鳩山首相がマンマとひっかかって自分から混乱を大きくしてしまったことだ。

1年以上も検察に追われ、大マスコミからは寄ってたかって「罪人」のように叩かれながらも、約束通り、全国を飛び回り、参院選の候補を政権党にふさわしく100人以上擁立した小沢。

「小沢氏なくして民主党政権はなかったし、小沢氏がいれば今後も民主党政権は続いていく。とくかく、今の政界では飛び抜けた政治家です。自由党時代、小渕自民との連立を解消したとき、二階グループが離反し、24人の政党にまでおちぶれた。あそこで小沢氏は一度死んだ。だから強い。もともとずぬけた存在だったうえに、一度は死んだ身だと達観したから、さらに強くなった。凄みがついた。自民党など束になっても、かなう相手ではありません」

鳩山内閣がここまで追い詰められたのは、言うまでもなく、官僚や大マスコミなど旧勢力の抵抗が原因だ。普天間問題ひとつ見ても、外務省や防衛省の官僚は、シロウトの首相や大臣を小バカにしてアメリカ忠誠優先で動いてきたのだから、「県外・国外移転」がうまくいくはずがない。首相や大臣はナメられたら、おしまいなのだ。

その点、小沢幹事長は全然違う。

「小沢氏対しては、どの世論調査でも7割以上が“幹事長を辞任すべき”となっていて、アレルギーが強い。小沢氏を前面に出せば反感を買う。それを恐れているのです。でも小沢氏の存在は、民主党という政党に根を張った大木と一緒で、切り倒せるものではないし、排除しようとしたら、地面がひっくり返ってしまう。小沢氏がいない民主党は機能しないのです。民主党議員はそれが宿命だと思うしかないのです」