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狙いは米政権移行期…ガザ空爆、イスラエルが周到に準備

1967年の第3次中東戦争後では最も激しい攻撃となり、中東全体に影響が広がることは必至だ。

 イスラエル政府は今回の作戦を、停戦と並行して着々と練り上げていたフシがある。同国紙ハアレツによると、バラク防相は半年前、国軍に、ハマスの訓練所など標的を定めるよう指示していた。2月に総選挙を控えた政府は、強硬姿勢を示す必要に迫られていた上、オバマ米次期政権がブッシュ政権の「ハマス排除政策」を転換することを阻止したい思惑もあった。ハマスが今月19日に停戦終了を宣言した後、政府は「停戦は維持すべきだ」と表明したが、作戦実施に向け、ガザの過激派によるロケット弾攻撃再開を待ちかまえていた可能性が濃厚だ。

 ブッシュ政権イスラエルは、アッバス議長との和平交渉を進める一方、ガザへの経済封鎖でハマスつぶしを図ったが、ガザ住民の生活が困窮する中、ハマス支配は逆に強まった。「ハマス抜きの中東和平は困難」(交渉関係者)との見方も広がり、欧州連合(EU)では、アッバス議長とハマスの「和解対話」による分裂解消を優先すべきだとの意見も浮上していた。

【ガザ空爆】敵や国民欺き電撃作戦 イスラエル、周到に準備

計画は今月24日の治安閣議で最終的に承認されたが、メディアを通じて「国際的なイスラム過激派」が主議題だったと虚偽の発表をした。

【ガザ空爆】イスラエル外相、非難されるべきはハマスと強調

すでに数千人の予備役を動員したとして「すべての選択肢がある」とも述べ、ガザ地区への地上軍投入も辞さない構えを示した。同外相によると、ライス米国務長官とは27日に電話会談するなど連絡を取り合っているという。