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歌舞伎に現代劇、坂東三津五郎自在 「技芸1ミリでも伸ばしたい」

「歌舞伎役者は毎月昼夜9時間の芝居を4日間のけいこで仕上げるプロ集団。それは様式と個々の蓄積があるからできること。一方、2時間の芝居を1カ月かけてつくり上げる現代劇はまったく別の体験です」

「どうも僕の場合、芝居に求道的に向き合ってしまう」

「歌舞伎は『ここで95点をとろう』という計算ができるが、現代劇は無心でやるしかない。表現の引き出しになかったものを見つけることで、己の演技の『調味料』を増やし、技芸を1ミリでも伸ばしたい」