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天翔ける日本武尊(上)

天翔ける日本武尊(上)

天翔ける日本武尊(下)

天翔ける日本武尊(下)

天翔ける日本武尊(上巻) - 致知出版社の書籍情報 | 致知BOOK WEB

人間の人生というのは神と自分との合作だ。つまり、人間は天からのインスピレーションを受けてそれを形にする仕事・役割を担っているのだ

「文学は物言わぬ神の意思に言葉を与えることである」。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090129#1233208837
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20081027#1225065472
受け継ぐべき命の灯  〜修養団常務理事 中山靖雄さん〜

「いよいよ決意したね。おめでとう。今度の仕事は何も心配しなくてもいいよ。あんさんは空っぽになって、天に預けてしまえば、多くの導きが始まる。いろんな方に引き合わされ、いろんなことを教えられ、あの時のヤマトタケルの気持ちはこうだったのかと見えてくるはずや。だから心をオープンにして、天のメッセージを受けるんだよ」

「お前の甘さがタケルに反映してぐれているのだ。タケルが立ち直れるのは、唯一死に直面し、それを乗り越えた時だ。息子を死地に赴かせるような命令は、お前自身が死ぬ気でなければ出せない。息子と共にお前の甘えを削ぎ落とせ。お前自身が死を賭けて戦わなければ、あの子は立ち直ることはできないぞ」

参拝中に天からいただいた歌の中に、

雨風を受けて根を張る草々の種に秘めたる花の確かさ

 というのがあります。この生はすべて親の恩に集約されるというのです。それが日本の精神であり、その恩に報いていくために、先人はその時、その場、その名の通りの人、つまり天から与えられた役割に徹すべく真剣な生き方を心ががけてこられたように思います。

人生における出来事は人間の眼には、いいこととか悪いこととかに見えますが、そうではなく、すべて上手く進んでいるんだと感謝して受け入れ、努力した時、すべては好転していくのだと思います。喜び、燃えて生きている大人の姿を見た時、子どもたちは安心して、もう迷わず、お父さんのようなああいう生き方をしたいと思うのではないでしょうか。その時、命の炎が継承され、新しい世代が育っていくのだと思います。

「その名の通りの人」というのは、子供に名前をつけることを「命名」というでしょ。
その「命」は「絶対」という意味なんです。
「みこと」に「尊」を当てたり「命」を当てたりするけど、このように「自分自身に徹する人が尊い」ということを表しているのです。