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あらゆる体系において中核のコンセプトは形態である|3分間ドラッカー 「経営学の巨人」の名言・至言|ダイヤモンド・オンライン

 「モダンの世界観とは、17世紀前半のフランスの哲学者デカルトのものである」

 この間、心底デカルトを信奉した哲学者はほとんどいなかったとドラッカーは言う。だが、モダンと呼ばれた時代の世界観は、あくまでもデカルトのものだった。

「今日ではあらゆる体系が因果から形態へと移行した。あらゆる体系が、部分の総計ではない全体、部分の総計に等しくない全体、部分によっては識別、認識、測定、予測、移動、理解の不可能な全体というコンセプトを自らの中核に位置づけている。つまるところ、今日のあらゆる体系において中核のコンセプトは形態である」

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