確かに日本は90年代のバブル崩壊後の不況に、公共事業を中心とする景気対策を重ねてきたが、銀行の不良債権問題への対処が遅れ、97年に消費税率を引き上げるなど政策も一貫性に欠いたことで、デフレ(物価下落)の進行を許した。
反転の契機は、小泉政権下の2002年、大手金融機関に不良債権処理の徹底を迫った「金融再生プログラム」と、翌03年のりそな銀行の実質国有化だった。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090218#1234960175
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090219#1235015195