2009-06-16 ■ 法律 法律 【風を読む】論説委員・松村雅之 裁判員制で検察も変革 再審開始決定前の段階で、検察当局の幹部が、謝罪することなどかつての検察では、考えられなかった。検察にも意識の大変革が起きているとみたい。 しかし、科学への過信は禁物である。事件捜査は自白に頼らず、地道な捜査によって証拠を可能な限り収集することが、いかに大事かを足利事件でも教えられた。